新刊『最新トレンドから導く手帳テクニック100』を書くにあたって考えたこと
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やはりポメラはDM200になって、クラウドエディターになったといえるのではないだろうか?
ポメラは、パソコンのエディター的な操作性を実現している。Ctrl+Aで全部選択、Ctrl+Vで貼り付けといったショートカットキーでの操作が可能になっている。これはポメラの伝統でもある。その意味で、パソコンからエディター部分が独立したものといえなくもない。
またDM200から採用された無線LAN機能もネットに接続するためというよりは、クラウド上のディスクスペースにファイルを送るためのものだ。さらに後述する印刷機能もこの無線LAN機能で実現されている。
話をもとにもどそう。
上記の組み合わせ、すなわちディスプレイ、キーボード、ディスクスペース+αで構成される製品の中に、たとえばPDAも電子辞書も、スマートフォンもタブレットもすべて含まれる。要はその機器の目的・性格によって、ここにどんなものが組み合わされるかがかわってくるだけで、基本的な構成は上記のものの範疇に収まる。
たとえば、本体に直接つけられたボタン類・ジョイスティックをキーボードの変形と見なせば、携帯ゲーム機になる。
OSとOS上の各種アプリに加え、常時接続の回線契約とその前提となる通信手段が内蔵されて組み合わされていた場合、そのサイズが小さければスマートフォンだし、大きければタブレットだ。最近ではこの中間にファブレットと呼ばれる大型のスマートフォンも出現している。
また、ディスクスペースに英和・和英などの各種辞書データを内蔵し、キーボードを装備すればこれは電子辞書となる。この場合、液晶はモノクロでもかまわない。
ただ、最近の電子辞書はなぜかより高機能になったりしていて、それはとりもなおさず、上記の仮説を図らずも裏付けているようにも思う。
より大きな液晶ディスプレイと、大容量のディスクスペースを持ち、そこにPC用のOSや各種ソフトウェアがはいっており、タイプしやすいキーボードや、各種外部機器接続のためのインターフェースを持って入れば、それはノートパソコンとなる。ノートパソコンはデスクトップパソコンの可搬タイプとして登場した出自から考えると、各種の外部接続のインターフェース(有線、無線を問わず)は不可欠だ。それは具体的にはUSB端子やBluetooth、無線LAN機能だろう。
○ポメラの構成要素には、ワープロ的な面もある
前置きが長くなったが、さてでは、ポメラはなんなのか。
一部にこれはワープロだという論もある。これは、部分的にはあっているが、たまたまの巡り合わせによって、そういう面を備えたのではないかと筆者は考えている。
ポメラの構成を見てみると、そのことがよくわかる。
ポメラDM200はモノクロ液晶ディスプレイにキーボードを組み合わせている。ディスクスペースには、おそらくOSに相当するであろうソフトと、エディター、それに各種辞書と簡易なカレンダー機能が載せられている。
さらにDM200からは、無線LANに対応。クラウドとのシンクロが可能になった(iOS、MacOS利用の場合)。またこの機能を利用し、無線LAN対応プリンターによる印刷も可能になっている。
○ポメラはワープロなのか?
