2016年新作手帳 グリーティング・ライフ編その1 #bungu #techo #手帳
昨年、「モーメントダイアリー」がTV番組で取り上げられたことをきっかけに人気になったメーカー、グリーティングライフ。
メーカーの元々の出自は、グリーティングカードの製造販売だったそうです。
同社の新製品発表会に行ってきました。以下に簡単にレポートします。
○「モーメントダイアリー」 2年目は新色と新アイテムが登場
独自の構造で注目を集めた「モーメント~」。2年目になり、ユーザーの要望に応えて新色と新アイテムが加わります。
まず黄色。A5サイズの手帳は、デスクダイアリーとして使われるものが多く、黒や茶色など地味な色が一般的です。そして2016年モデルは、別注の黄色が登場。塩ビのカバーは、このほかに黒、紺、水色、赤があり全部で5色です。そして黄色のみこのカバー素材のために別注の色を用意したそうです。
そして中身のバリエーションとしては、ホライゾンタル式が新たに登場。2015年版はバーチカル式のみでしたが、あらたにレフト式的な、横に時間軸をとり、縦に日付を配置したタイプが加わります(色バリは両方とも5色用意されるようです)。
レフト式の場合は左ページが予定記入欄になりますが、このタイプは、右側が予定記入欄となります。
また、記入欄のベースが薄い罫の方眼になっています。これは、無地だと記入時にごちゃごちゃしがちなので、記入時の文字の位置の基準とするべく採用されたとのこと。チェックボックスを作って利用する使い方もできそうです。
○200年日記、登場予定
また、同社の新しい製品ジャンルとして「200YEAR DIARY」の登場が予定されています。
これは1901年~2100年までの記入欄のあるもので、手帳と言うよりは日記帳に近い製品。個人というよりは家族のヒストリーの記録に役立ちそうです。ページ構成も工夫されており、本当に200年分の記述ができれば、見返すと楽しいものになりそうです。もっとも200年分を見返すことができるのは、2100年時点で生きている人なので、私には難しそうですが。
こういうコンセプトの記録ツールは今まであるようでなかったので、どのように受け入れられるかとても興味深いです。
○ふせんに新アイテム
以前のエントリーでも紹介したとおり、同社にはまた手帳と相性のいいふせんも新アイテムが登場しています。
健康管理、会議記録、レシピ、レビュー、ガントチャートの新型。
懇切丁寧な記入欄のガイドで記入したくなるようになっています。
前述のようにグリーティング・ライフは、文具メーカーと言うより雑貨全般を扱うメーカーであり、手帳もメイン商材ではありません。キャラクター文具の一アイテム的な扱いです。
それでも、「モーメントダイアリー」のような商品が登場したのは、実は文具専門ではないが故の視点の自由さがあったからなのかもしれません。
上述の各手帳、ふせんなどについては別途写真を入れた記事をアップする予定です。
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