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2008/07/18

4つの嘘

 先週からはじまったテレビ朝日系ドラマ「4つの嘘」。何気なく見た昨日放送の第二回のキーアイテムが手帳だった。

 原詩文(永作博美)をはじめとする主人公4人はかつて高校の同級生だった。その一人、 羽田美智子演ずる戸倉美波はカナダで事故死する。友人の死を弔うために現地に飛んだ西尾満希子(寺島しのぶ)は、美波の夫から、 手帳を渡される。そこには、浮気していたらしい美波の秘密が書かれていたのだった・・・。

 とまあ、こんな感じの第二回。「黒革の手帳」を別格とすれば、 テレビドラマの小道具として巧みに使われている希有な例ではないだろうか。面白かったのは、帰国途上の飛行機の中で何回も手帳を読んだのに、 書かれていた暗号を解読できなかった寺島しのぶと、見たとたんにあざやかに理解してみせる永作博美の対比だ。キャラクターの違いとともに、 手帳の、個人の秘密を記録するアイテムとしての性格が明確に描写されている。

 正直に告白すれば、もともとこのドラマにはほとんど興味がなかった。だが手帳が今後も出てきそうだし、脚本が、「ふたりっ子」 「功名が辻」の大石静となれば、もう少し見てみよう。そんなふうに思っている。

 

 

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