手帳市場が若年者層、高齢者層にも拡大。その背景にあるのは・・・
手帳市場がとくに、ターゲットの年齢層を広げつつあるのを感じます。
たとえば中高生向けに、生活習慣や学習習慣をつけることを狙いにした手帳が数年前から登場し、各社が参入しています。
さらに、JMAMは高齢者(60、70代)を対象とした、心身の健康状態を記録する手帳を新しく発売しました。
この背景にあるのは、手帳を使う習慣が広く浸透しつつあることに加えて、ボリュームゾーンたる手帳を主に使うビジネスパーソンの人口が減る予測があることではないかと考えます。
徐々に減っていくビジネスパーソンの層も含め、増えていく高齢者層に対して、彼らが若いときにはなかった、そして若いときにはあまり必要としなかった、心身の健康管理のための手帳を作ることで、新しい市場を作りたいという意図がうかがわれます。
手帳はここでも社会の変化を反映していると考えられます。
140917補記 以上はきちんとしたデータをもとに語っているわけではなく、印象と憶測ではあります。この辺も補足したいと思っています。
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