「緊急度」「緊急度」より効き目のあるタスク処理の原則とは?
タスク処理の優先順位を決めるための有名な指標が「重要度と緊急度の四象限」だ。
特に緊急ではないが重要なものこそおろそかにしてはイケナイという意味で、戒め的なニュアンスでも用いられる。
で、これはこれで非常に説得力があるし、異議を唱えるものでもない。
でも、これとは別の尺度はまだまだあるとおもう。その一つが、「そのタスクを引っ張ってしまった時間の長さ」だ。
何らかの理由があって、あるいは理由はわからないけれど、処理が後手後手に回ってしまったタスクがあるとしよう。そして仕事がたくさんあるとき、状況が許せばそういうものから手をつけるのも方法の一つだ。
なぜなら、処理が先延ばしになったタスクほど、心理的な負担は大きい。それゆえ片付けたときの、肩から荷が下りた感じもまた大きいからだ。するとそこで弾みがついて、ちょっとやそっとのタスクならちょちょいのちょいってな妙な過信=勢いがつく。それをうまく利用すれば、効率も上がる。
というわけで、先延ばしにしているタスク、片付けると心が晴れ晴れします。もしよかったらやってみてください。私もやってみて晴れ晴れしました。
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コメント
hikaさん
いつもコメントありがとうございます。
後回しになったタスクをどう実行していくか、まだまだ私も悩んでいるところです。
その原因とか、そこに隠された構造とか、心の癖などもそれが後回しになる要素かもしれませんね。
コメントありがとうございました。
投稿: 館神龍彦 | 2009/01/08 22:03
おめでとうございます!
工程管理に関してはプライオリティの設定が重要になりますが、経営や営業、学術的な発想に関してはプライオリティはその時々で変わってしまいまう場合が多いように思います。後回しになっているものがプライオリティが低いとは限らない。スキル的に到達していない場合や他の作業と統合することができなかったもの、そういうものが多い。こういったものを克服できるかどうかが脳スキルがアップできるかかどうかって事になる場合もありますよ。
あくまでも趣味の話になりますが、僕の手帳の中ではナワル語の勉強をするって案件がいつまでたってもできないし、死刑囚のかたがたとの面談と手紙交換なんてものも順送りになっている場合が多い。どちらも自分の人生にとって大事なことであり、自分の人生を豊かにしたり、自分の社会性を増すためには重要である。ゆえにプライオリティは高い。
僕の場合は遣り残しは自分の課題として見ている場合が多いですね。自分がいかにチャレンジングであるか、それが僕にとっては非常に重要だと自分に絶えず挑戦しつづけること、それが心地よくなければ、面白くないと思いますよ。
投稿: hika | 2009/01/02 17:52
katsu-tさん
時間も手間も有限のリソースなので、有効に使うためには考える時間をとる必要があると思います。その方が結果として自分もラクになるとも思います。ご指摘の通りそのプロセスによって、処理が効率的にされるのだと思います。
コメントありがとうございました。
投稿: 館神龍彦 | 2008/12/29 09:44
タスクの優先順位や重要度順位って悩みますよね。でも、この悩むって行為そのものがいいことなんじゃないかと最近感じています。
周りに居る技術者を見てみると、順位を気にせずタスク処理をし、結果時間と労力を無駄にしている人と、悩みながら順位を決め、結果として時間と労力を効率的に使っている人に分かれます。
悩みながらの順位決定=計画なんで、結果的に処理が効率的になるんですよね。
投稿: katsu-t | 2008/12/28 11:44