2009/05/30

ラジオカセットを現代の技術でつくるとこんな感じ?

 その昔、今から30年ぐらい前、ラジオカセットという家電があった。名前の通り、ラジオの受信機と、録音再生可能なカセットレコーダーを組み合わせた製品だ。ラジオ番組の録音が単体でできたのは、それはそれで革命的なことではあった。

 で、さっきAmazon.co.jpで見つけたのが下記の製品。

 ICレコーダーとラジオ受信機を組み合わせたものだ。同種の製品としてはオリンパスのものがあったが、いずれも製品ジャンルとしてはマイナーなものだろう。でも複数メーカーから登場しているということは、それなりの市場があるのかもしれない。いずれにせよ、たとえばラジオの語学講座などで勉強している人にはこれはかなり便利なのではないか。iPodでPodcastingを聞くような使い方を、ラジオでも出来るようにしたと言えばそれまでだが、ありそうでなかったこの種の製品、私自身が個人的に使うシーンを想定しにくいが、何となく使ってみたいような気もするのだ。

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2009/05/11

手帳にデジタルなものを融合させるカンタンなアイデア

 表題の件、なかなか大げさに思えるけれど、実際はやっている人も多いであろうアイデアを確認の意味で書いておきます。

 これは要するに、パソコン上のデータをプリントして貼り付ける/挟むことですね。デジタルカメラで撮影した写真、またはExcelの表、テキストファイルなどを手帳にフィットするようなサイズの紙にプリントして貼り込んでしまうわけです。

 この方法はどちらかと言えば、スクラップブッキングの延長/応用のようでもありますが、ビジネスマン向けの手帳にも応用ができます。たとえば、手帳やノートを複数冊利用しているとして、自分で作った金言集などがあれば、まずパソコンに入力してからワープロソフトでレイアウトしてプリント・貼り込めば、手帳にもノートにも同じ金言集のページがカンタンに作れるわけです。ファイル自体ももちろん保存しておき、新しいノートに代替わりしたらまたプリントして貼り付けるわけです。

 この方法は、自分で撮影した画像や、入力した文言に限るものでもありません。以前紹介した地下鉄路線図の自作リフィルもWebにあるものを利用したこの方法の応用だと言えます。


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2009/05/06

紙とWebストレージ、頼れるのはどっち?

 どっちが頼れるんでしょうか?
 たとえば、紙のノートはどこにでも持ち運ぶことができて、記入も簡単だけれど、なくしたらそれっきりだ。
 そこにいくと、Web上に保存したデータは、なくすことはない。Webにアクセスして閲覧する環境があればいつでもどこからでも見られる。ただこれにも限界はあって、そのWebストレージサービスを提供する業者なりがサービスを停止したり、会社自体が無くなってしまう可能性も皆無ではないわけで、そう考えると、絶対の信頼性はないことになる。

 この件、どうなんでしょうか。結局落ち着くところは、ローカルのハードディスクだったりして。

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2009/04/10

文具が支持される理由は、パソコンの窮屈さにあるのか?

 いわゆる文房具ブームというものがあるとして、それがこんなふうにずっと続いているのが意外だとずっと思い続けてきた。

 でも、表題のように考えると腑に落ちる感じがする。
 確かにパソコンは、型にはまった作業をするのには便利だ。その一方で独特のルールや使い方の決まりがあり、それがうっとうしいときがある。

 そこにいくと、たとえばA5の方眼を前にペンを持つと、何でも自由に書いていいように思えてくる。実際には、パソコンでできることの方が幅が広いにもかかわらず、紙と筆記具の組み合わせの方が、シンプルで気楽に扱える。

 それに、パソコンだと複数のソフトを立ち上げたり、ついついWebブラウザを立ち上げたりして、気が散ってしまうこともある。

 ペンで紙にかく感覚が、開放感のある心地よさを持っているのは、近年のパソコンの普及によるのではないか。操作が煩雑で制約があり、同時に集中力を保ちにくい機械であることが、そういった複雑さを持たない紙に開放感をもたらしている最大の理由なのかもしれないのだ。

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2009/03/06

クラウドVSパソコン?

 Web2.0以来、ひさびさのヒットキーワードといえそうなのが、「クラウド」。
以下のリンクのように、概念の説明書から、できるシリーズまで出ていて、流行キーワードとしては人口に膾炙するスピードも早いようです。

 で、このクラウドとパソコン、別に対立させる必要はないし、完全に分けられるものでもないけれど、それぞれが進むべき方向は見えるような気がする。すなわち、パソコン側は、ローカルでしかできないことに特化するのだろうし、クラウドは、パソコンとかスマートフォン、ケータイなどの各種プラットフォームの垣根を越えて使えるような方向に行くのではないかと思う。で、たとえば、iPhoneはこのクラウド対応(いや厳密には対応ではないと思うけれど)にいち早く最適化されたプラットフォームではないかと思う。

↑ 両方ともクラウドなんですね。 真木クラウド、なんちゃって(失笑

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2009/02/26

airpenMiniも試せます:3/7手帳オフ

 3月7日(土)開催の手帳オフ。すでに多くの方から参加希望のメールをいただいています。そして今回は、 ぺんてるのデジタルペンairpenMiniも体験していただけます。

 私の手元にあるこのpenをパソコンとともに持っていきます。興味のある方は体験してみてください。どうぞよろしくお願いします。 開催の詳細や参加申し込みなどは、こちらのエントリーをご覧ください。 どうぞよろしくお願いします。

  

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2009/02/23

前略 高橋郁男様 朝日新聞2/23朝刊 オピニオン欄「時の肖像」について

 初めまして。舘神龍彦ともうします。
 2月23日付 朝日新聞朝刊のオピニオン欄「時の肖像」というコラムに関して、
考えたことがあり、このBlog上で書いてみたいと思います。
 なお、高橋様が論説委員を務める朝日新聞には、私も一昨年「私の視点」欄に寄稿したことがあります。

 私が気になったのは、以下の部分です。

(以下引用)

 パソコンで、奥深い漢字の世界に親しむ機会が増えるのはいいことだが、パソコンの普及には、漢字や日本語へのローマ字の関与が強まるという一面もある。
 パソコンに向かい、文章をつづる画面を開く。仮に「高い山」と書くとする。よく見かけるローマ字による入力の場合、まず指先で「takaiyama」というキーを選んで押すことになる。頭の中にある「高い山」をいったんローマ字に変えて、かなの「たかいやま」を表示させ、さらにパソコンの働きで変換して漢字かな交じり文に戻す。漢字だけではなく、かなも含めて、日本語をつづるのに、そのつどローマ字化が起こる。いわばローマ字への「脳内変換」が常に行われている。

(引用おわり)

 ここで、高橋様はパソコンでの日本語入力には、単語をまずローマ字に変換しそれをキーボードから入力する旨のことを書かれていますね。
 おそらくそういうプロセスを感じている方は少なくないと思います。

 私自身は、しかしこの説明に大きな違和感を感じました。
 私はワープロ専用機を使っていた時代も含めればもう20年ぐらいローマ字入力をしています。そしてローマ字入力を習得した直後の短い時期以外は、日本語をわざわざローマ字に変換してそれを入力しているという意識をまったく持ったことがありません。

 その理由は、タッチタイピングの有無ではないかと考えます。
 キートップを見ることなく文字入力をするタッチタイピングをすると、このローマ字化というようなプロセスはほとんど意識することがありません。単語や文章などは、どちらかと言えば、指の筋肉の連続的な動きの結果としてあらわれてくるものではないか。
 私の実感からくるこの仮説に普遍性があるかどうかの判断は慎重に行わねばなりません。しかし、高橋様がお書きになっていることを、私がまったく意識していないことは事実なのです。

 であるのなら、ご指摘のような“パソコンでの日本語入力におけるローマ字への脳内変換”は、タッチタイピング時にはあらわれないことではないかと考えます。

 なお、私は別にパソコンを万能だと言うつもりもありませんし、手書きで文字を書くことはどういうことなのかも考えております。それについては、拙著『アイデアを生むデジアナ道具術』の68ページに記しております。お手すきのときにでもご覧いただければと思います。どうぞよろしくお願いします。

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2009/02/17

FAX使ってますか?

 今回はほんとうに個人的な述懐。

 かつてはよく使ったFAXだが、今では送受信の機会が激減した。これは言うまでもなくメールが普及し、ほとんどの相手にメールで連絡が取れるようになったことが原因だ。だいたい、パソコンのキーボードで書いてそのまま送信できるメールは、タイプしたものをワープロソフトでプリントし、FAX機の挿入口に入れてからダイヤルするFAXとは便利さとスピードが格段に違うわけで、そう考えるとこうなったのは必然であることが理解できる。

 もっとも、完全にFAXの出番が無くなったわけではない。新聞に寄稿したときには、校正はFAXで送られてきた。ただそれを受信したのは、D-FAXの番号であり、ノートパソコンとデータ通信カードを使ってメールを媒介して見たわけだが。

 そう考えると、まだまだこの世の中も完全にデジタル化したわけではないと思う。送ったものに記入して返すのなら、PDFファイルでもできるわけで、このファイル形式は実はまだ認知浸透していないのかなとも思うわけだ。

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2009/01/16

ポメラとデジタルペンが両方手元にあったとして、どんな用途にどちらを使うのか

 キングジムのポメラも、ぺんてるのairpenも両方ともメモのツールだろう。これは間違いのないところだとして、両方が手元にあったらどんな用途にどちらを使うのだろうか?

 キーボードとペンは決して対立するものではなく、用途の違うのだと思う。デジタルペンで書いたイメージをパソコン側で認識するソフトはあるが、だからといって、キーボードがわりに使うものでもないと思うのだ。

 あくまで私のイメージだが、報告書や原稿、企画書などを書くときにはキーボード、日記やアイデアなど、そのままでは他人に見せない物は手書きになるのではなかろうか?このへんは、とくにデジタルペンを使っている方々に実際にきいてみたいものだ。

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2008/12/08

MVP-1に強力なライバル登場!?

 すでに多くの方がご存じだと思われるけれど、記録の意味でも書いておきます。
 デジタルペン、MVP-1に強力なライバルになり得る製品が登場しています。


 それがぺんてる株式会社のデジタルペンairpen mini

 airpen miniで気になるのが「手書きグリーティングメール」「手書きスケジュール」だ。これは購入者向けに用意されているもので、airpen専用ソフト「airpen NOTE」からWebを通じてアクセスする一種のWebアプリケーションらしい。これはちょっと試してみたい。購入者の感想などのサイトを見つけたらまたご報告します。

 

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2008/09/05

Blogがノートに書いた日記と違うのは・・・

 きょうは、私の覚書的なエントリーです。「そんなのわかりきってるよ」と思われる人もいらっしゃるかも知れません。 前書きはこれぐらいにして本文です。

 シャーペンや鉛筆でノートに日記を書くのと、Blogに書くことはよく似ていると考えている。どちらも、 書くことにさほどのランニングコストがかかるわけではない。 とくにBlogのアカウントを取るのは連絡先のメールアドレスがあれば十分だろう。また、書いたものを修正するのも簡単だし、 場合によっては全て消してしまうこともできる。それぞれの意味は違うが、“可燃性”があることも共通している。

 Blogが紙のノートに書くのと違うのは、以下の2点だろう。まず世界に対して公開されていること。非公開設定の場合をのぞけば、 Webブラウザを搭載したパソコンやケータイなどから誰でも見ることができる。コメントやトラックバックはパソコンならば簡単だろう。

 次に、過去に書いたものが全て蓄積され、更新を促すようなしくみを持っていること。紙のノートを何冊も使う場合、 散逸の可能性がゼロではない。Blogの場合は、1カ所に蓄積される。いくつも書いているような場合を除けば、 過去に書いたものを簡単に閲覧できる。キーワードでも、カテゴリーでも検索が可能だ。

 Blogには、このほかにもデジタルカメラの画像を貼り込めるとか、YouTubeの画像を引用できるとか、 デジタルかつネットに接続されているメディア(そう、メディアなんだよ!)ならではの特徴がある。こう考えると、 紙とWebは似て非なるものどころか、かなり違うものではあるのだが。

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2008/09/04

A4ニーモシネを軽くして持ち歩く方法

 方眼のレポートパッドとして人気のマルマンのニーモシネ。 各種サイズがあるが、私が使っているのはA4版だ。

 このA4版、図などを書くには便利だが、持ち運びが大変だ。内部の紙を保護するためだろう、表紙も裏表紙もそれなりに厚みがあり、 よく言えばがっちり、悪く言えばややかさばる感じがあるのだ。

 そこで最近やっているのが、次の方法。マイクロミシンの部分で数枚切り離し、A4のクリアファイルにはさんで持ち運んでいるのだ。 出先で書くのだからせいぜい5枚、多くても7枚あれば十分。紙のヨレやヨゴレはクリアファイルが防いでくれる。

 というわけで、ちょっとしたことですがこの方法、オススメします。

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2008/08/27

なぜ一情報一リフィルの原則は古いのか?

