これからのノートPCは“非残業マシン”が主流になる
このBlogでも何回か取り上げている新世代のミニノートPC。ネットブックともUMPCとも呼ばれるこれらのパソコン群の特徴は、
一言で言えば表題のようなことではないか。要するに、仕事とまったく無縁か、せいぜいあまり関係のない
(ごくまれにかり出されるかもしれないけど)ところで使われるのだと思う。
換言すれば、しばらく前までノートPCの実態は、残業マシンだったのではないか。光学ドライブを内蔵し、
XGAかそれ以上の解像度で重量1Kg前後のパソコンは、カフェのテーブルというよりは、
山手線の横長シートでよく見かけるような印象がある。そしてたいていは、カードスロットにデータ通信カードが挿入されている。
新世代のミニノートPCは、こういった仕事でハードに使われるイメージとはかけ離れている。
そうではなく純粋に個人のために使うツールとしての雰囲気をまとっている。思えばヒューレット・パッカードが、
HP2133miniノートの発表時に、本体正面のカスタマイズのオプションを発表したのもそれと無関係ではないだろう(※)。
それにかつての残業マシンも、そのあり方を問われつつある。個人情報保護法の制定に端を発する、
データに関する企業のセキュリティ意識の高まりによって、社内の特定エリアでノートPCやPDAの利用が禁止されたり、
外部に持ち出して使うことが制限されたりしている。
ここにおいて、ノートPCは外出先で仕事をする機械という概念規定から自由になったと言える。
そういう事態(時代?)に対するメーカーの回答のひとつが、新世代のminiノートだと思うのだ。
※ ノートPCの天板部分にデコレーションを施したり色が選べるようなサービスは今までもあった。
ただそれは商品としての魅力を高めるとか、バリエーションを増やすなどのニュアンスが強かったように思う。そういえば、昔、
東芝の初代リブレットを自分で塗装していたユーザーも見たことあったなぁ。
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