手帳の進化:具体的には・・・
以前のエントリーでは手帳は、平成不況によって進化したと書いた。
さてでは、具体的には何がどう進化したのか。あのエントリーではそこがまったく欠落していたのであらためて考えてみたい。
たとえば、ふせんを内蔵した綴じ手帳の登場。目標や夢を書く欄を持った手帳。形状の自由さ。色バリエーションの増加などだろうか。
さらに、これは手帳本体とは別の次元の話だが、ユーザーの使い方も、A4のプリントアウトを挟んだり、マルチペンを併用したりと、いろいろだ。Webスケジューラーやスマートフォンなどと併用するパターンが出てきたのは今の時代ならではだろうか。
黒一色で、スケジュール欄と社訓と本支店所在地連絡先一覧がすべてだった年玉手帳とはそれは真逆にあるのだと言える。
あるいは、こんな風にもとらえられるだろう。年玉手帳が減少したことで手帳は初めてビジネスマン向けの商品であることを意識し、その結果ユーザーに育てられたのだと。
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