 昨日のエントリーの続きです。

 さてでは、なぜ一情報一リフィルの原則は古いのだろうか?  これはパソコンでデジタルなファイルを扱うことがあたりまえになったからだ。パソコン上では、テキストやWord、 Excelなど各種のファイルを扱うが、基本的には一つのファイルに一つのテーマに沿った情報を記して保存しているはずだ。 人によっては毎日違ったことを一つのファイルに追記して日記を付けていたりするかもしれない。 その場合も日記というテーマに沿っているわけだ。

 つまり一情報一ファイルという原則がここにある。 おそらく誰に教えられたわけでもなくその方が便利で混乱がないと誰もが思っているのではないだろうか。

 一つの情報を一つの保存単位とする原則はパソコンを使っていれば誰でも無意識に適用している。 これは保存と蓄積を紙でしていた時代以来のものだと見ることもできる。そして紙での情報保存の必要がなくなってしまえば、 同じルールをパソコン上のファイルに適用すればいいことになる。

 実際には、今も情報カードは使われているような気もするし、 私自身もリフィルや切り取り式のメモ帳にもそれなりに秩序を持たせて記入している。ただ、情報の保存手段が紙しかなかった時代の常識は、 別の保存方法が登場した現在となっては、古くなっているような気がするのだ。


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2008/08/26

一情報一リフィルの原則はもう古くなった?

 「知的生産の技術」は、情報カードを世に知らしめ、一つの情報をカード一枚という単位で管理することを初めて提唱した本として記憶されている。おそらくこのジャンルの本(そう、同書は「知的生産」というジャンルを作ったのだ!)のほとんどがこのルールを踏襲している。

 最近思うのは、特にその場限りの頭の整理のためのメモなどならば、このルールは守らなくてもいいのではということだ。蓄積したり再利用することがあらかじめわかっているのなら、たとえばシステム手帳のリフィルも1枚に1件のことしか書かないようにしたい。でも保存や再利用の必要がないのならこのルールを金科玉条のように守る必要はない。

 いやそれどころか、保存や蓄積をする場合でも、裏と表に別のことを書いてもいいと思う。

 私自身は紙の形で情報を大量に保存・蓄積はしていない。紙は一時的な記録場所であり、最終的にはそれは破棄されるか、または入力/スキャンされてデジタルデータとして保存される。

 どうせデジタルになるのなら、紙の時代のルールを守る必要はない。私が使っているフィラーノートもメモ帳も切り取り式で、カード的に使えるタイプだが、今は裏と表に全く別のことを書いていることも多い。それはほとんどの場合、保存の必要のない覚え書き的なことだからだ。もし保存する必要が出てきたら、入力する際に編集してしまえばいい。テキストとして入力できない、図のようなものなら、ドキュメントスキャナーで片面だけスキャンすればいいのだ。

 念のためにいえば、きちんと保存したいと最初からわかっているものの場合、表と裏は同じ情報に関する追記の連続となるパターンが多い。

 私はこんなふうに考えているのだが、みなさまはいかがですか?

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2008/08/12

今日からこのメモ帳を使います KOKUYO WEARABLE MEMO

 先日紹介した、コクヨのキャリーメモはそれなりに使い勝手がよかった。紙は薄く、罫も品のいいオレンジ罫の方眼で、マイクロミシンの切れ目はまあそれなりだったけれど、サイズといい書き味といい、まずまずだった。万年筆で書くと、やや字が太くなることをのぞけば、筆記具による書き味も悪くなかった。

 以前のエントリーでは、キャリーメモをずっと使うようなことを書いたと思うが、もっと別のものを使ってみようと思って見つかったのが、このメモ。ツインリングのメモ帳で、罫は裁ち落としの六ミリ罫。リング近辺にマイクロミシンの切れ目が入っている。

 これならばどんどん書いて不要なものは切り取って捨てられる。書いて残しておきたいページはそのまま切り取らずに放っておけばいい。ページを右から左へとめくってどんどん書いていき、不要なページは切り取る。残したいページを切り取らなくても、記入するときに次のページの邪魔になったりはしない。下から上にめくるタイプのメモ帳とはその点が大きく違う。

 また、ツインリングなので折り返して使うこともできる。とくに立ったままメモを取るときには快適な使い心地が想像できる。

 とまあこれは、使う前に頭で考えたことだから実際の使い勝手は、まだわからない。とくに書き味などは見当がつかないが。ちなみに、下はAmazonのリンクです。Amazonでいきなり10冊も買う人はいるんだろうか。

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2008/08/05

手書きのメモを自分あてにメールする方法

 手書きしたメモを自分宛にメールする方法がある。

 準備するのは、D-FAXの契約。 それにFAXのできる電話だ。FAXからメモを、契約したD-FAXのFAX番号に送信する。するとメールで受信ができる。D-FAXは、 送信されたFAXを画像データの添付ファイルとして、設定されたメールあてに送信する。

 こうすると、紙のメモも手軽にデジタル化できる。外出先でスキャナーが使えないときや、 誰かに手書きのメモをメールで至急送りたいときなど、この方法は役に立つだろう。

 

 

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2008/06/27

mobile meが待ち遠しい

 mobile meが待ち遠しい。

 このサービスが開始されれば、WindowsやMac、それにiPhoneなどの各種機器で共通に接するアドレス帳情報や、 カレンダーなどを簡単に同期できるようだ。

 同じ種類の情報が複数の機器にばらばらに存在することは、最新のバージョンがどれなのか、 またそれぞれ同士に差分が発生することを意味する。mobile meのサービスがもし本当にこれらの情報を一元的かつ簡単に管理できるのなら、すぐにでも使いたい。

 

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2008/06/23

ICレコーダーの時間、あってますか?

 表題の件は、まさに私の失敗である。

 ICレコーダーには、時間設定がある。記録された音声ファイルのタイムスタンプは、この時間設定をもとにきまる。 だからこの時間がきっちり合っていないと、他のファイルとの時系列関係が狂ってしまうことになる。

 一例を挙げると、パソコンもデジタルカメラもきちんと時計が合っていたのに、ICレコーダーの時間だけが、 1年前の設定になっていると、そのファイルだけものすごく古いことになるのだ。

 もしすべての機器の時間がほぼ合っていれば、たとえば取材の様子をICレコーダーで録音しながら、デジタルカメラで撮影すると、 撮影したファイルのタイムスタンプをもとに、そのときどんなやりとりをしていたのかがわかる。これは一例で、 そういう必要があるかどうかは疑問なしとしないけれど。

 ともあれ、いつ記録したのかは、とても重要だ。そのために、 ICレコーダーやデジタルカメラの時間日付の設定はきちんと合わせておきたい。そしてたまにチェックしたい。

 

 

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2008/06/03

デジタルペンMVP-1の詳細な使用感を紹介したブログ

 このBlogを見てくださっている方は、MVPenのキーワードで検索している方が多いようだ。 そんな方にぜひみていただきたいのが、こちらのBlog。 MVPenの詳細な利用レポートが9回(正確には10回)にわたって掲載されている。OCRの精度とか、 実際の使用感とかも細かく載っているようだ。私もこれから読んでみます。

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2008/05/31

コクヨのキャリーメモ

 コクヨのキャリーメモが気に入っている。とくにB7タイプ。幅はロディアのNo.12よりもやや広く、 長さは2.4センチほど長い。

 このサイズが実によく手になじむ。紙も薄手ながら腰がありしっかりしている。5mm方眼の罫線は薄いオレンジ色で控えめな印象だ。 もちろんマイクロミシン目入りで切り離すのも簡単だ。

 表紙カバーは、開くと下に折り返される。上から背面に折り返すタイプとは違って、手で押さえることを意識しなくてすむのがいい。

 惜しむらくは、この製品が1つのサイズをのぞき、すでにメーカーで生産していないらしいことだ。私個人としては、 見つけたら買い占めたいぐらいに気に入っているのだが。

↓参考までにAmazonのリンクをはっておきます。どうやら欠品らしいです。
6/2補記:小さいサイズはAmazonでも扱いがあるようです。

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2008/05/22

書き込み可能な電子ペーパー

 ワコムから書き込み可能な電子ペーパーが発表されたようだ。詳しくは、こちらを参照して欲しい。

 それにしても、電子ペーパーは当初は紙のようなディスプレイというコンセプトで登場したはずだった。 それが書き込み可能になることで、本当に紙に近づいているとも考えられる。

 これはいったいどう捉えればいいのか。またどんな可能性があるのだろうか。すぐに思いつくのは、 表示されたものと書き込まれたものをそれぞれレイヤーとタイムスタンプで管理してファイルとして保存するような管理システムだろうか。 この辺は、記事からはわからない。

 デジタルペンといい、この電子ペーパーといい、デジアナなツールがどんどん増えているように思う。 またなにか情報が入ったら紹介します。

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2008/05/21

デジアナ手帳をどうやって作るか

 このところ、ぺんてるのデジタルペンがスマートフォンに対応したり、 低価格のデジタルペンが発売になったりと、 デジタルペン関連がなにかと賑わっている。

 こうなるとにわかに現実味を帯びてくるのが、デジアナ手帳だ。拙著「システム手帳の極意」や「アイデアを生むデジアナ道具術」 でも触れたが、手書きながらWebを介してデータを蓄積するような手帳の形は、技術的にもコスト的にも十分可能になりつつある。

 問題はいくつかある。最初に思いつくのは、OCRソフトを使うかどうか、また使ったとしてどの程度日本語が認識されるかだろう。 また、手書きしたものすべてをデジタル化する必要があるのかとか、メモの手書きデータとスケジュールの手書きデータを、 どうやって保存し分けるかとかは、実際に使う上で無視できない問題として出てくるだろう。

 ともあれ、そういう可能性が開かれつつあるとは言える。そのことだけは単純に喜んでもいいのではないか。

 

 

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2008/05/20

キーボードからの日本語の入力が実はいくつもの歴史的なプロセスから成り立っている件

 拙著「アイデアを生むデジアナ道具術」(えい出版社)では、日本語で文章を書くときの特徴として、漢字が含まれていることを記した。 漢字やかな、アルファベットなどが全て含まれている。

 そして最近気になるのが、「漢字は日本語である」(新潮新書)「新潮日本語漢字事典」(新潮社)の2冊。この2冊の本では、 漢字は日本に入ってきてから独自の意味を獲得しており、もはや日本語と呼ぶべきであるという旨のことが書いてあるらしい。 いや未読なのでなんとも言えないのだが。

 もしそうなら、我々がパソコンでタイピングする日本語はとても複雑なプロセスの積み重ねの結果ということになる。 もともと中国で発祥した漢字。それを日本独自の意味で利用しながら、入力にはローマ字読みを使い、ローマ字を、 タイプライターに起源を持つQWERTYキーボードから入力しているのだから。

 ともあれまず「漢字は日本語である」から読んでみようと思う。そののちに日本語と漢字をめぐる諸説にあたってみたい。

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2008/05/19

携帯電話は、いかにして手帳になったか

 携帯電話が、手帳の機能を担いつつあることは過去の著書やこのBlogでもたびたび触れてきていることだ。 機能面で見れば以下の2つに分類される。ひとつは、情報の整理・記録・管理。もうひとつは、 行動のトリガーになるようなアプリケーションである。

 前者は、スケジュール管理機能であり、アドレス帳機能、メモ機能など。個人の予定や友人・仕事相手の連絡先などは、 携帯電話のこの種の機能で十分役立つ。かつてのPDAが備えていたデータベース的な考え方でなくてもよかったわけだ。

 後者は、スケジュール機能に付随するアラームであり、あるいはメール機能である。 Web上のスケジューラーを併用している人にとっては、内蔵Webブラウザもここに含まれるだろう。 モバイルSuicaなどの決済機能も重要な要素だ(財布機能を持つリフィルを最近見かけないのは、 この種の電子マネーの発達と無関係ではないと考える)。Webブラウズ機能はまた、手帳の便覧に相当するとも考え得る。 地図も時刻表も携帯電話から検索して閲覧できるからだ。

 携帯電話がPIM的な機能を搭載し、事実上かつてのPDAに取って代わったことは(※1)、以上のようなことからもわかる。また、 そういうものが成立・登場する前提条件として、ロータス・ オーガナイザーのようなパソコン用PIMソフトやPDAの存在なども考える必要があるだろう。

 また、携帯電話がWeb(※2)を閲覧できるように作られたことで、液晶ディスプレイが大型化・高精細化したことも、 携帯電話が手帳代わりに利用できるようになる条件としては大きかったはずだ。

 携帯電話以前のパソコン・PDA周辺の技術の歴史と、 iモードに代表される日本におけるブラウザフォンの登場という大きな2つの流れ。通話料、通信料への依存から、 ビジネスモデルを別の方向にシフトせざるを得なかった携帯電話会社の思惑。携帯電話は、これらのいくつもの要素が複雑に生成され、 絡み合った結果として、従来の手帳以上に手帳的に使われるようになっていると言えそうだ。

※1 スマートフォンを携帯電話との関係の中でどう捉えるかは、別途考える必要があるだろうが、ここでは触れない。

※2 iモード登場当初に、携帯電話で閲覧できたのはhtml準拠(パソコンのWebでも閲覧可能) ではあったがiモード用に作られたWebだけだった。

  

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2008/05/18

もし手書きのメモをすべてデジタル化したらどうなるか?