で、“ワープロかどうか”だ。
ポメラは、あくまでテキスト作成という目的に特化した機械だ。今、“端末”とうっかり書こうとして思いとどまった。ポメラは端末ではない。ネット接続が前提だったり、その機能を持っていたりはしないからだ。
無線LAN対応もWeb閲覧のためではない。DM200はメール送信はできるが、それも作成した文章をクラウド上に送るための手段としてであり、メール端末というわけではない。
やはりと言うべきか、DM200は今回も文書作成に特化したコンセプトで登場した。そして、2016年時点の文書作成は、メールや資料の下書きであり、あるいはEvernoteに送るためのメモ書きだったりする。
この点は、作成した文書を文字修飾してフォーマットを整えてから印刷することを最終目的としたワープロ専用機とは大きく異なる。ポメラには文字修飾機能がないからだ。
ポメラがワープロ専用機と共通する点があるとすれば、それは、ネット接続機能がないという点だろう。これは実はある意味偶然の共通点だ。ポメラは、常時接続が当たり前になり、パソコンからスマートフォンに至るまでの各種デジタル機器が常にネットに接続されている現時点で、あえてネット接続機能を排除している。10月の記者発表の席でもそれは強調されていた。
ワープロ専用機はどうか。ワープロ専用機も当然のことながらネット接続機能はなかった。これはポメラとは事情が異なる。そもそもワープロ専用機が売られていた'90年代ぐらいまでは、インターネットはおろかパソコン通信ですら、ごく一部の好事家のものだった。学生からサラリーマンにいたるまで誰もがSNSのアカウントを持ち、常にネットにつながっている時代ではなかった。
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登場当初は、一部のガジェット好きから疑問を投げかけられつつも、40~50代の根強いファン層にささえられた電子ノート(シャープ)。
その電子ノートに新型「WG-S30-B/T」が登場した。従来の基本コンセプトはそのままに、以下の新機能を搭載し、独自の境地に至った。
※Bは黒、Tは茶色のモデル。本体色はシルバーで共通。
今回は発売に先駆けて特別に開発の方に見せていただいた。このエントリーがアップされる頃には情報が解禁され各種メディアで取り上げられていると思う。
以下に詳細を見ていこう。
○新機能1 スタンプ機能
デジタルなノートたる電子ノートの従来機種では、入力には専用スタイラスを利用。方眼やスケジュールなどの各種フォーマットは用意されていたが、定型的なアイコンをなどはなかった。
新モデルではこれを一新。丸数字や飛行機、ビアジョッキ、手紙などの各種アイコンを用意。パレットから選択して簡単に入力画できるようになった。サイズも大小2種から選べる。
○新機能2 サムネイル
従来の電子ノートでは、ページ指定をしてジャンプすることで先のページを表示していた。新モデルでは縮小表示を一度に最大9ページほど表示させることができ、ここからノートを選ぶことができる。
○新機能3 パラパラ表示
これは動画を見ていただいた方がいいだろう。誰もが昔教科書の端の方に書いたパラパラマンガみたいな表示ができる。ノートで言えばページをめくっている感覚だ。そのモードに切り替えてスタイラスでボタンを押さえつづけることでノートをめくるように表示ができる。
この動画を見てもらえればそれがよくわかるだろう。
この絵は開発の西宮氏が書いたもので、コピー機能を利用し、コピーをしてから一つのノートをコマに見立てて動きを表現したという。
「densinote.mp4」をダウンロード
こういうふうにパラパラ表示のための機能としても、またノートをめくるための機能としてもなかなか有用だと感じた。
○カバーが着脱式に
従来はカバー一体型だった構造を見直し、着脱式とすることでユーザーがカスタマイズできるようになった。
○バックアップとか連携は?
さて、バックアップやクラウド連携はどうなのだろう。
結論から言えば、この点は従来通りだ。Wi-FiやBluetooth連携が用意されたわけではない。だがこれは現状のユーザーはどうやら求めていないらしい。
電子ノートは確かにデジタルガジェットとしてみれば、物足りないと感じる向きはあるかもしれない。だが、現状のユーザーである40~50代の男性にとってはとてもはまった機器だそうだ。
そして本体側機能としてバックアップとかクラウド連携という要望はどうやらないらしい。たとえば、記録したノートデータをEvernoteにエクスポートすると言った機能も提供はされない。それはどちらかと言えば「現状で提供されているソフトウェア(PCとUSB接続して利用)の側でその部分への対応も可能だと思います」(西宮氏)。
タブレットやスマートフォンが全盛の時代に、電子のノートたることをめざし、三代目が登場した電子ノート。
デジタル機器のようなとんがりでもなく、アナログのようなエロスでもない。ちょっとおもしろい存在である。
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Kindle用電子書籍は、専用端末でなくても読むことができます。
これは、すでにKindle用書籍を購入したり、あるいは刊行したりしている人ならばよく知っている事だと思いますが、念のためにご紹介。
