「手帳の学校」を立ち上げる意味
先日からご案内させていただいている「手帳の学校」について、本日はもう少し説明させていただきます。これは、手帳関連の書籍を発表してきた私が必然的にたどり着いたことだと理解しております。
『システム手帳の極意』(技術評論社)などを書いていたころは、手帳はシステム手帳につきると考えていました。その考えが変わってきたのは、『手帳進化論』(PHPビジネス新書)を書いたあたりだったと思います。どんな手帳にも使い手の必然性によって求められた形があります。ある手帳が別の手帳より勝っているということは、部分的にはあっても、利用者の一人一人が求めた必然性を満たしている限りにおいて、どれもその利用者にとってなくてはならないものだと言うことです。
また、『手帳の図鑑』(えい出版社)を制作してわかったのは、手帳の驚くべき多様さでした。バーティカルタイプひとつとっても、サイズも時間軸の幅も、メモ欄のスペースも位置もまちまちでした。
そしてどの手帳を選ぶかというレベルで、手帳術というものがはじまっており、それはとりもなおさず時間のとらえ方を選択するという行為ではないかと考えました。
このたび、2人の講師の方にお願いするのは、“手帳のタイプによらない手帳術”です。普通の綴じ手帳を使っている方なら、レイアウトのタイプを問わずに応用が出来るようなそんなノウハウを、定評あるビジネス書の著者の方に伝授してもらおうという企画なのです。
2009年もそろそろ5ヶ月が終わろうとしています。今年の後半を充実させさらなる飛躍をするために、「手帳の学校」はきっと役立つと考えております。参加方法は追ってご案内します。どうぞよろしくお願いします。
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