 今回は以前のエントリーの続きです。

 最近ではこのBlogでデジタルペン関連のことを取り上げる機会が何回かあった。MVP-1とか、 ぺんてるのairpenのスマートフォンへの対応とかの記事がそれだったわけだ。さてでは、 デジタルペンでなんでもメモするようになったら便利なのだろうか?

 結論から言えば、手書きしたものをすべてデジタルデータにするのは、あとあと効率が悪いのではないかと思う。

 自分の手元のメモ用紙を見てみると、おぼえがき的なことも、ほとんど一度しか使わないようなお店の電話番号もかまわず書いてある。 このかまわずなんでも書くところがメモの便利さであり、その中から大きくふくらませるアイデアなども出てくるわけだ。

 一度メモされたらそれっきりで、二度と使われない情報もある。こういうものに関していちいちデジタルデータ化していたらどうだろう。 デジタルペンのタイプにもよるが、パソコンに取り込むデータだけが多くなりはしないだろうか。確かにパソコンのデータは検索できるし、 時系列での表示もやり方はある。でも限られたディスプレイの面積で一度に表示できるデータには限りがある。

 デジタルなツールとアナログなツールが併存する現在では、なんでもアナログでやろうとするのには無理がある。 さりとてデジタル一辺倒もそれはそれで不便だ。私が「システム手帳新入門!」以来提唱し、以前のエントリーでも触れているように、 情報をアナログで振り分けるほうがいいのは、以上のような理由だと考えている。

  

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2008/05/15

神来e筆:毛筆の表現力を持つデジタルペン

 タブレット対応のペンながら、まるで毛筆の味わいをディスプレイ上で再現できるペンがあるらしい。 それが本日付の朝日新聞朝刊文化欄にも紹介されていた神来e筆(シェンライ イービー)。同記事によれば、ペンとタブレット、 ソフトで構成される。台湾で開発されたようだ。

 このBlogに詳しい説明があるのでご参考まで。 それにしても、手書きのデジタル化にはいろいろなアプローチがあるものだと感心する。

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2008/05/14

スマートフォンでもデジタルペンを:airpenNOTE POCKET

 国産のデジタルペンであるぺんてるのairpen。そのairpenがスマートフォンに対応したようだ。 「airpenNOTE POCKET」というソフトウェアがそれ。

 これを使うと、ウィルコムのW-ZERO3esなど、WindowsMobile5.0などを搭載し、 USBホスト機能を有する各種スマートフォンで、手書きしたイメージを表示、保存し、メールに添付したりできるようになるという。

 この五月下旬から試用版がダウンロードできるようになるという。airpenを使っていて、スマートフォンの対応機種も持っているユーザーには、この2つが思いがけずに連動させられるようになるわけだ。

 airpen自体は、各種デジタルペンの中でも比較的古い部類に入ると思うが、スマートフォンとの連携によって可能性が広がったと言えそうだ。


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2008/05/12

LINICOLOR #328686

 以前のエントリーにコメントいただいたhikawaさんが触れていたリニカラーですが、これですね (リンク先は信頼文具舗さんです)。

 詳細はリンク先を見ていただくとして、これはなかなかよさげですね。クレールフォンテーヌというブランドもさることながら、 あざやかなカラーといい、マイクロカットといい、ページのフォーマットといい、なかなか使えそうです。

 まあ、使えそうということは、そこに書く中身もそれなりに求められそうで、値段とは別のところで恐れ多いような感じもするんですが。

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2008/05/11

おぼえがき:手書きメモが「下書き」扱いになる理由

おぼえがき:手書きメモが「下書き」扱いになる理由
 企画書なり報告書なりをメールに添付したファイルややプリントされた書類として作成/提出するやり方が浸透して久しい現在、 手書きのメモは「下書き」的な扱いになっている。

 それは、手書きしたメモが提出に適さないこと以外にも理由がある。メモ帳やノートなどに書いたメモは、以下の点で手軽なのだ。

書き殴りができる。多少字が汚くても自分だけが判読できればよいので。
書き直しや追記が簡単。また、複雑なしくみに頼ることなく、追記されて部分がそれとわかる。最初に書いたこと、 見直したときにつけたしたことなどが、筆跡の微妙な違いや、もとの分と追記部分の位置関係などから把握できる。 レイヤー的な構造があらかじめ実装されているとも言える。
ブレーンストーミング的になんでも書いておける。ムダかどうかとか有効かどうかなどを意識することなく、 とりあえず思いついたことを記録しておける。
ざっと以上のような理由で、メモ帳やノートに書いたことがらは、下書き的な便利さ、気軽さを持っている。私が手帳やメモ、ノートなどを使うのは、この前段階の処理としての手書きの気軽さがあることも大きいと感じている。

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2008/05/10

手書きもすべてデジタルにする必要はないかも

 先日のエントリーでも紹介した、デジタルペン。そのメリットはペンで書いた軌跡がデジタルデータ化されることだ。

 さてでは、ペンで書いたもの全部が保存に値するのだろうか。これは人にもよるし、それこそケースバイケースだと思う。 私見を述べておくと、全てではなくてもいいと思う。だいたいメモをあとから見返したとき、それがどんな意味なのか、 わからなくなっていることもある。アイデアとしての賞味期限が切れていたり、 その場ではいいと思ってもあとから見直すと駄目なケースも多々ある。

 そういうアイデアの吟味の時間としてメモを一定期間取っておくことには意味がある。 でもいきなりデジタル化してもいたずらに見るべきデータが増えるだけで、メリットは多くないと思うのだが。

 紙に書いたメモは一定期間とっておき、見直しの時間を持ってから取捨選択する。 不要なものは文字通り丸めてゴミ箱に捨ててしまえばいいし、そうでないものはデジタル化するなり、企画書にまとめるなり、 誰かにメールするなりすればいい。少なくともこういうプロセスをとれることが、紙とデジタルツールを併用するメリットの一つだと考えている。

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2008/05/09

コダック ScanMate i1120スキャナー

 コダックからドキュメントスキャナーが発売されている。同社の製品紹介ページはこちら。 すでに三月頃には発売になっていたようだ。

 スペック的に特筆すべき点は、パターンの読み取りイメージが2パターン同時、すなわちカラーと白黒、 カラーとグレースケールなどでも大丈夫な「デュアルストリーム」機能や、傾き修正、枠消しなどをスキャナー側で自動的に行う 「パーフェクトページ」機能だろうか。

 このジャンルの製品としては、ScanSnap(富士通)をはじめ、キヤノン、コクヨの製品がある。 ひょっとしたらまだまだ知らない製品もあるかもしれない。そういうものが見つかり次第また紹介します。

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2008/05/08

デジタルペンMVP-1

MVPenが、気になっている。

 1万円強の価格ながら、デジタルペンに求められるものが全て装備されている。使ってみなければ認識精度などはわからないが、OCRソフトも同梱されるし、ペン部分のリフィルは4c互換のものが使えるらしい。

 特別な用紙も必要ないし、USB接続で利用できるのも使い勝手がいい。WindowsXP/Vistaに対応し、とくに後者では、ペンタブレット機能が利用できる。Word形式でのエクスポートにも対応しているのでなにかと便利だ。

 これは手書きツールの決定版的な存在ではないだろうか。入手した場合はレポートします。

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2008/05/02

情報はアナログでふるいにかけなさい

 情報はアナログでふるいにかけるのがいい。

 要するに、1.まずメモ帳などに記入2.ある程度蓄積してから保存か破棄かを選択 3.文字だけならテキストファイルとして保存。 またはそこから企画書などに発展させていく。 4.図やイラストなどを含むものならドキュメントスキャナーなどでスキャン、 紙自体は破棄する。

 こうすると、アナログ(≒紙)の時点で取捨選択ができる。ある程度時間がたってから保存か破棄かを決める。 最初からデジタルデータだとどうしてもデータ自体が溜まってしまう。そのわりにデータ自体が生かされる機会は少ない。 だから捨てやすい紙の時点で、捨てるか保存するかを決めてしまう。さらに企画書に起こしたり、 誰かにメールで提案したりと言った段階に間をおかずに持ち込んでしまう。

 手書きのメモもこういう後処理の方法を想定しておくだけで生かされる機会が増えると思う。

 今回のタイトルは売れてる本を意識してみました。 

 

 

 

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2008/04/24

パソコンは毎日微細なバージョンアップに見舞われている

 手帳をバージョンアップするのは簡単で、システム手帳なら新しいリフィル(自作でも市販でも) を挟むだけでなにやら新しい機能を獲得したような気になるし、そのリフィルが使いこなされれば、事実上バージョンアップではある。というか、 この場合はパワーアップかな。

 で、本題に入ると、パソコンは、今や常時接続している外部=Webの世界によって、表題の事態になっている。 ネットサーフィンとその結果のダウンロード、あるいは新しいWebツールへのサインアップ、 新しいコミュニティの発見とそこへの参加などによって、パソコンはハードウェアとしてはその外見が変わることはほぼないけれど、 ソフトウェア、いや作業マシン、情報の棚、コミュニティへの入り口としては日々微細なバージョンアップに見舞われているのだ。

 OSやビジネス用ソフトは、数年に一回大きなバージョンアップがある。そして、我々が実態として使っているパソコンには、 事実上の微細なバージョンアップが日々行われている。それはバージョンアップをしている我々ユーザーもどんどん忘れていってしまうような、 そんな寄せては返すようなWaveのようなバイブレーションのようなものなのだろう。 こういう現実を整理するSP1(2とか3とかも)が欲しい

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2008/04/22

メールがメモ帳でもあり、ToDoリストでもあり、Webキャプチャーツールでもあり、とどのつまりはいつの間にか、他者とのやりとりツール以外のなにかになっている件

 表題の内容が今回のエントリーの全てなんですが、要するに現時点におけるメールってのは、別に誰かとやりとりするためだけではなく、 というかそれどころではなく、稚拙な表現で申し訳ないけれど、情報集約ツールになっているんですね。

 タイトル以外のことで言えば、私はGoogleアラートというサービスを使っている。 これは指定したキーワードがWeb上に現れたらそれをメールで知らせてくれるサービスだ。これなどコミュニケーションではなく、 完全に情報収集のツールとしてメールが使われている例だ。

 数年前まではメールの使い方と言えば、「タイトルに結論をいれる」「数行おきに改行を入れる」 などのマナー的な事柄がほとんどだった。でも今は、メールというツールの幅や機能があまりにも広がりすぎてしまっている。

 この種の事柄も、これからこのBlogでたびたびとりあげて整理していきます。

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2008/04/19

紙とデジタルの本質的な違い:「紙はめくれるけれどデータはめくれない」ことには、どんな意味があるか

 表題の件だが、ここにはどんな意味があるのだろう。

「アイデアを生むデジアナ道具術」でも書いたことだが、紙もデジタルデータも、大切なのはそこに書かれた情報であるはずだ。 逆に言えば、文章や単語、図などが読めれば、紙だろうがパソコンのディスプレイ上のことだろうが、大差はないはずだ。

 だがしかし、紙だとまだ何となく信頼できる感じがあるのは、それが直接手に触れられるからではないか。もっというと、紙の質感とか、 見た目、手で触った感じなどからも、我々は情報を受け取り、五感に訴えるこれらのことと、 そこに書いてあることとをあわせて情報として受け取っているのではなかろうか。

 同じデジタルデータでも、たとえばケータイとパソコンの画面では感じ方に違いはあるだろうが、 その違いはノートやカードほど多種多様ではない印象がある。 この質感的なことも含めて紙に少しでも近づこうとしているのが電子ペーパーなのだろうが。

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2008/04/18

使いかけのメモ帳の整理:順番をつけて使っていく

 ひょっとして、小型のメモやノートが、それぞれ使いかけのまま放置されていませんか?

