自作綴じ手帳を売るためのとっておきの方法
先日の手帳オフの2次会で話したことです。
自作の綴じ手帳をコストダウンして生産し、ある程度売るためにはどうすればいいのか。
完成度はその場に参加した人の誰もがうなるレベルだからいいとして、ある程度のロットを売るためにはどうすればいいのか。
私が考えたアイデアは次のようなことだ。
すなわち、それを使いたい、興味があるという人を募る。そして今年の版をメール便で送るのだ。送られた人はしばらく眺めたり使ったりする。できればその日の項目に感想などを書き込む。そして次の人にやはりメール便で送る。2番目に受け取った人は同じようにしばらく使い、さらに次の人に送る。
1冊をこうやって回覧していけば、ある程度の人数の人がその手帳に触れられることになる。ネットでの販売のネックは実物に触れることが難しいことだが、このアイデアならば、作った人は古い版を最初に80円で送るだけだ。また購入を検討している人も80円の負担で実物を手に取ってみることができる。
気に入ったら、翌年の版の購入希望のメールを制作者に送るようにする。こうすれば、手帳が全国を回って、潜在的なニーズを地道に掘り起こせるのではないだろうか。
このアイデア、もしよかったら検討していただけるとうれしいです。>Hさん、Iさん
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コメント
Charlieさん
そうですね。受け取った人がブログを持っていたらそこで感想を言ってもらうのはいいと思います。
おなら出ちゃっ太さん
最初の人から次の人にいく場合はどうしても、住所を伝える必要があるかもしれません。でもおっしゃるとおり、郵便局留めという手もつかえるかもしれませんね。
また、手帳自体に書き込む事柄もあまりプライベートなことはさけたほうがいいかもしれません。どちらかというと文具店の店頭で手にとってもらうイメージに近いと思います。あとは普段使っている筆記具での試し書きでしょうか。
はぎわらさん
お褒めにあずかり恐縮です。私はこういうアイデアを考えるのが好きなんです。
今思いつく範囲でざっくりと書くと、最初に希望者を募り、メールで応募してもらい(同時に送り先住所もはぎわらさんに対しては開示)、はぎわらさんの方で巡回の順番を指定して、その通りに回覧してもらうのではどうでしょう。
で手帳を見たい人は到着と発送を必ずメールではぎわらさんに伝える。住所を明らかにしたくない人は、おなら出ちゃっ太さんのご提案のように「郵便局留め」でもいいでしょう。
なんだか考えたらわくわくしますね!
というわけで、みなさま、コメントありがとうございました。
投稿: 館神龍彦 | 2009/01/21 20:04
とてもおもしろいですね。
私の造った手帳は「Cook's tour」と題して旅行に持って行って楽しい手帳になれば良いな・・・と想いを込めて造っていました。それが手帳自身が旅に出るとは、考えもしなかった・・・さすがです。
私にとってこの手帳は「可愛い子」です・・・有る意味「自分探しの旅」とも言えるこの旅を、是非させてあげたいと考えております。
宜しくお願いいたします。
旅のプラン?仕組み?をいろいろ考えねばなりませんが、先ずは一冊造り始めます。
投稿: はぎわら | 2009/01/21 15:10
とても斬新なアイデアですね。
ただネックになるとすれば昨今流行の二酸化炭素排出量規制・・・ではなくて。(^^;
個人情報の観点でしょうか。
オイラは別に構わないと思うのですが。
やろうと思えば郵便局留めなども使えるワケですし。
投稿: おなら出ちゃっ太 | 2009/01/21 13:37
あとは、ブログに各ページの画像を掲載して、みなさんの意見を募るという手もありますね。
いわゆる“ほぼ日方式”とでも言うのでしょうか。
投稿: Charlie | 2009/01/21 00:44