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2017/06/14

ToTの本質は、新しいコクヨのためのイメージインキュベーション?

 各所で話題になっているコクヨの「THINK OF THINGS」。
 測量野帳に名入れができたり、コクヨの各種文具がユニークな形で購入できたり(たとえばクリップをビンにつめて購入できる)と、文房具が好きな方たちにも注目の施設です。
 エンドユーザーとしては、これらの1Fでの物販とカフェのスペース、あるいは2Fのイベントスペースに注目しているわけですが、では、コクヨという会社としては何を狙っているのか。
 私の仮説は、以下のことです。すなわち、「次世代のオーセンティックな価値を生み出すためのイメージを生み出す場所」。
 ここで売られているコクヨ製品はどちらかと言えば、定番というよりはもう何十年も作られているような、バインダーやファイルが中心です。前述の測量野帳もロングセラーです。あるいはビジネスマンの利用を想定した「大人Campusシリーズ」です。
 立地は住所で言えば千駄ヶ谷ですが、JR原宿駅から徒歩5分程度の場所です。竹下通りの喧噪とは打って変わって静かな場所です。
 また、筆者が内覧会に訪れた際には、特別に3Fのオフィススペースも公開されていました。ここは、同社社員が事前に予約して利用するための、一種のサテライトオフィスのようなスペースだそうです。
 で、ここでコクヨが狙っているのは、文具とファニチャーを展開する同社が、今後の新しいイメージを生み出し、製品に反映することではないかと思います。
 立地も置いてある製品も、そのためにオーセンティックなのではないか。
 これは、とりもなおさず、文房具を巡る状況がかつてとは大きく変わっていることが関係していると思われます。少子化の影響で学童・学生向けの市場は縮小しつつある。一方でこのジャンルへの他業種からの参入も少なくありません。国内外にもメーカーはひしめいており、次々に新しい製品が登場しています。
 文房具が個人の情報ツールとして注目を集める中、国内最大手メーカーとしてより先進的な製品を生み出す必要がある。
 このToTは、コクヨの久しぶりの直営店舗でもあり、「新しいコクヨを作るための一歩」(記者会見での発言)なのでしょう。
 直営店舗としてここに来るエンドユーザーの反応から、どんな製品が生まれてくるのか。とても気になります。

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