 この種の文具は、価格も手ごろだしどうしてもいろいろ試してみたくなる。だからこういうことも発生しがちだと思うけれど、 この状態はいろいろよろしくない。だいたい、どこに何を書いたのかわからなくなる。ひょっとしていいアイデアが死蔵されたままになる可能性もある。

 そこで考えたい。使いかけのメモやノートは順番を付けてひとつずつ使い切っていくのだ。こうでもしないと、 いつまで経っても何種類ものノートが併存することになる。それって実はストレスだ。だって、 なにか思いついたときもどれにメモすればいいかわからないし、迷っている間にアイデアの核心をふっと忘れてしまうかもしれないからだ。

 全部使う自信がなければ、思い切って誰かにあげるか捨ててしまうかしてしまおう。

私もちょっとやってみます。

 

 

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2008/04/17

ドキュメントスキャナー活用:宅配便の伝票をスキャンしてメールで送る

 Snansnapをはじめとしたドキュメントスキャナーの活用法をひとつ。

 宅配便を発送したら控えの伝票をスキャンしてPDFファイルにする。そして、送り先にもメールで送っておくのだ。 こうすることでメールソフト(またはWebメールの送信フォルダ)には、伝票の控えのPDFファイルが残る。また、 先方には伝票のイメージが届く。

 よく知られているように、宅配便の業者はそのほとんどが伝票番号さえわかれば荷物の追跡ができる。 このとき大切なのは業者名と伝票番号なわけだが、伝票のPDFファイルを送れば、勘違いや入力間違い、タイプミスなどによる、 業者名と番号の間違いを避けられるわけだ(もっともメールを受信した側に、アクロバットリーダーがなければPDFファイルを読めないが)。

 というわけで、今日は私も実践してみたワザの紹介でした。

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2008/04/16

スキャンのために本を解体すべきか

 ドキュメントスキャナーの便利さについては、このBlogでも、また「アイデアを生むデジアナ道具術」でも、何回も語ってきた。

 そこで今回は、本をスキャンするのに解体すべきかどうかについて考えてみたい。

 結論から言えば、本の内容の保存が目的ならば解体=ページをばらばらにしてもいいと思う。とくにマンガ雑誌のような、 初掲載時の内容を取っておきたい場合は、本を解体してドキュメントスキャナーで取り込むのにはメリットがある。マンガ雑誌はとくにかさばり、 それ自体として保存しにくいことも理由のひとつだ。

 でも、活字が中心の単行本を、ばらばらにしてスキャニングするのにはあまり賛成できない。まず、 ばらばらにする時間でその本が読める。また単行本はそのままの状態のほうが保存も手軽だし、持ち歩きにも適している。

 どうしてもスキャンしてPDFファイルなどにしたい場合も、本自体を解体する必要はない。最近のフラットベッド型スキャナーには、 単行本の複数の連続したページをスキャンしてひとつのPDFファイルにするための便利な機能もある。一例を挙げれば、 CanoScan LiDE90はそういうモードを持ったスキャナーのひとつだ。

 フラットベッド型スキャナーで単行本をスキャンする方法については、別の機会に説明したい。

 

 

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2008/04/13

“書く行為”のキラーアプリとしてのマインドマップ

 iMindmap日本語版がしばらく前に登場し、パソコンでマインドマップを書く(作る)ための選択肢は広がっている。 フリーウェア、シェアウェアも含めればマインドマップ用のソフトは何種類もあって、好きなものが選べるようになっている。 とここまでは今回の枕。

 今回のエントリーで考えたいのは、表題の件だ。ここ数年は文房具というジャンルがブーム的な熱を持っており、 文具好きを標榜する人の数も多くなってきた感じがある。

 ただしかし、それまで紙とペンでやっていたような文書作成、書類作成は、現在ではすっかりパソコンに取って代わられている。 趣味的な/非公式的な/私的な場面で、ペンと紙を使ってやる作業は、手紙を書くか、メモを取るか、 あるいは手帳にスケジュールを記入するなどが主だったわけだ。

 マインドマップは、そういうペンと紙でなにかをアウトプットするという行為にうってつけの「表現形式」 (←という表現でも説明し切れていない感じがあるが)ではないだろうか。紙とペンを使い、カラフルな色を使い、キレイに書いていく。 それは読んだ本の内容のまとめとか感想とか、あるいはそれ以外とかいろいろなのだろうが、いずれにせよ、 紙とペンでなにかを書く楽しさを十分に感じさせてくれる行為ではないだろうか。

 とくに、絵ほど絵心が要求されず、単なる文章のように、考えを主語と述語が対応するひとつの文として固定する必要もない点は、 ペンと紙を使ってやる作業としては、異例に楽しいのかもしれない。

 

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2008/04/12

「Rolbahn」入手

 本日も文房具ネタです。

 ネットサーフィンをしていてひょんなことからその名を知ったのが「Rolbahn」。 デルフォニクスというメーカーのツインリングのノートだ。このRolbahn、ゴムバンドで留められた外観から、 モールスキンの類似品みたいに思われている節もあるようだが、決してそんなことはない。いくつもの美点を備えたノートだと思う。 RIMG0444

 まず、紙が薄い黄色で目に優しいこと。次に方眼の罫が控えめなグレーでしかも点線であること。そして、 なんといってもミシン目が入っており、簡単に切り離せることだ。

 サイズが不定形なのがちょっと残念だが、それは上記の美点があれば甘受できる範囲のことだ。

 使いかけのノートがいろいろあるので、いつ使いはじめるかわからないが、使ったら感想を報告します。

 ちなみに購入したのは、こちらのお店です。DVC00025

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2008/03/23

手帳スイートを再定義する

 「手帳進化論」でも触れた手帳スイートについて、もういちど考えておく。

 手帳スイートは、手帳を中心とした各種ツール群に、それぞれ目的を持たせ、それを一つのまとまりとしてとらえた考え方である。

 一例を挙げれば、スケジュールの管理は手帳、メモはメモ帳や小型ノート、プランニングはパソコンの特定ソフト (ガントチャート作成ソフトなど)、ToDo管理はWebツールという具合に、目的に応じて複数のツールを使うことを想定している。

 念のために言えば、すべてを手帳でやってもいいし、人によって手帳スイートの構成は異なる。要は目的がありそれに対応した、 その人にとっての最適なツール/機器(=手段)があるということだ。

 この手帳スイートはたまたま、私が提唱している言葉だが、その実態とか使い分けの考え方などは、 手帳を使っている多くのかたが実践していることだとも思う。

 別にどこかから発売されているわけではないし、今のところ商標登録もされてはいないと思う。念のため。

 

 

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2008/03/21

新潮45別冊「このメモ帳でやせる」

 昨年末あたりから話題の岡田斗司夫氏の「いつまでもデブと思うなよ」。 そのノウハウを著者自らが監修して作ったのが新潮45別冊のこのメモ帳。 新聞広告、車内吊り広告などですでにご存じの方も多いと思うがいちおう紹介(とこのBlogに記録)しておきます。

 このダイエット法のキモは、やはり書く習慣をつけることなんでしょうね。「食べる」と「書く」 という2つの行為をメモ帳上に統合して記録し、食行動の軌跡が、自らの意識を変えるきっかけになるのは、 手帳とも一脈通じるところではありますよね。

 私も書店で買ってみようと思っています。

 

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2008/03/18

LUNARRの本質はなにか?

  以前のエントリーでも紹介した、LUNARRですが、使ってみた感じはいかがでしょうか。なにぶん、 この種のWebツールのご多分に漏れず、公開≒ベータテストというニュアンスが含まれており、公開して使ってもらうことでサービスとしてのニーズ、方向性をつかんでいくであろうことは想像に難くありません。

 以前のエントリーでの呼びかけで招待したのはお二人です。うち一人の方は、「単なるWebメール」という印象だとのことでした。 人によってツールに求めるものは違うので、いろいろな意見があると思います。

 私自身は、チーム間で文書を共有しつつ、コンセンサスを作っていくのに便利かなあと思っています。ただ、 この種のツールを使うことに積極的な方がまわりにはあまりいないために、そのテストに至っていないわけですが。

 というわけで、LUNARR、バリバリ使っている、不満があるなど、感想などある方は教えてください。どうぞよろしくお願いします。

 

 

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2008/03/17

文具と文明 その2

 (昨日の続きです)

 文具と文明にはそれなりに密接な関係がありそうだ。そしてパソコンを文具と見なすのなら、これほど革命的な文具はないだろう。

 ノートやペンを使えば、考えたことを書き留める=記録することはできる。 これを広く世の中に出すために有効だったのがグーテンベルグの印刷術だったわけだが、インターネットに接続されたパソコンは、 印刷術などをことさら意識しなくても、広く世の中に自分の考えを問うことができるしくみを持っている。 そのひとつがBlogであることはいうまでもない。

 さてでは、グーテンベルグの印刷術はどういうルーツや本来の目的があり、そういった観点からBlogを見直すとどう見えるのか。

 それはこれから調べて考えます。

 

 

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2008/03/16

文具と文明

 このところ考えているのが、“文具と文明”というテーマだ。

 文具王、高畑正幸氏はその著書「究極の文房具カタログ」の前書きで、アルファベットの文化圏のペンと、漢字の文化圏のペンを、 スケート靴とバスケットシューズのような違いがあると記していた。これは今も心に残っているのだが、要するに文化や社会のあり方によって、 同じような文具が売られていても、そこに求められるものは異なるわけだ。

 また私自身も「手帳進化論」の中で、手帳ブームは日本社会の変遷の結果として生まれたことであることを記したし、 「アイデアを生むデジアナ道具術」では、“penは文明のpenisである”として、ミームとの関連でpenを論じたりもしている。

 こういう関心の延長線上で興味があるテーマは漢字だ。かなや数字、それにアルファベットまで含む今の日本語の中で、 漢字は文具のあり方にどういう影響を与えてきたのか。同時に、墨とか硯といった、古来の文具は今の文具のどこにその名残を残しているのか。

 私は今後は上記のようなことも、関心を持ち調べていきたい。

   

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2008/03/15

携帯電話機種変更の本当のコストとは?

 昨日、大雨の中をドコモショップに行き、携帯電話の機種変更をした。筆者の携帯はFOMAである。だから正確には機種変更ではなく、 買い増しだ。

 今回の買い増しの目的は、バリュープランと呼ばれる新しい料金プランへの切り替え、それに最新機種を手に入れること。 詳しくはドコモのWebページを見て欲しいが、905/705を対象とした料金プランだと、 月額利用料と新しい端末の代金の分割支払額の合計が、従来の月額利用料とあまり変わらない。ならば、905/705に機種変更して、 最新機種の各種機能を試したほうがトクだという判断だ。

 この機種変更のコストというのは、実はドコモに払う金額以外のところにあると思っている。 古い端末から新しい端末へのデータの移し替えがそれだ。ブックマークとかアドレス帳、それに登録した単語などの移し替えにかかる手間は、 お金だけではどうにもならないコストと思えるのだ。

 またせっかく新しくしたのだから新しい機能も使ってみたい。今度の機種はワンセグとか録画機能まである。それを使うためには、 マイクロSDカードの購入が必要になるわけでそれもまた手間ではあるのだが。 

 幸か不幸か今日は雨なので、一日じっくりやろうと思っています。 

 

 

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2008/03/14

不言実行と有言実行の間

 目標や夢を手帳に書くってのは、いってみれば不言実行と有言実行のいいとこどりなんじゃないか。

 不言実行は、思っていること考えていることを胸に秘めて誰にもどこにもオープンにすることなく、やろうとすることだ。 誰にもオープンにしていないから、失敗しようがやらずに済まそうが恥をかくことはない。あれこれ言っていない潔さもある。

 有言実行は、「やる」とまわりに公言してからやること。物事の完了・成功をまわりに宣言している状態の中でやるのは、 そのプレッシャーを追い風とできればいいけれど、押しつぶされて失敗し、口先野郎とそしられる可能性もはらむ。

 でもって、手帳に書くってのはさ、このちょうど中間だと思うわけ。不言実行のように誰も知らないけれど、やるってこと自体は、 紙に書かれたことで客観化されている。でも第三者はそのことを知らない。いわば自分との約束だよね。だから夢、 まで大げさじゃなくても目標やノルマでも紙に書いた事柄が出来なかったときは、何よりも自分が悔しい。自分で自分のことをみっともない、 かっこわるいと思う。

