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2009/01/26

手帳を自作した方から『手帳進化論』の感想をいただきました

先日の手帳オフに、自作の綴じ手帳を持参して参加してくださったはぎわらさんから、拙著『手帳進化論』の感想をいただきました。

 じつは、はぎわらさんには、私が手帳をいただきたいと申し出をしており、その代わりに自著でよければ差し上げますと、いわば物々交換の提案をしていました。そして先日郵送したところ、感想をいただいたというわけです。Blogでの紹介の承諾をいただいたので、以下に公開します。

(以下引用)
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本届きました。ありがとうございました。
図鑑はもちろん、進化論面白いです!
ぼく自身が自作に至るまでの経緯は、手帳に詳しい訳ではなく、ただ単に自分が使いたいと思う手帳が無かったから・・・に過ぎませんでした。その際もやもやとした言葉にならない疑問や考えがあったのですが、なんとこれらの多くがこの進化論にわかりやすく明文化されてるではありませんか・・・読んでいて「そうそう!」と思うことばかり、とても面白かったです。僕にとってあらためて自作に至った経緯が明文化された感じです。
ありがとうございました。

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(引用終わり)

 はぎわらさん、感想をいただき、また公開をご快諾いただき、ありがとうございました。


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手帳」カテゴリの記事

コメント

hikawaさん
 ビジネスマンにとっての手帳としては、平成不況以前には、年玉手帳が多く使われていたように認識しています。その祖型の一つとして軍隊手牒の存在があると考えています。この辺のことは、「手帳進化論」にまとめてあるのでお手数ですが今一度目を通していただけますでしょうか。どうぞよろしくお願いします。

投稿: 館神龍彦 | 2009/02/01 08:54

通念的なものとしての解釈ととらえてよろしいでしょうか。つまり語句の起源のようなものと・・

投稿: hikawa | 2009/01/29 19:44

hikawaさん

 軍隊手牒は、その後の手帳のあり方に影響を与えた点で大きな意味があると思っています。
 ご指摘の通り、軍隊手牒自体はステーショナリー的な性格はほぼありません。どちらかといえば身分証明書的なものです。
 ただ、軍隊手牒の、発行元の団体が掲げる理念を内包したスタイルは、社是・社訓を含んだ年玉手帳や、校則を含んだ生徒手帳のさきがけであると考えております(この辺のことは『手帳進化論』に書いたとおりです)。
 もちろん、こういう手帳ばかりではありません。たとえば『手帳の図鑑』でもとりあげた無印良品の手帳では、この種の理念がないのは当然として、六曜もまったく記されていません。曜日表記と国民の祝日のみです。こういう純然たるスケジュール帳も、いわゆる手帳とは別に存在しています。また企業が発行したものでも、社是・社訓が書かれていないタイプがあるのも『手帳進化論』に書いたとおりです。

 コメントありがとうございました。

投稿: 館神龍彦 | 2009/01/28 21:32

どうして軍人手帳にこだわられるのか、わかんないですね。ステーショナリーとしての手帳と軍人手帳は全く違うものだとおもうのですが、母子手帳やその他の経歴覚書、つまり書類簿の類だとおもうのですが、たとえば米穀通帳など銀行通帳と同じ通帳という名称をつかっていますが、目的が全く異なるものです。

ここで対象とされている手帳とはどのようなものなのでしょうか。

身分証明証なのかそれともステーショナリーなのでしょうか??

所属を示すということは、所属先のコミュニティが存在し、そこにはローカルルールが存在するということになると思いますが、こうしたステーショナリーとしての手帳にはローカルルールというものは見受けられません。

同時に所属を示す役割を強く担うという風に仮説を立てると、手帳にこだわりのない人が百円ショップで購入した場合にはどうなるのでしょうか。

このばあいは百円ショップに所属の意識を示しているということになるのでしょうか。また百円ショップに所属していないという風に考えると所属と手帳が普遍的な関係にあるという御説は破たんすることになるようにも思えるのですが。


手帳にたいして個人の何らかの趣味性が生じるというのならばわかるのですけどね。


投稿: hikawa | 2009/01/27 23:57

hikawaさん
 軍人勅諭ですが、私が浅草橋の日本文具資料館で取材させていただいた軍隊手帳には、含まれておりました。
以下は現代語訳された軍人勅諭のWebページです。
http://www.geocities.jp/fujimoto_yasuhisa/bunsho/gunjinchokuyu.htm

 この訳がどれほど正確なのかはさておき、取材時の、軍隊手帳のページの写真には、ほぼこういった内容のものが写っています。

また、軍人勅諭とは別に戦陣訓も含まれていました。これも取材時に一部写真を撮っています。ご指摘の「生きて虜囚の~」のくだりは有名ですよね。

なお、写真はいずれも許可を得て特別に撮影させていただきました。

明治から昭和にかけての日本の軍隊の成立と発展については、まだまだ私も勉強すべきことがたくさんあると思っています。

コメントありがとうございました。

投稿: 館神龍彦 | 2009/01/27 18:49

手帳進化論のことが出ていたので、少し質問というか、議論をしなければ「論」にはならいってことで・・

以前に軍人手帳に軍人勅諭といわれていましたが、当時、除隊以降もあまり目にすることがないような軍人手帳(従軍手帳)のようなものではなく一般兵士がもっとも目にするのは歩兵操典だったと記憶しています。

この歩兵操典を機軸とした歩兵教育においてもっとも重要視されたのが、東条英機が作成した「生きて虜囚の辱めを受けず」を第一義とした戦陣訓でした。戦史家でも勘違いされるかたが多いのですが、この戦陣訓と軍人勅諭を勘違いされていないでしょうか。

軍人勅諭は軍が政治を侵犯しないことや軍の独自権などの定義を重要視したものです。兵士の規則や訓考などをかいたものではありません。

もし、軍人直喩が書いてある軍人手帳というものが兵士にとって重要なものだとしたら、東條などをはじめとした軍閥のいいなりに多くの兵士はならなかったとおもいます。軍の中枢に反乱すら起こしていておかしくなかったはずです。

投稿: hikawa | 2009/01/27 10:33

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