ユーザーの工夫を取り込んでいる製品が出てきている:2010年手帳雑感
本日も2010年版手帳の話です。
たとえば、ふせんを組み合わせるとか、ページを追加するなど、それまでも手帳にいろいろなアイテムを組み合わせているユーザーはいたわけですが、2010年版の手帳では、今までユーザーがやってきた工夫をそのまま取り込んでいる手帳が出てきています。
たとえば表紙カバーにふせん用ポケットを用意し、そこに専用ふせんを収納している製品。また、ツインリング構造を利用して取り外し可能なページを内蔵している製品など。
綴じ手帳は技術的には枯れた製品だとずっと思っていました。たとえばダイエット用手帳など、特定目的に向けた新しい手帳は出てきても、新しい物理的な構造とか、他の文具との組み合わせを最初から持っている手帳などが出てくることは想像していませんでした。しかし、よく考えてみれば、不思議でも何でもない。製造コスト的な問題さえクリアすれば、今までなかったのが不思議なぐらいです。
このへんについて、今後も雑誌やWebで紹介する機会があると思います。
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