 でも、紙に書いたことを達成できたらその充実感は、まわりに公言してやったときより実は大きいのではないか。 だから目標を紙に書いて達成を誓うのは、不言実行のような、形にしていないけれど誰も知らないパターンと、有言実行のような、 周りが知っている=客観化されたパターンのいいところを併せ持っていると言えるのではないか。

 ※ この件も、コメントなりでツッコミお願いします。

 

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2008/03/12

メールでFAXを受信する方法

 文書をやりとりする方法といえば、今ではメールがもっとも一般的になってしまった。 それでもFAXを送受信する場面が全くなくなったわけではない。送信には、FAXモデムを使うとして受信はどうすればいいか。

 ひとつの回答がYOZANの以下のサービスだろう。最初に初期費用を支払えば、受信側にはコストはかからない。 FAXは画像として送られてくるが、PDFファイルとして受信することもオプションで可能だ。020ではじまる専用の番号が与えられ、 同時にFAX着信を知らせる小型のユニットが貸与される。詳細は以下のURLで確認して欲しい。

http://www.yozan.co.jp/yozan_test/multicast/d_fax.html 

  このサービスにもし難点があるとすれば、しばらく利用しないと契約が解除になることだ。もちろん、 事前に通告はあるから、そのときには自分の番号にどこかからFAXを送ればいい。FAXの利用頻度は低くなっているから、 なかなか気がつきにくいことではあるが。

 ともあれ、これを使えば、ノートパソコンなどで外出先でもFAXを受信できる。使ってみるとそれなりに便利だ。 もしFAXをメールで受け取りたいと考えているのなら、選択肢のひとつとして検討する価値はあると思う。 

 

 

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2008/03/10

'07年11月22日付け朝日新聞「私の視点」

 表題の新聞に寄稿した原稿を以下に転載します。改行位置や、一行あたりの文字数は新聞掲載時とは違います。またひょっとしたら、 文言の一部が掲載時と異なっているかも知れません。

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朝日新聞 私の視点
◆手帳選び オーダー感覚 有名人に学ぼう

 今、文具店や書店に行くと、色とりどりの手帳が山積みになっている。とくに目につくのが、有名人の名前を冠したタイプだ。 社長や文化人がプロデュースした一連の商品は、その知名度や華やかさに手に取ってしまう。だが購入前によく考えよう。 それらは自分にとって本当に使いやすいのだろうか。


 “有名人手帳”の登場は実はここ十数年のことだ。それ以前は、会社から支給された社名入りの年玉手帳が主流だった。 業務関連の便覧や社是を含む社名入り手帳のルーツは明治時代だ。すなわち旧大蔵省の「懐中日記」と、旧日本軍の「軍隊手帳」だ。
 前者には、郵便料金一覧や年齢早見表など現在も市販の手帳に含まれている便覧の原型がすでに確立していた。


 後者には軍人の行動規範を規定した「軍人勅諭」が含まれていた。天皇が軍隊の統治権を持ち、軍人として忠節、武勇、 礼儀などの五つの徳目とその実行を説いたものだった。 年玉手帳はこれらふたつの手帳から便覧と行動規範を引き継いで作られたものだ。 現在も残るこの種の手帳に、会社の行動規範や仕事上に必要な便覧などが含まれているのは、明治時代の手帳の伝統を踏襲したものだ。


 すっかり定着していた年玉手帳に異変が起こるのは90年代である。いわゆる平成不況で企業に経費削減が求められると、 年玉手帳も支給される会社が減少してきた。手帳は会社で配られるものから、自分で買うものになったのだ。


 同じ時期、戦後日本の雇用慣習とされてきた終身雇用制の崩壊がはじまる。雇用が保障されなくなったために、 ビジネスマンは時間という資源の有限性を意識せざるを得なくなった。手帳はそれを有効に生かすツールとして見直されたのだ。
 有名人プロデュースの手帳はちょうどその頃に登場。他の市販の手帳とともに年玉手帳の減少で生まれた手帳へのニーズに、 応えることになったのだ。


 有名人の手帳の中身は良くも悪くも個性的だ。彼らは長年、市販の手帳を何種類も使い、ぴったりのものがないから自分で作り上げてしまった。 服で言えばフルオーダーのスーツである。
 これらは、彼等自身にはぴったりにできていて使いやすい。逆に言えば決して万人向けではない。手帳と一緒に並べられた専用の解説書も、 彼等の時間管理術を知るには役立つが、「この手帳を使えば有名人のようになれますよ」と誘うイメージ商品の側面もある。 さて、 ではどうやって手帳を選ぶか。それには、働くスタイルや記入欄の大きさ、デザインなどを冷静に見極めることだ。


 こういうことは、有名人の手帳解説書には書いていない。まず自分が求めているものを知り、それに一番近いものを選ぶ。 自動車や洋服の購入時には自覚しているこういう心構えを手帳を買うときにも忘れるべきではない。
 市販のものに飽き足らなければ、工夫し改良しよう。パソコンが使えるなら、自分でデザインした記入ページを作るのもいい。 メモ帳や携帯電話の併用も便利だ。
 自分を知り、自分にぴったりあったサイズや記入欄の手帳を作り上げる。有名人の手帳術に学ぶべきは、まさにこの点なのである。
 ◇
(株)アスキーを経てフリーの編集者・手帳評論家。著書に「手帳進化論」(PHPビジネス新書)「システム手帳新入門!」(岩波書店) など

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2008/03/07

「アイデアを生むデジアナ道具術」に登場する本

 「アイデアを生む デジアナ道具術」には、本文中や脚注に、各種の書籍が登場する。それは発想の参考になったり、 あるいは文中でただ言及しているだけだったりと、扱いはばらばらだ。参考までに以下にその一部を挙げておく。

「発想法」(川喜田二郎 中公新書)

「インターネット白書」(インプレス)

「コンピュータの宇宙誌」(紀田順一郎・荒俣宏 ジャストシステム)

「大書源」(二玄社)

「現代日本の小説」(尾崎真理子 ちくまプリマー新書)

「利己的な遺伝子」(リチャード・ドーキンス 紀伊國屋書店)

「誰のための電子図書館」(津野海太郎 トランスアート)

  これらの書籍を参照、参考にしつつ思索しつつ「~デジアナ道具術」は書かれた。ご参考まで。 

 

 

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2008/03/06

捨てられるメモがいい

 システム手帳やメモ用紙など、いわゆる紙のメモ(≒アナログな記録手段)のいいところは、捨てられるところだ。

 デジタルな記録手段だと、ファイルが増えてもそれが物理的に場所を取ったり、すぐに目に見える形で存在を意識させられることがない。 だから捨てにくい。その結果不要なファイルがいつまでも溜まってしまう。おまけにデジタルというだけで、何となく捨てにくい。 「捨てなくても場所を取るわけじゃないしいつか使うかもしれないから取っておこう」となりがちだ。

 ところが紙のメモに対しては人は厳しい。とくにそれが手書きで、大したことが書いていなければ、容赦なくゴミ箱に直行だ。 おもしろいことが書いてあれば、パソコンに入力して企画書に仕立てようとか、プランを考えてみようとなる。

 だから、メモするのは、ノートのように綴じられたタイプではなく、ロディアとかシステム手帳などのように、 記入する紙の部分を一枚一枚切り離して利用できるタイプがいい。

 そしてどんどん書く。ある程度たまったら見直して不要なものは捨てるし、必要ならばパソコンに入力したりする。紙のメモ (≒アナログ)とパソコン(=デジタル)を併用すれば、メモをふるいにかけることができるわけだ。

  ←デジタルとアナログのメモの使い分けについて詳しく書いてあります。

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2008/03/03

手帳の現在:形態も多様化し分散し使う人によってパターンが異なる

  以前のエントリーでも少し触れたが、 手帳の本を書き、デジタルとアナログのことを考えるうちに、手帳に対する見方が変わってきた。以前の私はシステム手帳を、 パソコンが普及した時代と言う文脈の中で捉え直し(再発見し)、それゆえに解説書を2冊書いた。

 だが、もっと大きな枠組みの中で手帳を考えると違うものが見えてきた。そもそも紙の手帳だけが手帳ではなく、パソコンや携帯電話、 またWebのコンテンツのようなものすら、形を変えた手帳の一種と呼べるのではないかと考えるようになったのだ。 使っているのがシステム手帳かどうかは些細な問題でしかなく、どんな機器、 ツールを併用しそれぞれにどのような役割を持たせているのかを考える必要があると思うようになった。 人によって異なる一連のツール群と使い分けのパターンを捉えるためのキーワードが、「手帳進化論」でも触れた“手帳スイーツ”である。

 もともと、使う人が手帳に望むものは千差万別だったはずだ。そして携帯電話やWebなどの登場と普及は、 個々の人のニーズをよりきめ細かなレベルで満たすことが結果的に出来るようになりつつあると思える。

 

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2008/03/02

GoogleノートブックでWebをメモする

  このBlogをご覧の方ならばすでに使っている方も多いであろうGoogleノートブック。このツールは、 Webブラウザのブックマークや紙copiなどのキャプチャーソフトとは別の便利さを持っている。

 一例を挙げれば、Googleアカウントさえ持っていれば、誰でも簡単に利用ができることであり、 Web上にデータが保存されるから、ログインすればどのパソコンからでも見られることだ。

 Webページのメモツールとして手軽に扱える点も便利だ。ローカルにデータを保存しないし、検索も可能なようだ。 Web上の文字を範囲指定してキャプチャーする機能もある。

 思えば、Webブラウザのブックマークは、たまに更新されるようなWebページ、 それもまだBlogがなかった時代のWebページをたまに見にいくような役目のツールだったのではないか。Blogが登場し、 RSSリーダーが登場し、なによりもWebページの数が爆発的に増えてしまった現在では、まず検索しその結果を個別ページ単位で、 または部分的にクリップしていくツールのほうが現実的だし使い勝手もいい。同じことをブックマーク機能でやろうとすると、 たちまち整理がつかなくなってしまうだろう。

 そういう意味では、Googleノートブックは非常に今日的なツールだと思う。

 

 

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2008/02/28

今、そしてこれから(個人的な感慨)

 私のような無名の著者でも、何冊か本を書いてきたことでいろいろとわかってきたことがある。

 「システム手帳新入門!」を書いた当時は、システム手帳が紙をベースとしながらもパソコンによく似た部分もあり、 その一方で当時ブームになりつつあった“夢手帳”のプラットフォームにもなり得ることが新鮮な発見であり、それが時代を反映し、 登場すべくして登場したものであることにも気がついた。

 「システム手帳の極意」を書いた時点では、ちょうどPDAとスマートフォンが入れ替わるような時期でもあり、“デジタルとアナログ” ということをより大きなテーマとして書いた。同書のコラムでは、なぜPDAが終息したのかについても考察している。

 そして、「手帳進化論」では、手帳ブームを社会の変遷の中で捉え、それまでの手帳の歴史の中に位置づけることを試みた。 これは他のどんな手帳関連書もやらなかったことであるという自負がある。同時に、既刊2冊の中心となっていた、 リフィルの選び方や自作リフィルの作り方といったテクニカルな事柄は、Webやケータイなどのツールとの併用・活用という内容になった。

 これら手帳関連書の延長線上にあるのが「アイデアを生む デジアナ道具術」である。「システム手帳新入門!」 を書いた時点では意識していなかった、デジタルとアナログの使い分け、棲み分けが明確なテーマとして現れた本だ。

 ここまで考えてこられたのも、メールやメッセージ、それにこのブログへのコメントなど、みなさまの声援のおかげです。 ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。

 

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2008/02/19

EeePCはスマートフォンのライバル?

