UMPCは新しいメディアになれるか?
富士通の新しいFMV-BIBLO LOOX Uシリーズに、電子コミックが標準搭載されるらしい。
RBB TODAY http://www.rbbtoday.com/news/20080820/53610.html
この種のUMPCを使うユーザーが、パソコンの画面で漫画を読むかどうかは疑問なしとしないが、面白い試みではある。 すでに国内の電子ブック端末は、現時点での成功例に乏しい。また、ネット経由でのコンテンツはケータイ小説が成功したように端末さえ普及し、 通信コストの問題(パケット定額制、パケットパックなどで)さえ解決すれば、ビジネスとして成功する可能性は残されていると言える。
この富士通の新しいUMPCに、「ヴェルサイユのばら」などの各種著名コミックの第1巻が標準で載せられるというのは、 いわばUMPCを、電子ブックを読むための新しいビューワーとして使う試みではないかと思う。コンテンツ提供側としては、 販路を広げるチャンスだろうし、PCメーカーとしては、 先行する海外製の低価格UMPC/ネットブックとの差別化のひとつの方法として有効と判断されたのだろう。
UMPCは、端末としては十分汎用性がある。また画面もケータイのそれと比べれば大きく、表現力も高いといえる。 問題はユーザーがUMPCの画面で漫画を読むかどうかだろう。
おそらく出版元はやりたがらないだろうけど、 最新マンガの今週分が無線LANスポットでダウンロードできるとかのしくみをあわせて作れば、端末もマンガも売れるような気もするけど (←完全に素人考え)
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