手帳の引っ越し:データはデジタル化、考えや思いは手書きで
いよいよ今年もあと10日。購入した新しい手帳にも情報を引っ越す時期だ。私は今日も少しだけそういう作業に時間を使ったのだが、そこで気がついたのが表題の件。
09年版の手帳に書きためた箴言などは、手書きでそのまま新しい手帳に書いたほうが、なにやら“効き目”がありそうだ。
でもって、本の書名とか、統計的なデータなど、主観が含まれないものは、デジタル化(たとえばパソコンに入力)したほうがなにかと便利そうだ。※つまりこれは新しい手帳には引き継がないことになる
要するに、手書きは主観になじむのだ。せっかく自分で気がついた“オレ名言”も、タイピングして紙に印刷して手帳に挟むと、なにやら迫力とか神通力みたいなものが減ってしまう感じがする。いや教科書体とか楷書体などのフォントを使えばいいのかもしれないが、手書きの不揃い具合がもつニュアンスが損なわれることは間違いない。手書きのメリットとか本質というのは、この辺にもあると思われ(思われなのか?)。
こちらのWebページでも『手帳進化論』をご紹介いただいております。
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