「手帳で夢はかなわない」とはいいたくない
「手帳で夢はかなうのか」。このBlogでも何回か考えてきたことだけれど、この問題に関する私個人の心情をここに吐露しておきたい。
手帳で夢がかなうかどうかは正直わからない。でもかなわないと断言することだけは絶対にしたくない。
そもそも、“夢をかなえる”とうたう手帳が出てきたことの背景には、終身雇用制の終焉がある。誰もがゆりかごから墓場まで保証されていたような、戦後の雇用慣行が終わってしまった今、自分のライフプランは自分で考えて組み立てなければならない。そのために手帳を使うことがあってもいいと思う。紙に書きさえすればかなうとか、他力本願だとかいう批判はあるかもしれない。でも同時に努力もしていると思うし、実際夢がかなったという人だっているわけです。
私はかつて『システム手帳の極意』の中では、“ドラッグとしての成功本”と書いたり、『手帳進化論』では、“マークXに乗っても佐藤浩市にはなれない”とも書いた。要するに、有名人プロデュースの成功手帳に関して批判めいたことは書いた。
それでも思う。私個人としては、手帳で夢は絶対かなわないということは、言いたくないのです。
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