手帳はまたまた変わろうとするのか?
今日の話は、散髪した理髪店で聞いたことがヒントになっています。
その理髪店によれば、今まで土日に来店していた人の中で、平日に来る人が増えてくるとのこと。なんでも、有給休暇が取りやすくなったため、平日にきて土日は別のことに使っているのではないかとのことだった。
百年に一度とも言われる経済状況の悪化のために、企業も労働時間を短縮し残業なども極力短くするように、方針を変えつつあるのではないかと思われる。
であるのなら(ここでやっと手帳の話です)、手帳に書かれている時間軸も、午前9時から午後5時程度までで足りるようになるのかもしれない。私が「くらべて選ぶ手帳の図鑑」で見た各社の手帳の中には、24時間の時間軸を持つものもあったが、こういう手帳を望む人は、一部の業界をのぞけばどんどん減っていくのではないか。
手帳といえども、それが使われる社会のあり方と無縁ではいられないのだろう。フトそんなことを考えた。
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コメント
chihiroさん
なるほど実行記録には、24時間の軸は必要ですね。特に予定の変動がある場合は不可欠かもしれません。
ただおっしゃるように、軸に行動が規定されることもありそうです。
特命鬼謀さん
ご指摘の通りだと思います。週休二日制のために、土日が平日の半分のスペースになっているマンスリー記入欄の手帳は多いでしょう。ですが、土日も平日と同じサイズでなければと言う人も少なくないと思います。
お二方ともコメントありがとうございました。
投稿: 館神龍彦 | 2009/03/03 21:23
時間軸だけではなく、休日が土日祝日でない人達にとってはマンスリー均等(月or日曜日始まりも含め)の方が使い勝手がよいのかな?
投稿: 特命鬼謀 | 2009/02/20 10:58
サブとして24時間軸の手帳を家置きで使っています。
これは予定を記入というよりも、実行記録です。
タイムテーブルというのでしょうか。
自由業ですが、時間軸に書くような約束はほとんどありません。
何を書くかというと、何時から何時までこんな作業をしたとか、誰が来たとか、そんな記録です。
日中サボってて夜中に仕事したりもしばしばです。
最も、前夜おおまかに明日の動きをシミュレーションして、シャープペンシルで記入はしておきますが、どうしても夜中にズレ込ませたりしています。
仕事に関する作業時間だけは赤ペンで記入していますが、これにより生活パターンも見えて来ます。
こんな私にとって、24時間軸のリフィールは必須アイテムで、無くなったら困ります。
ただし、これを書きながら思ったのですが、書くスペース(時間軸)があるから、ダラダラと延ばしてしまうのかもしれません。
8時までしか無いものを使えば、そのように行動するでしょうか。
検証の余地ありですね。
投稿: chihiro | 2009/02/19 11:26