 いろいろなBlogで話題になっているEeePCのライバルは、スマートフォンではないだろうか。

 フルキーボードを装備し、Windows系のOSを搭載して、ネット接続が簡単かつ快適にできる。このふたつのプラットフォームは、 実によく似ている。そしてそうでありながら、運用の簡単さやカスタマイズの自由度などではEeePCのほうが上回っているのではないか。 なにより、こなれたWindowsXPであり、デスクトップパソコンのそれと比較しても、さほど違和感のない配列のキーボードの存在や、 標準で無線LAN接続機能を持っていること、なによりもネット上の各種リソース(Gmailを初めとする各種Webメール、YouTube、 各種Webストレージetc)を、ほぼ標準の状態で利用できるのは、心強い。

 でありながら、価格も決して高くない。ランニングコストも、ケータイのような月額利用料がないぶん安い。 しかもパソコン用の周辺機器が利用できる。

 液晶の縦横比やバッテリー持続時間など、あらを探せばきりがない。それでもこれほど可能性を感じさせる“パソコン”は、 本当に久しぶりだ。これは私の実感である。

 

 

 

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2008/02/18

書くことはアクションでありシミュレーション

 今回は自分のおぼえがきです。

 何らかのプランややりたいことなどをメモすることは、シミュレーションであると同時にアクションでもある。プランそのものについて、 状況や条件、実行の時期などに関して、紙の上で予行演習をしている。であると同時に、ペンを持って書くこと自体がアクションでもある。

 ※ 今回のエントリーは別に手帳術でもメモ術でもありません。ただ、この舘神Blogは、私にとって著作のおぼえがきや、 ラフスケッチ的な意味もある(=メモ帳的な存在でもある)ので書いておきます。

 

 

 

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2008/02/15

「デジアナ道具術」で紹介されているアイテム

  「アイデアを生む デジアナ道具術」では、デジタル、アナログ双方のアイテムにどのような特徴があり、 どんな場面にどのアイテムを使えばいいのかを考察しています。また、同時に各種アイテムを逐一紹介しています。表紙のオビには、 一例として

アナログのツール:システム手帳 メモリフィル 情報カード ロディア/メモパッド 綴じノート マルチペン ふせん

デジタルのツール: アウトラインプロセッサー エディター Web/Webツール オンラインストレージ PDFファイル スキャナー 日本語入力プログラム ケータイ

などの名前が挙がっているわけですが、これはあくまでツールの種別を並べているだけです。そして本文では、 より具体的なアイテムをメーカー名、品名に至るまでまで出しています。

 そして、これらの一部を紹介してくださっているBlogを見つけました。それが、こちらです。kurusakiの日記さん、ありがとうございました。  

 

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2008/02/14

擬体に神経接続するデバイス:「デジアナ道具術」をBlogでご紹介いただきました

 スマートフォンW-ZERO3のユーザー関連の記事もあり、ビジネス書の書評も多く書かれているブログ「less than zero」 さんで「アイデアを生むデジアナ道具術」 を取り上げていただきました。こちらの記事です。

 こちらのBlogでは、過去にもたびたび私の著作を取り上げていただいております(ありがとうございます)。 何よりうれしかったのが、私がこの本で言いたかったことを、「アナログに固執するな、デジタルに引きずられるな」 という形で捉えていただいたことです。また、PDA/スマートフォンに関する考察もおもしろがっていただけたようです。以下の部分です。

特に面白かったのは、 「新たな身体器官としてのPDA」というところだ。あの攻殻機動隊にも触れながら、このネットワーク時代におけるPDA(スマートフォン) の意味をうまく表現していると思う。

私も2年前にW-ZERO3の初代機を手に入れたとき、常にネットワークにつながる未来(私にとっては攻殻機動隊もそうだが、 それよりもウィリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』で出てきた端末、オノ・センダイだったが)が実現したかのように感じたものだ。

 文具を扱った本は世の中にあまたあります。デジタルガジェットをテーマにした本も枚挙にいとまがありません。そして、 もしそれらの本と私の「デジアナ道具術」が違う点があるとしたら、こういう私なりの考察があるところだと思います。 個々のアイテムの歴史やうんちくなどでは、私は他の著者にかなわないかもしれません。ただ、 現存する機器について他の事柄との関係の中で仮説を述べることをずっとやっていきたいと思っています。そして、「less than zero」 さんにはその点をおもしろがっていただいているのが私にはとてもうれしかったです。

 同書にはこのほかにも「ペンは文明のペニスである」というコラムを書きました。 これもまた他の文具の本には決して書かれることのない種類の文章だと思います。念のために言えば、 このコラムは単なるフロイト的な比喩にとどまるものではありません。キーワードはミームです。

 というわけで、「less than zero」さん、ありがとうございました。

 

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2008/02/13

紙→PDF→紙/ノートをパソコンでバックアップする

 紙とPDFファイルの双方を使って、アイデアや考え、プランなどをまとめるようなやり方に可能性があるのではないだろうか。 すなわち、ノートPCなどを持っていない出先では、紙にペンでアイデアを書く。そののち、スキャナーでPDF化して、 ディスプレイ上でコメントを付ける。それをさらに印刷して、紙上にコメントを付ける。こういう繰り返しだ。

 紙とペンの気軽さは捨てがたい。パソコンのファイルは保存や検索に向いている。上記の方法なら、 アナログとデジタルのいいとこ取りができると思うのだが。  また、いったんPDF化しておけばそれはノートのバックアップにもなる。散逸しがちなノートの情報がパソコンの中にデジタルデータとしてバックアップされる安心感は、一度やったら実感できるはずだ。

 ←スキャナーと相性のいいノートやメモも具体的な品名まで掲載しています。

 

 

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2008/02/12

Googleは超文房具!?

 Googleについて、いまさらながら自分のメモがわりに記しておきたい。Googleって何と聞かれれば、 一般的な定義/一般的な答えは、「検索エンジン」となる。だが実際にはそれはメール(Gmail)だったり、デスクトップ検索だったり、 Web表示履歴だったり、Docs&Spreadsheetだったりする。

 一昔前なら検索エンジンと言えば、“Web上のコンテンツを効率よく見つけるための道具”だった。そしてYahoo!に対してなら、 この定義は今でも充分当てはまるだろう。AllAboutのような知識集積型のサイトもそれに近い。

 だがGoogleをユーザーがどんな風に使っているかを考えてみるとき、それは単に“ググる”だけにとどまらない、 上記のような幅の広い利用実態があるように思える。

 ひとつの見方として言えば、Googleはそれ自体がペンでありノートであり、地図帳であり、書庫であるような、“超文房具” のような存在ではないかと思う。

 

 

 

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2008/02/09

ありがとうございました:「手書きにこだわりのある方求む!」

 先日のエントリーで募集させていただいた手書きにこだわりのある方ですが、 数名の方からご連絡いただき、出版社に取り次ぎました。みなさまメールをいただきありがとうございました。

 これからもこのような機会があるかもしれません。そのときはどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

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2008/02/07

手書きにこだわりのある方求む!

 今日のエントリーはお願いです。

 昨日知り合いの編集者から連絡がありました。「文具好きで手書きにこだわりのある方を知っていたら取材したい。ビジネスでもいいが、 趣味などの分野で、メモ帳やノートにメモを取ったりスケッチしたりするような人にあって話を聞きたい」のだそうです。出版社は、 このBlogを読まれている方ならご存じの、きれいな文具雑誌を出しているところです。

 上記に該当する方ならば資格は特にありませんが、取材の都合上、首都圏かその近辺にお住まいの方が望ましいようです。 取材されて掲載された場合には出版社からの見本誌の献本があると思います。

 もし取材されてもいいという方がいらっしゃったら、私のアドレス宛にご連絡くだ去れば取り次ぎます。どうぞよろしくお願いします。

 

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2008/02/04

デジタルとアナログを使い分ける知的生産の技術:「アイデアを生むデジアナ道具術」

 梅棹忠夫の「知的生産の技術」(岩波新書)は、今も読み継がれている名著である。またこれが今日の手帳術や文具趣味、 ライフハックのルーツのひとつであることは間違いないだろう(ルーツのもう一つは、「考える技術書く技術」(板坂元 講談社現代新書) だろう。こちらは文具それ自体への比重が重い)。

 そして、アナログとデジタルの使い分け、棲み分けをキーとして、この知的生産について私なりに考えた本が 「アイデアを生む デジアナ道具術」(えい出版社)である。

 「知的生産の技術」が世に出てからすでに四十年以上たっているが、現在の知的生産のツールの主役はパソコンである。また、 手帳やロディアのような紙のツールも愛用者が多い。さてではこのデジタルとアナログをどう使い分ければいいか。

 「デジアナ道具術」では「デジタルにおぼれるな アナログを盲信するな」をモットーに、双方のツールの使い分けを考察・ 提案している。前掲の二冊には及ぶべくもないかもしれないが、21世紀初頭における知的生産を私なり考察したのがこの本なのである。

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2008/01/09

読者の方からメールをいただきました:「アイデアを生むデジアナ道具術」

新刊の「アイデアを生むデジアナ道具術」(えい出版社)ですが、読者の方から感想のメールをいただきました。

 以下に紹介します。

> 仕事の手を休めて、ついつい読みふけってしまいました。
>
> --これはもう古い、これからはこれだ--
> という、この手の本にありがちなスタイルになっていないのがいいですね。
> デジタルとアナログの長所と短所をみきわめつつ、
> その両方のおいしいところを使おう、というのには大賛成ですし、
> そういう本を読んで、ああ、それでいいんだ と安心する人もいるはず。

 今回の本は、実用書の体裁を取って「このワザが効く」ということと同時に、「デジタルとアナログの間にはこういう違いや原理があり、 だから使い分けはこうすればいい」ということを考える本として書いたつもりです。

 この本をみなさまの、デジタルとアナログの使い分け、共存、融合のきっかけにしていただければと思っています。

 

 

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2008/01/08

アナログとデジタル、そしてWeb

 アナログとデジタルは、文字や図形の情報としてどういう違いがあるかについて、「システム手帳新入門!」(岩波書店)以来、 ずっと考えてきた。

 そして、「アイデアを生むデジアナ道具術」(えい出版社)の中でも少し触れたが、最近は、これに“Web” という次元を加えるべきかと考えている。

 Blogがもっとも身近な例だが、インターネット上にも自分が考えたことや思ったことを記録できる。そしてそれは、 公開されていたり、携帯電話でも閲覧できたりと言った、パソコン上のデジタルデータにはない特徴がある。第三者からコメントがついたり、 またBlog上であれば、RSSリーダーによって、不特定多数に更新情報が配信されたりする。

 これは、パソコンがスタンドアローンでしかなかった時代やパソコン通信の時代とは違った、データのあり方だと言える。 Web2.0とかCGMとか言ってしまうと簡単だが、単にデジタルであるだけではないこういう情報のあり方、つきあい方については、 まだまだ知らないことがたくさんあるように思う。

 

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2008/01/07

リフィルはバインダーから破ってスキャンする

「アイデアを生むデジアナ道具術」(えい出版社)にも少し書いたが、手書きのメモのうち、どうしても捨てられないものは、ドキュメントスキャナーでデジタル化することになる。

 メモしたのがリフィルだった場合、スキャナーにかける前には、リングを開く必要はないのではないかと考えている。ようするに、リフィルのリング穴を意識せずに、バインダーからそのまま破り取ってしまってもいいと思うのだ。
 スキャンしてしまえば、そのメモはゴミ箱にいくしかない。情報を保持するメディアとしての役目は、デジタルデータにバトンタッチされている。

 ほんの小さなことだし、手間の省略具合としてはさほどのことではないかもしれない。ただ、情報とは何かを考えると、こういう、いっけん乱暴なやり方も実は正しいのかもしれないと考えている。


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2008/01/01

あけましておめでとうございます:今年は総力戦で行きたいと思います

 みなさま、あけましておめでとうございます。

 昨年はこのBlogをご覧くださり、また私の著作に触れていただきありがとうございました。昨日、 一昨日のエントリーでも記したとおり、昨年は、私にとってこのBlogの力を実感した一年でした。

 今年は、今まで蓄えた力や考えたことをフル活用する総力戦で行きたいとおもいます。モチベーション持続力、集中力、鈍感力、突破力、 殴り込み力、向こう見ず力、人脈力、CGM力、技術力、知力、アイデア力などありとあらゆる思いつく限りの力をふるい、 今まで持っているものを活用し、また新しいものを作り出していきたいと思います。

 今年もどうぞよろしくお願いします。

 

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2007/12/29

新刊「アイデアを生む デジアナ道具術」発売しました

 「手帳進化論」(PHPビジネス新書)につづいて、新刊が発売になっています。

「アイデアを生む デジアナ道具術」がそれです。出版社は「趣味の文具箱」「NOTE&DIARY StyleBook」 でもおなじみの、えい出版社です。

 今回の本は、私の今までの2系統の著作、すなわち、パソコンを中心としたデジタルなツールと、手帳やカード、メモ、 ペンなどのアナログなツールの双方を使った知的生産の可能性について考えた本で、ある意味では、 私のこれまでの集大成的なものと言えるかもしれません。

 お近くの書店で是非どうぞ。よろしくお願いします。

 

↓もちろんAmazonでも扱ってます。送料無料です。

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2007/12/21

Nokia Digital Pen SU-27W

 昨日のエントリーでは、手帳に手書きした情報をデジタル的に管理する可能性について簡単に触れた。

 そういうことを実現するために、現時点でもっとも可能性があるデバイスのひとつが、Nokia Digital Pen SU-27W だろう。

 このサイトの写真で見る限りは、 ボディの太さは相変わらずのようでその点が残念だが、旧バージョンよりも購入しやすい価格になったのは評価できる。 またクレードルの形状も変更になったようだ。

