人気の手帳術はなんだ?
手帳術と呼ばれる一連の手帳活用のテクニックがある。その中でもっとも人気があるのは何だろう。これは想像だが、もっともよく使われているのは手帳以外のアイテムとの組み合わせ技ではないだろうか。
すなわち、マルチペンで記入内容を書き分けたり、付箋にやる日時が決まらないことを書いておいたりといったテクニックがそれだ。これらは、手帳本体の形、サイズを問わない。だから、多くの人に使われていることが想像できる。
その反対に、手帳のタイプによっては使えないテクニックもある。自作リフィルもその一つ。記入ぺージを差し替えられるシステム手帳などのタイプでなければ、実行しようがない。もっとも最近は、弱粘着タイプの粘着テープを使うことで、綴じ手帳であっても便覧的なページや、カスタマイズされた記入ページを増やすことがやりやすくなってはいるが。
多くの人に使われている手帳術は、取り入れやすい。ただ、まねしやすいけれど、自分にとって必然性があるかどうかは別。目的がなんなのか、そのためにできる工夫はなにかを、よく見極めたい。それにそのことが手帳のテクニックで解決できるかどうかも。多くの人に使われているからといってまねしてみても、自分には役立たない。そんな工夫ならば慌てて取り入れることもないはずだ。
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コメント
多ぁ忙さん
私も読者の方々と交流する場をもてることがうれしいです。何よりこうやってコメントしていただいたり、拙著をBlogにご紹介いただくことが大きな励みです。
本の紹介とBlogのリンクをありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。
投稿: 館神 | 2008/09/15 18:44
著者とこんなに気軽に情報交換できるとはすばらしい時代になったものです。お返事ありがとうございます。
さっそく、「システム手帳新入門」の紹介と私のシステム手帳選びをブログにアップしました。コメントいただけるととっても嬉しいです。また、「舘神blog」をリンクさせていただきました。これからもよろしくお願いします。
投稿: 多ぁ忙 | 2008/09/14 21:10
多ぁ忙さん
まず、ハンドルネームにやられました。「システム手帳新入門!」を読んでいただきありがとうございます。私もまだまだ手帳について知らないことが多いです。Blogも拝見しました。今後ともどうぞよろしくお願いします。コメントありがとうございました。
投稿: 館神 | 2008/09/14 07:59
実は、さっき「システム手帳新入門」を読み終わったところです。あとがきに舘神さんのブログの記述があったので、こちらに来ました。私も10年以上前の学生時代に小さなシステム手帳に自作リフィルを印刷して楽しんで使っていました。それを思い出させてくれて、大変感謝しています。
現在、仕事上の利便性を考えて、バイブル版からA5サイズに変更しようと思いたち、再びシステム手帳について興味をもちはじめたところです。
手帳術に関して、自分なりに研究してみたいと思います。今後とも参考にさせてください。
投稿: 多ぁ忙 | 2008/09/13 19:11