Kindle用電子書籍をスマートフォンやタブレットで読むためには専用のアプリをダウンロードします。iOS、Andoroidのそれぞれに対してアプリが提供されています。最近、Windows用のKindleアプリが日本でも提供開始されたようです。
詳しくは、Amazonのこちらのページをご覧ください。
ちなみに、私もKindle用書籍を2冊書いています。こちらもよろしくお願いします。
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私がはじめて書いたKindle書籍『ポメラ×クラウド活用術』は、おかげさまで多くの方に読んでいただいております。もっと多くの方に知っていただきたいと思い、読者の方の感想の一部を紹介させていただきます。
----(以下感想)----------------------
○『私は先日、ポメラ「DM5」を購入したばかりのポメラ初心者です。
貴書「ポメラ×クラウド活用術: ポメラをクラウドエディターにする方法」については購入を検討している「DM100」で何ができるのか、「DM100」が自分の生活に必要となるのかを見極める目的で拝読させて頂きました。結果、様々な活用方法が紹介されており、「DM100」を購入したい気持ちが高まる形となりました。まだ、購入には至っておりませんが、テンプレートファイルがどのようなものか、とても興味がありますので是非ご提供いただけたらと思います。』
○『ポメラを購入して普通にメモとして使用しようかと思っていたのですがいろいろと機能があり、大変参考になりました。また定型文など作成して私もやってみたくなりましたので定型文のプレゼントに申し込みさせていただきました。』
○『初めまして。PomeraDM100&iPhone6ユーザーです。ずっと前から「ポメラ×クラウド活用術」は気になっていたのですが、今回購入いたしました。(Kindle本初購入です)早速読ませていただきました。私はポメラとDropboxとの連携はGoodSync2goで行っているのですが、Textforceを使う方法も便利そうですね。Evernoteとの連携も、Bluetooth接続すればファイルが直接編集できるというのは目から鱗でした。そのうち是非試してみたいと思います。全体的に、ポメラの可能性をさらに広げてくれた一冊だったと思います。続編があれば是非読んでみたいです。』
○『この度ポメラを購入したのをきっかけに本書を購入しました。初心者ですが、この本を参考に使いこなしていきたいと思います。』
○『ポメラDM100を購入たものの、ipad air , ipad mini retina を立て続けに購入してからはしばらく放置していました。舘神さんの書籍を読んで、また使ってみようという気になり引っ張りだしました。今後ともよろしくお願いします。』
○『非常に興味深く読ませていただきました。インターネットに繋がっていない利点と繋げる工夫がわかりやすく解説されています。シンプルなエディターとしての制限された機能の中での効率化、生産性向上の工夫に感心しました。早速DM100を購入し、less is moreで知的生産に本書で紹介されている方法を試していくつもりです。ありがとうございました。』
○『DM20ユーザーです。とても面白かったです。早速日報等ルーチンワークに取り入れてみようと思います。テンプレートファイルも楽しみにしております。ご送付よろしくお願い致します。』
○『ちょうど読書メモを書き込もうと思っていたところでした。(手書きするにはしんどいし、iphoneでも入力面倒、PCでは持ち運び不便)DM100を購入したばかりですので、これから活用を考えています。ありがとうございます。』
○『何年も前からポメラが気になっていて購入を悩んでいましたが先日、フリーマガジンBun2で記事を拝読し迷わず翌日にDM100を購入しました。ありがとうございました。活用術を参考にポメラを使用しようと思っています。テンプレートも活用したいと思っておりますのでどうぞ よろしくおねがいいたします。』
○『ポメラに興味があり、この本を読んでみました。クラウドとの連携など非常に分かりやすく、ポメラ購入欲が押さえきれなくなり、ついに購入。本日届きました。これから、また本を読み直しながら色々と触ってみたいと思います。』
○『iPadを使うようになってから、ポメラを使わなくなっていたのですが、本書を参考に自分なりの定型文を作って再活用しようと思います。その前にテンプレートをいただけたらと思い、メール致しました。何卒よろしくお願いいたします。』
○『この本を読んで、ポメラDM100を使う楽しみがまた増えたようなきがします。テンプレートファイルも楽しみにしています。』
○『DM100のユーザーです。アプリでのQRコード転送などをつかってブログ投稿はしていましたが、読み始めて新たな使い方ができそうで、楽しみです。』
○『本日、「ポメラ?クラウド活用術」を購入させていただきました。ポメラの連携において一工夫する内容は業務に活かせそうです。また新しいアイデアが生まれたらご紹介いただければと思います。今後の更なるご活躍を期待しております。』