 説明書には、Bluetooth接続の対象として推奨されている携帯電話は、Nokia製のものだけだが、 これはいずれ接続の検証がユーザーによってなされるだろう。

 もしもう入手した方がいらっしゃったら、いろいろ教えてください。どうぞよろしくお願いします。

 

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2007/12/20

手帳もタグとタイムスタンプで管理できるといいのになぁ

 手帳に記入するスケジュールや、手書きのメモもデジタルされた上で、すべてタグとタイムスタンプが付けられたら、 その利便性は恐ろしく高くなるだろう。

 こう考えるのは、Googleデスクトップ検索のようなツールでは、デジタルなデータに対して、そういう管理が可能だからだ。

 技術的には十分可能だと思える。そういうツールが登場するのはいつごろなのだろうか。

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2007/08/10

手書き端末としてのスマートフォンの可能性

  スマートフォンは、まだまだ可能性がある。その一つが手書きイメージのデジタル化ツールとしての可能性だ。 付属の専用ペンでディスプレイ上に手書きしたイメージは、瞬時にデジタル化される。スマートフォンだから、すぐに誰かに送ることもできる。

 文字だけでは伝えきれない場合や、図を使いたいときなど、手書きイメージが簡単に送れるスマートフォンはなかなか便利だと思う。 そのために必要なのは、大きな液晶画面だが、これを満たしているのは現行の端末では初代W-zero3しかないのは残念なところだ。 おそらくこういうニーズは、絶対的には多くないのだろう。

 そのサイズや機能、キーボードだけが注目されがちなスマートフォンだが、こういう可能性についてももっと注目されていい気がする。

 

 

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2007/07/02

パソコンは「なんでも袋ファイル」である

 その昔、山根一眞氏は、山根式袋ファイルというのを提唱していた。角二形封筒の肩にインデックスをつけて、 関連する書類を何でも入れていくというものだ。

 そして今、パソコンは、データの種類を問わずいろいろな情報を保存できる「なんでも袋ファイル」になっている。 テキストファイルや表計算ソフトのワークシートはもちろん、デジタルカメラの画像、動画、ICレコーダーで録音した音声、メールに至るまで、 ひとつのフォルダに保存できる。しかも、圧縮してメールしたり、Webストレージにあげて誰かと共有したりといったことが簡単にできる。

 こと情報の保存と整理については、インフラは充分整っている。あとはどんなアウトプットを生み出すかだ。

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2007/05/13

ケータイで手書き図をPDF化する

 手書きの図をPDFファイルにするのに最も簡単な方法は、図を書いた紙をスキャナーでスキャンすることだ。ただこれだと、 外出先ですぐにというわけにはいかない。

 外出先で書いた図をすぐにデジタルデータにする方法としては、アノトペンなどがあるわけだが、初期投資がやや大きい。

 そこで試してみたいのが、このサービス  「ScanR」だ。これは、ケータイのカメラで撮影した図などをPDF化して任意のアドレスに送ってくれるらしい。 今度試してみようとおもう。また、もう使った方がいらっしゃったら、感想を教えて欲しい。よろしくお願いします。

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2007/05/02

メモはデジタルとアナログをどう使い分ければいいか

 メモをするときに、デジタル(PDA/スマートフォン/パソコン)を使うかアナログ(メモ帳、手帳)を使うか。 どんなときにどちらのツールを使えばいいだろうか。

 考え方のひとつは、使い慣れたツールを常に使うこと。使い方も、メモしたあとの処理方法もこれなら迷いは少ない。

 もう一つは、そのメモが緊急性を要したり、連絡したりするものかどうかだ。そういうものはデジタルツールを使ってメモするのがいい。 そしてメールで送信するなり、Webストレージにあげるなりして、協働しているメンバーに伝えるのがいい。 とくにスマートフォンならばそういうことが簡単にできるはずだ。こういうケースでは、 メモのファイルを作るのではなくいきなりメールになるのかもしれない。

 逆に、自分の手元でしばらく考えたいようなアイデアなら、紙のメモ帳やメモ用紙、手帳がいいだろう。

 以上はデジタル/アナログそれぞれの特性から考えたメモの使い分け方だ。ただ、 どうしてもアナログでなければならないわけでもないし、デジタル一辺倒にしなくてはならない理由もない。 基本的には個人の使い勝手や慣れが大きいが、使い分けの手間が苦にならないのならこういう考え方もあるということだ。

 ※ 実際にはいったんメモ用紙に手書きし、それをあとからテキストファイルなりに直すこともあるだろう。

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2007/04/20

ケータイをデジタル腰リールにする方法

 最新のケータイ電話は、テキストのメモはもちろん、写真、動画、音声などを簡単に記録する機能がある。そして、 これをパソコンとうまく組み合わせれば、ケータイはデジタル腰リールになる。

 その詳しい方法は、発売中の 「デジタル・ハック」(中経出版)に紹介してある。これは他の類書にはほとんど紹介されていない方法だ。よろしくお願いします。

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2007/04/09

wikiは互換性と共有性の点で、既存のファイル形式よりも便利

 このBlogをご覧の方ならばすでに理解されていることかも知れないが、wikiは互換性と共有性の点で、 既存のファイル形式よりも便利だ。

 まず互換性だ。PDFファイルはAcrobatReaderを必要とし、Docファイル(※) はWordかその互換ソフトを要求する。これに対して、wikiはWebブラウザで閲覧・編集ができる。

 また、PDFファイルもDocファイルもファイルとしてPCからPCへと送られる。またはせいぜいWebストレージ上におかれる。

 これに対してwikiはWeb上で閲覧と編集まででできる。WebにアクセスできるPCさえあればいいのだ。

 パソコンは二昔ぐらい前だとスタンドアローンが普通だった。ようやく一昔前ぐらいからインターネット接続される例が多くなり、 今はブロードバンド接続が当たり前になった。wikiはそういった時代のドキュメントのあり方としてはとても便利なのだろう。

 惜しむらくは、まだ一般の認知度が低く、心理的にも敷居が高い点だろうか。

※Docファイルと便宜的に書いたが、この拡張子は以前はテキストファイルの拡張子として、.txtとならび、普通に使われていた。 それがいつの間にか、Wordのファイルの拡張子ということになっている。

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2007/03/29

wikiはユビキタス性と共有性を持つ

 アナログとデジタルの違いを「システム手帳新入門!」で説明した。そして、今では、単なるデジタルデータと、 それがWeb上にある場合とでは、実は可能性や使い方などが違ってくるのではないかと考えている。

 デジタルデータは、編集、複写、送信、蓄積、検索の5つの点がアナログのデータ(例:紙に書かれたメモ、 プリントアウトされた書類etc)よりも優れている。そして、Web上にあるものは、この5つに加え、ユビキタス性、 共有性という2つの特徴があるのではないか。要するに、Web上にあれば、端末を通じてどこからでも見ることができ、そこにアクセスできる (環境がある、アクセス権を与えられている)人の間では、自ずから共有されていることになる。

 一例は、wikiのファイルだ。wikiはアクセス権のある人間ならば誰でも見られて編集できる。 しかも常にオンラインにあるのでバージョン違いが発生することもない。Wordのファイル回覧機能でも似たようなことはできるが、 バージョン違いの発生の可能性がある。また最新版が手元にいつもあるとは限らない。

 念のために言えば、オンラインストレージは、保存場所がネット上になっただけで、 ダウンロードして使う点は普通のデジタルデータと同じだ。

 オンラインにある上で、編集性が確保され、複数人がアクセスできるwikiは、 ネットワークが普及していなかった時代にはなかった可能性を持っているのだ。

 

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2007/03/06

アナログの速さ、デジタルの速さ

 アナログとデジタルにはそれぞれ異なった種類の速さが備わっている。文章や図をかくことを例に考えてみよう。

 アナログの速さとは、ひとえにすぐに書き始められることだろう。紙(ノート、レポート用紙など)とペンさえあれば、 すぐに書き始められる。

 デジタルの場合、この部分が遅いことがある。まず、パソコンやPDA/スマートフォンなどを起動しなければならない。 これには多少時間がかかる。次に、目的別にソフトを起動する必要がある。文章を書くにもまず、 エディターやワープロソフトなどの起動が必要だ。絵や図解ならば、ペイントソフトやドローソフトの起動が必要だ。 そしてこれら絵や図を書くためのソフトは、紙にペンで書くようにするすると書けるわけではない。丸ひとつ書くのにも、ツールバーから「○」 を選び、位置を決めてから、マウスで指定する。この連続だ。

 ただ、伝達や編集には、デジタルは速い。メールに添付して送れば原理的にはすぐに相手のメールサーバーに到着する。 Skypeなどのメッセンジャーソフトならば、本当にすぐに相手に届く。これがアナログだと、まず紙をスキャンして保存し、 それからメールに添付することになる。またスキャンしたものは編集性に乏しい。PDF形式ならば本文にコメントを付けることもできるが、 本文そのものの編集には至らない。

 アナログとデジタルにはこのように、それぞれ異なった種類の速さが備わっている。うまく使い分けたい。

 ※アナログとデジタルは、これ以外にもいろいろな違いがある。それはまた別の機会に考えたい。

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2007/02/16

アナログなものをデジタル化するには

 手書きのメモなど、アナログな情報をデジタル化するにはどうすればいいだろうか。書かれているのが短い文章だけなら、 キーボードで入力すればいいが、図解などが入っている場合は、そうも行かない。

 こんなときに便利なのは、Scansnapのようなスキャナーだ。 フラットベッド型とは違い、紙を挿入してボタンを押すだけで、ファイルが保存される。手書きの文字や図解などはイメージとして保存される。 要するに再編集は出来ないわけだが、それでも紙自体の紛失で情報が失われるよりは遙かにましだ。また、他のタイプのスキャナーと違い、 ファイル名を意識する必要がない。自動でファイル名が付けられて保存されるからだ。必要ならば変更すればいい。

 上記サイトでは、リフィルをスキャンして保存する方法も紹介されている。これは実は私も考えていた方法だったが、 もう少し工夫もできると思う。コレについてはいずれあらためて紹介することがあるかも知れない。

 もともとアナログなものを、編集の利便性などを含めた完全にデジタル化はすることは簡単にはできない。 Scansnapのような道具は、その点について大きな利便性を生んだ道具だと言える。

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2007/02/04

デジタルで記述するメリット:デジタル的な支援を受けられる

 ノートやメモ帳などの紙にメモするのと、キーボードを使ってパソコンに入力し、ファイルとして保存することの違いのひとつが、 表題のことだ。

 このBlogも、IMEの一種であるATOKを使って書いている。ATOKにも、入力支援のためのさまざまな機能がある。たとえば、 同音異義語がある単語については、そのぞれぞれの意味を表示する。そのことで、 文中における漢字の選択をより確実かつ正確なものにしてくれる。

 これは、パソコン登場以前には、人間がその頭の中で記憶と知識、言葉に対する理解をふまえて、自分で判断してやっていたことだ。 ところが、パソコンが登場してこのような機能が出てきた。 人間はキーボードを通じてイマジネーションを入力することに注力できることになった。

 入力間違いやタイプミス、それにせっかく表示された同音異義語の意味の取り違えによる間違いなどはある。要するにパソコンは、 人間の手助けをしているにすぎない。それでも、文章を書く上での大きな助けになっていることに違いはない。

 そして、こういうパソコンの有形無形のアシストがあることで、紙に書かれるメモは、 下書きとしての役目が大きくなっているのかも知れないとすら思う。この点いかがだろうか。例によって皆様のご意見など伺えれば幸いだ。

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2007/02/03

音声メモの可能性

 携帯電話やICレコーダーを使った音声メモの可能性については、このBlogでも何回か触れている。 今回はこの音声メモの可能性を考えてみたい。

 そのひとつは、暗闇の中でも記録できることだ。とくにICレコーダーなどで、録音と停止のボタン操作さえ指がおぼえていれば、 ほとんど光のないところでもアイデアなどを記録できる。紙のメモ帳や手帳にペンでメモするときには、こうはいかない。

