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2009/04/06

手帳市場はこれからもどんどん広がる?

  昨年末に刊行した『くらべて選ぶ手帳の図鑑』(えい出版社)では、43メーカー164種類の手帳を紹介した。各社の各製品について、主要な記入欄をタイプ別に並列して見ることができるこの本は、それまでにはなかったものだ。

 そして先日東急ハンズで手帳コーナーを見てあらためて感じた。
 今後は、今までなかったようなタイプの手帳が各社からどんどん発売されていくのではないか?

 一例を挙げると、Coatedの「Josef」という製品がそれだ。B5サイズ見開きの左ページは、いわゆる月間ブロック。右ページは無地になっている。見開き一週間には、左ページのみにスケジュール記入欄のある「レフト式」というタイプがあるが、その月間版といえる。

 こういう、今まであまり見かけなかったようなタイプの手帳がこれからどんどん出てくるのではないか。すでに国内の手帳市場は、八千万冊とも一億冊とも言われているが、この数またはそれ以上の数の中で、バリエーションは無数に細分化していくのではないだろうか。何しろ手帳を作っているメーカーは、『手帳の図鑑』で紹介したものも含めて50数社(それ以上?)はある。それらが数え切れないほどのバリエーションの手帳を発売している。そして、独創的だったり実験的だったりする手帳がそれらのメーカーから登場することは大いにあり得ることだろう。

 また、一人で二冊以上の手帳を使う人も増えている。年玉手帳の減少以降の手帳市場は、変化している最中なのだとも考えられる。

 

 東急ハンズの店頭を見て、そんなことを感じたのでした。

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