手帳の二つの顔
どうも、手帳には二つの顔があるようだ。
ひとつは、ケータイやPCがこれだけ普及しても依然として使われ続けている昔からの道具としての手帳。
もうひとつは、書き味から記入欄のサイズ、各種の使いこなしテクニックなど、どこまでもマニアックにつきあう、ある種の趣味的な対象としての手帳。
とくに前者は、テレビやラジオなどで手帳関連の話題に入るときに、枕詞のように使われることが多い。デジタル全盛の時代に、旧態依然とした(ようにみえる)手帳がまだまだ使われるどころかブームになっていると語られるのだ。
そして後者だ。このBlogやIT関連サイトの手帳特集記事などをしきりにチェックしたり、雑誌の手帳特集を一通り購入する層にとっては、手帳は旧態依然とした古い道具などではなく、日々新しい使い方が発見されるクールなツールだ。
テレビとかラジオなど放送時間に制限のあるメディアでは、特定のトピックについてつっこんだ解説がなされることは少ない。特集番組とか、よほどのブームでなければ、手帳のような歳時記的な話題については一通り触れるだけだ。だから、手帳が見た目はさほど変わっていなくても(とはいっても、色バリエーションとかデザインなど見た目もかなり変わってはいるが)、大した問題にはならない。そして実態としては、手帳は見た目からは想像が出来ないほど変化している。この辺のことが、テレビとかラジオなどのメディアに知られるようになる日は果たしてくるのだろうか。
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