 これはデジタルだからというよりは、むしろ音声の記録という、手段ゆえのメリットではある。ただそれでも、 こういう可能性はICレコーダーなどにはあるわけだ。

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2007/01/27

ハイスピードテキスト

 テキストファイルは潜在的にスピードを持っている。それが、メールで送信されたりネットワーク上にアップされたりすることで、 瞬時に遠隔地に到達する。いや正確には、どこでも見られるようになる。デジタルデータは、物理的な質量のある紙と違って、 場所を限定されない。厳密に言えば、データといえどもハードディスクなどに記録されているため、 それ自体と言うよりはそれが存在するための条件として質量があったことになる。ただしかし、 これだけインターネット関連のインフラが発達すると、データはネット接続の環境がある場所なら、どこでも見られるようになる。

 かつて文字は、知識階級のごく一部の人たちのものであり、場所もそれを記録する石や紙がある特定地点に限定されていた。 だが現在では、ネット上にアップされるだけでどこからでも見られるようになっている。

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2007/01/11

記録は全てデジタル化すべきか

 記録は全てデジタル化すべきなのだろうか。結論から言えば、すべてでなくてもいいのではないか。

 筆者の例を挙げると、自分のおぼえがきとしてクレジットカードの利用履歴をリフィルに記している。 これはいつどのぐらい使ったかをすぐに把握するためのものであり、それ以上でもそれ以下でもない。また翌月の請求額のトータルは、 Web上のサービスでも、送られてくる明細書でも確認できる。

 つまり、すでに別のところでデジタル化されたものを自分用に再確認するためだけのものだ。 だからあらためてパソコンに入力することはない。書いたら書きっぱなし。たまに見返したりするだけだ。また、書く習慣によって、 その都度使った額を意識するという効果もある。

 この種の単なる確認のための記録はデジタル化する必要はない。筆者の場合は純然たるおぼえがきだからだ。

 生活の中で記録するものは多い。ただそのそれぞれに関して、デジタル化するかどうかは、ケースバイケースだ。 その見極めの基準のひとつは、データを再利用するかどうかだろうか。

 ※ デジタル化といっても、PDAやスマートフォン、 携帯電話などを手帳代わりに使っているケースも考えられる。これは手段がたまたまデジタルだったというだけで、 必ずしも再利用を意識していないのだろう。手軽さや入力の素早さなどを重視してこういう管理方法になることもある。

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2007/01/05

年賀状の返事の宛名データをどうするか

 自分が出さなかった相手から年賀状が届くことがある。そういう相手の住所のデータは、年賀状ソフトには入力していない。1, 2枚ならば手書きで宛名を書けばすみそうだ。しかし、ここは年賀状ソフトに一度入力し、ハガキに印刷して出すようにしよう。 そのほうが手書きに比べてたくさんのメリットがある。

 まず、入力さえ間違えなければ、書き間違いがない。郵便番号のチェックもなされる。次にその人に出した履歴が年賀状ソフトに残る。 さらに一度入力してしまえば来年もその相手に出すのが簡単になる。年賀状ソフトに住所データを入力しておけば、 ざっとこれだけのメリットがある。

 これが手書きだと、書き間違いの可能性もあるし、出した履歴も残らない。次の年にその人に出すには、 受け取った年賀はがきの発掘が必要になる。

 このように、年賀状の住所データは、デジタル化することで、いくつものメリットが生まれる。 それは一度の入力と印刷の面倒を補ってあまりあるものなのだ。

 

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2006/12/20

無限ノートとしてのBlog

 「室謙二 ワープロ術」 という本がある。刊行された1986年には、パーソナルコンピューターはまだ一般的なものではなかった。 キーボードで文章を書くことについて、歴史的背景やハードウェアなどの面から多角的に語ったこの本は、 その当時としてはユニークなスタンスだった。今読んでも多くの示唆を得ることができる。

 それはさておき、Blogは、文章を書くベースとしては、容量が事実上無限なのではないか。 私が使っているこのココログベーシックでも2GBの容量を持っている。これは文字中心で何かをつづっていくのには十分以上の容量だ。また、 ここに保存したものは、パソコンを買い換えても、ログインさえすればすぐに読み出せる。少なくともココログのサービスが終わらない限り、だ。

 こういう無限性は紙のノートで実現するのはほぼ不可能だろう。また保存性についてもそうだ。物理的な実体が手元にない (サーバーのディスク領域という形ではあるが)ことによってそれが可能になっている。

 Blogはこれ以外にも、原理的には全世界に公開されていること、 またコメントやトラックバックにより外部との連携ができることなど、アナログな紙の次元では不可能なことを軽々と実現している。

 キーボードからのローマ字入力という点では、前述の本の時代と形の上ではさほど違わないように思える。だが、 Blogに記するのは、ワープロやパソコンでローカルに文書を作成することとはまったく次元の異なる行為なのだと思える。 このことについては、機会があればまたきちんと考えてみたい。

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2006/12/15

システム手帳とアウトラインプロセッサ

 10年ほど前、システム手帳を使いながらこれだけはアナログには出来ないなと感じていたことがある。その当時、 パソコンでアウトラインプロセッサを使っていたが、こういうことはアナログのツールには絶対できないと思っていたのだ。

 すでにこの「アナログ/デジタル」の項目でも書いたと思うが、デジタルの入力手段は、テキストの入力だけは手書きよりも早い。 キーボードで文字をタイピンする早さは、手書きには真似ができないだろう。一方で、図解のような手書きをするのにはあまり向いていない。 タブレットPCでさえ、キーボードとペンを持ち替えなければならない。

 ただ、こういうデメリットこそあれ、階層構造を持った文書やアイデアをまとめるには、 全てキーボードから操作できるアウトラインプロセッサが便利だ。入力も早く、階層化も素早い。

 階層化やグルーピングを目的としたアナログの手法にはKJ法などがあるが、あれはカードを使うぶん、どうしても入力段階が遅い。 やはり高速に入力・階層化ができるのはアウトラインプロセッサだ。

 PDAが登場したとき、その上で動作するアウトラインプロセッサを期待した。だが、結局自分の手になじむものは見つけられなかった。 アウトラインプロセッサと名の付くものは皆無ではなかったが、 画面デザインやインターフェースなどがどうも自分が望んでいるものとは違ったのだ。一時は、 WinsdowsCE上で動作するPC-98用エミュレーターまで試したほどだったのだが・・・。

 現在では、アウトラインプロセッサはパソコンで使えばいいと割り切れるようになったが、 それでも小型の機器でアウトラインプロセッサを使うことをたまに夢見てしまう。

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2006/10/10

ScanSnapはシュレッダーに似ている

 先日気がついたのが表題のことだ。

 富士通のスキャナー、ScanSnapは上下に開くカバーをオープンすると、紙の挿入口があらわれる。そこに紙を入れて前面のボタンを押すと、スキャンがはじまる。スキャンされた資料は、設定にもよるがPDFファイルにすることができる。それが活字であれば文書内の文字がGoogleデスクトップの検索対象になるようにできる。

 このスキャナーと紙のシュレッダーはよく似ている。どちらも機械を通したあとの紙自体には用がなくなる。ただスキャナーでは情報がデジタル化されて保存され、シュレッダーでは紙自体が粉々になるわけだが。

 思うにスキャナーというのは、実は紙を捨てるための機械なのかもしれない。紙の資料で重要なのは、紙の実態を持っていることではなく、そこに含まれた図や写真、文字などだ。だから紙という実体から、情報を抽出してデジタル化すれば、紙自体は不要になる。ScanSnapというスキャナーはその目的のために、もっとも適切な形態を持っている。その本質が紙という実体を不要にするために作られたシュレッダーに似てしまったのは、決して偶然ではないのかもしれない。

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2006/09/16

ICレコーダーの可能性

 現在手がけている仕事の取材が先日あった。私は行かず、もうひとりのライターの方が取材に行ったのだが、 取材時の様子を収録した音声データをあとで送ってくれた。

 ステレオで収録されたその音声データには、受け答えの一部始終がきっちり記録されており、その様子が目に浮かぶようだった。

 音声ファイルをパソコンに取り込むことのできるICレコーダーには、こんな使い方もある。送信や共有など、 デジタルデータのメリットが享受できるのだ。これもカセットテープの時代にはなかったことだ。

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2006/09/04

アナログのデジタル化

 新聞記事や雑誌記事の一部は、Web上ではどうしても入手不可能なものがある。とくに新聞に発表された著名人の署名記事などは、 新聞社のWebには掲載されていない。こういうものを保存する場合、昔ならば切り抜いてスクラップブックに貼るか、 角2形の封筒にジャンル別に整理するぐらいしか保管の方法がなかった。

 だが現在なら、スキャナーを使う手がある。たとえば、FujitsuのScanSnapのような製品を使えば、 切り抜いたこれらの記事があっという間に、検索可能なPDFファイルになる。このファイルはGoogleデスクトップ検索の対象にもなる。 つまり、そこに含まれたキーワードで検索できるということだ。もちろん記事自体の保存場所も必要ない。 ハードディスクの空き容量が少々必要なだけだ。

 これはやっている人はすでにやっている、ポピュラーな方法だろう。

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2006/08/22

デジタルデータと紙の手帳との違い

 デジタルデータと紙の手帳との違いのひとつは、開いたときにすぐに編集・追記が可能かどうかだ。

 小遣い帳を例に考えてみよう。同じ内容のものを1.Excelのファイルで作ったものと、 2.手帳のページとして書かれたもの では開かれた時点でのアクションの可能性が違う。

 1.のようなデジタルデータでは、そのファイルに「閲覧のみ」とか「特定セルのロック」のような属性が設定されていない限り、 ファイルを開いた時点ですぐに入力できる体制にある。デジタルデータを開くときは、キーボードやマウスで操作しているはずだ。 だからすぐにファイルに追記ができるし、編集もできる。

 これが、2.のような手帳のページではそうではない。そのページが開かれたとき、ほとんどの人は、手にペンを持っていないはずだ。 最初から記入する目的で、あらかじめペンを手に持っているのでないかぎり、そのページが開かれた時点では、ただ眺めるだけになるはずだ。

 つまりデジタルなデータはファイルを開くこと=編集がすぐに可能なこと なのだ。これに対して、紙のようなアナログな記録手段では、 追記することを最初から意識しない限り、そのページを開くことは、単なる閲覧にとどまることを意味しているといえる。

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2006/08/11

デジタルドキュメント作成コンポーネント

 現代人は、デジタルなデータを作成する複数の機器を同時に駆使することが当たり前になってる。PCを中心に、デジタルカメラ、 ICレコーダー、ビデオカメラ、スキャナーなど多種のデジタル機器を使ってデジタルなドキュメントを作成している。さらに、 OSをはじめとしてパソコンと各機器との間でやりとりするためのソフトウェアがある。

 この機器の組み合わせは、いわば“デジタルドキュメント作成コンポーネント”ということができるのではないか。人によって、 また職種や立場によってその構成は違うだろうが、共通しているのはパソコンを中心とするこれらの全体が、その人によって必要であることだ。

 自分がどんな機器群を使っているのか、またそれを使ってどんなことをしているのか考えてみるとおもしろいかもしれない。

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2006/06/04

紙とデジタルの違い

 紙にメモするときと、パソコンに記録するときにはいろいろな点で違いがある。その一つは、一度に記録できる量だ。 紙には物理的な限界がある。すなわち、その紙の面積が記録できる量の制約となる。これに対して、デジタルの場合は、 PDAだろうがパソコンだろうが、理論的には無限に記録ができる。その場合の制約となるのは、書き手である人間の根気だろうか。

 まだある。紙には画像や音声をそれ自体として記録することはできない。写真のようなものは貼り付けることはできるだろうが。 これに対して、デジタルデータは、たとえばWordのファイルならば、音声データや画像データを文中に貼り付けることができる。

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2006/05/13

ノートとメモ帳/メモ用紙との違い

 ノートとメモ帳/メモ用紙では、それぞれを使うときに前提としている書く事柄の量に決定的な違いがあると思える。すなわちノートは、 ある一定以上の長い分量の事柄を書くために使う。これに対してメモ帳やメモ用紙は、走り書きだったり覚書だったりといった、 いわゆるメモとしてのほんの少しの量の情報だ。

 つまり道具の大きさ(または扱いやすさ)は、目的によって異なる。メモ用紙はノート的に使うのには向いていない。 その逆にノートをメモ用紙的に使うのにはムリがある。このどちらのことも考えるまでもなく当然のことだ。 そしてノートやメモ帳/メモ用紙を私たちがつかうときには、このことを暗黙に意識しながら道具を選んでいるといえる。

 もうひとつ記しておこう。メモ帳やノートは紙を綴じた構造により、1冊を一つの完結した単位として扱う傾向があるといえる。 これは切って使い捨てられてしまうメモ用紙や、一枚を一つの情報の単位とする情報カード/システム手帳のリフィルと根本的に異なることだ。

 

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