なぜ電子ブックは日本市場で普及しなかったのか
ITmediaが、ソニーと松下の電子ブック端末撤退を報じている。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/01/news122.html
PDAの歴史は単機能に特化した小型端末にその機能を奪われていく歴史であるというコラムを「システム手帳の極意」(技術評論社) には、書いた。
そして、やはり単機能の端末だったはずの電子ブックは、この例には入らなかったというわけだ。 これにはやはり携帯電話の存在が大きいといえるだろう。そもそもテキストのみであれば、携帯電話は十分な表現力を持っている。 図版なりイラストなりはそこに収まらないわけだが、それで十分なコンテンツも小説をはじめとして多数あるわけだ。
電子ブック的なコンテンツは、この種の専用端末向け以外にも存在する。一例を挙げればスマートフォン向けとか電子辞書向けだ。 そしてこの電子辞書向けにはまだ可能性があるような気がする。本と辞書との親和性の高さといい、液晶の表現力といい、悪くないと思うのだが。
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