「あとで読む」の本当の効用は、“読んだつもり”になれること
「あとで読む」ほど、カンタンに使えて便利なサービスもないのではないか。そしてその便利さの本質は、チェックしておきたいWebページを特定のメールアドレスに送ってくれること自体ではなく、その場で気をとられそうな面白そうなWebページが、本当に面白かったり必要だったりするかどうかを、一定の時間をおいて冷静になったあとで、自分で取捨選択できるようになることではないか。
仕事中にネットを見ているときほど、本題とは関係のないWebに気をとられがちだが、いちいち読むのは論外としても、ついついブックマークしたりして、ブックマークフォルダが未整理の状態になってしまうのは、あまり望ましい自体ではない。「あとで読む」が便利なのは、逐一ブックマークするわけでもその場で読むわけでもなく、というか気になるWebページをそういう二者択一的な態度の間において保存できるようにしたことだろう。
そして、実際に、「あとで読む」の機能を使って特定のアドレスに送られたWebページを見ると、必ずしも全部が必要ではなかったことがわかる。そういうことが時間をかけずにわかることが実はこの「あとで読む」のもっとも便利な点ではないかと思う。
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