○『「ポメラ×クラウド活用術」(Kindle版)購入させていただきました。購入後、あまり使ってあげられていないDM100を、本書の購入をきっかけに活躍させてあげられるのではと期待しています(゜ー゜*)テンプレートプレゼント、楽しみにしています♪以上、どうぞよろしくお願いいたします。』
○『DM100を持っていますが,レッツノートやVAIOProも持っているのでほとんど使っていませんでした。ノートパソコンの使い分けを意識しながら試してみようと思います。大変わかりやすくためになりました。』
○『これからこの館神様の本を参考に、ポメラを最大限活用したいと思います。よろしくお願いいたします。』
○『この本を読んで、ポメラ DM100を購入致しました。iPhoneのアプリとともに活用させて頂いています。』
○『大変勉強になりました。ポメラには個人的に大変愛着があるので、新しい活用法が見つかりうれしいです。テンプレートもぜひ活用させていただきたく存じます』
○『大変参考になりました!テンプレートも活用してみたいです。よろしくお願いします。』
○『「ポメラ×クラウド活用術」購入いたしました。以前DM100を購入しようか迷っていましたが、この本を読んで購入する気になりました。様々な技が掲載してあり嬉しくなります。ありがとうございました。テンプレートのプレゼントも楽しみにしております。よろしくお願い致します。』
○『興味深く読ませていただきました。これからも、頑張ってください。』
○『私自身、Evernoteとのデータ連携はやっていましたが、テンプレを使うとか、ポメラにデータを残さないとか、そういう発想はありませんでした。機能が限られているツールには、こういう割り切りもいいなと思い、さっそく実践しています。使う目的が以前よりも明確になって、ポメラを使う機会が多くなりました。(中略)またこれからも鮮やかな使い方を教えてください。ありがとうございます。』
○『これから読むところですが.私もDM100買った時点で満足して,ほぼ死蔵状態でした.活用できることを期待して,読んでいきたいと思います.』
○『舘神さんの本も、なんとポメラまで速攻買ってしまいました。これはハマりそうですね。ご紹介ありがとうございました。』
○『ポメラの購入を検討しております。すごく参考になりました。本を購入してから結構経ちますが、期限を延長していただいたので申し込みさせていただきました。』
○『興味本位で DM100 を購入したものの、どう使おうか迷っておりました。
是非、貴著を参考にさせて頂きたく存じます。』
○『「ポメラ×クラウド活用術」Kindle版を購入させていただきました。当方、DM20ユーザーですが、本書にある活用術を参考に更に使い込んでいきたいと思っています。』
----(感想引用終わり)-------------------
今回あらためて感想をまとめて読ませていただきましたが、ポメラの使い道について迷っていらっしゃる方が少なくないのだなと言う感じを持ちました。とくに、タブレットやノートPCとの使い分けについて、本書がヒントになったようです。
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『アウトライン・プロセッシング入門』という書籍がKindle版で登場しています。
私は、PC-98の時代からMS-DOSE用のアウトラインプロセッサを利用していました。今でも、Wordや一太郎のアウトライン機能を使っています。ただ、Windows用にはソフトの選択肢がほとんどありません。
そしてそれ以上に情報がありません。そんなときに倉下忠憲さんのBlogでこの本を知り、すぐ購入しました。まだじっくり読んでいないのですが、参考文献として、私も寄稿した『マックのアイデア発想法』があったのはうれしかったです(この中に私は一人だけMS-DOS用のアウトラインプロセッサの紹介を書いています)。
というわけでアウトラインプロセッサ愛好者の方はぜひ。
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文具王高畑正幸氏、小物王納富康邦氏との手帳鼎談「手帳術のゆくえ」(Kindle版)が発売になりました。前回の「手帳術ってなんだ」につづき、スマートフォンやクラウドツールが普及した現時点における、手帳の可能性を語っています。
前回に引き続き濃い内容だと思います。
どうぞよろしくお願いします。私も引き続き、手帳自体や手帳術とともに、手帳の歴史や、ルーツなどについて考察を深め、知識を蓄えたいと考えています。
どうぞよろしくお願いします。
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月曜から木曜までの毎朝、6時00分から放送中のJ-WAVE番組「TOKYO MONING RADIO」。
毎朝6時になるとともに、私の寝室のラジオはオンになり、朝の訪れをさわやかかつパワフルに伝えます。
で、それができるのが上のリンクのラジオ。おはようタイマー、お休みタイマーがあるので、決まった時間に、あらかじめ設定したプログラムで起きることができます。
また、iPhoneの音もBluetooth接続で聞けるようになっています。
毎朝ラジオを聞いている方にはおすすめの機器です。
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