« 「毎日、文房具」でたかたくさんにご紹介いただきました。:『意外と誰も教えてくれなかった手帳の基本』 #bungu #techo #手帳 | トップページ | 本日('14年11月26日)の毎日新聞朝刊に登場しています #techo #bungu »

2014/11/24

都民手帳がないとお嘆きの方に「東京散歩手帖2015」(リトルモア)



 手帳のシーズンになると、ビジネスマン向け手帳とともにスポットが当たるのが県民手帳。とはいえ、大阪府、神奈川県などには、現在県民手帳が存在しないらしい。
 東京にも都民手帳はないらしいのだが(※1)、都民におすすめの手帳はある。それが「東京散歩手帖2015」(リトルモア)だ。
 「東京を一年まるごと楽しむための散歩ガイドとスケジュール帳がこの一冊に!」とかかれたオビを取り外すと、和なテイストの紺色の表紙が現れる。中を開くとスケジュール記入欄と東京を感じる編集ページが組み合わされている。
 たとえば、毎月の月間ページの見開き左側には、永井荷風、芥川龍之介などの随筆の一節を引用している。その前の見開きは、季節ごとのテーマに沿った情報がある。たとえば2月のテーマはあんこ。都内の名店のあんこを使った御菓子が写真入りで登場している。
 続く見開き2週間のページには各日に細かく月齢を表示。さらに都内各所の季節ごとのイベントも紹介。東京を散歩したくなる工夫の一つだ。
 さらに巻末の「東京散歩地図」は、「蔵前」「下北沢」など10のポイントの地図を解説入りで掲載。地図を見て読んで、出かけて見つけたことがらをメモ欄に記入できるようになっている。

 続く方眼メモページは、フリーな記入欄と、「商店街」「ガード下」「喫茶店」「銭湯・温泉」などのテーマ別ページが。後者には、そのテーマに沿った簡単なガイドがある。

 ぺーじをめくると出かけたくなり、出かけてみつけたことを記入したくなる。都民手帳のない現在、東京散歩手帖は、東京に住んでいる人、出かける人が、東京の魅力を発見し、味わうためのまたとない一冊ではないかと思う。

※1 日経ビジネスアソシエ11月号による

|

« 「毎日、文房具」でたかたくさんにご紹介いただきました。:『意外と誰も教えてくれなかった手帳の基本』 #bungu #techo #手帳 | トップページ | 本日('14年11月26日)の毎日新聞朝刊に登場しています #techo #bungu »

手帳」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 都民手帳がないとお嘆きの方に「東京散歩手帖2015」(リトルモア):

« 「毎日、文房具」でたかたくさんにご紹介いただきました。:『意外と誰も教えてくれなかった手帳の基本』 #bungu #techo #手帳 | トップページ | 本日('14年11月26日)の毎日新聞朝刊に登場しています #techo #bungu »