7月のISOTからもう1ヶ月以上も経ってしまいましたが、オーリッドさんのブースで開催された「文具サミットinISOT」で話した文具を巡る2つのキーワードについて忘れないうちに補足しておきます。動画アーカイブはこちら。
まず「水面下の大地殻変動」。これは、昨年までは出展していなかったオーリッドさんがISOTに、しかもコマ地図で見ると一番大きなスペースで出展していたことを指しています。オーリッドのKyber各種ソリューションは、クラウド(インターネット上のリソース)の向こう側のクラウド(群衆)を使って、人力OCRを実現しています。
このような、今までとは全く違ったしくみと成り立ちを持つ製品が文房具として登場し、ISOTにブースを出していることを指して言ったキーワードです。
次に「スマホ、タブレットを含めた生態系の再編」。これは非PCによる情報の記録・整理が、それまでの文房具のみによるものから、スマートフォンやタブレットを使った、あるいはアナログツールとの組み合わせによるものに変わってきたことを指しています。
まず思いつくのは、「ショットノート」(キングジム)や「キャミアップ」(コクヨS&T)などのスマート文具。これらはスマートフォンで取り込むことを前提としています。
次に、タブレットとタブレット用の手書きアプリ各種。スケッチブックやレポートパッドとペンの組み合わせでやっていたことが、最近はタブレットとスタイラスの組み合わせに部分的に代替されている状況があります。これは編集や再利用が簡単だったり、クラウドに上げるのもすばやかったりと、デジタルデータならではの各種メリットがあります。
また、スマートフォンやタブレットを手帳やノートカバーに収納するためのアクセサリーも登場しています。もはやスマートフォンやタブレットは文房具のようなものであり、文房具がかつて担っていた役割を代替するケースが増えていると思われるわけです。もちろんそこには、スマートフォンを手帳代わりに使うことも含まれます。
さてでは、文具や手帳にしかできないことは何か。スマートフォンなどでやった方が便利なのはどんな作業なのか。今後はこの辺が明らかになってゆき、それに従って道具の形も変わってくることが想像されます。
8/8 19時26分 動画アーカイブへのリンクがはられていなかったのであらためてはりました。
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