手帳術を片っ端から試す時期があってもいいし、自己啓発本を読みまくる日々もそれなりに意味はあると考える
「システム手帳の極意」(技術評論社)では、「ドラッグとしての成功本」というコラムを書いたし、「手帳進化論」(PHPビジネス新書)では、手帳術を目的にするなという旨のことも書いた。
表題の件はそれとは矛盾するようにも思えるが、あえて書いておく。手帳術を片っ端から試す時期はそれはそれで必要であり、必然でもある。自己啓発本も、そこからなにがしかのエッセンスなり、ワザ、考え方なりを吸収できるのなら決して意味のないことではない。
手帳術をいろいろやってみるのも、自己啓発本や成功本を読んでみるのも、それを自らの時間の使い方や生のあり方に取り込み反映させ、よりよい時間の使い方(≒生き方)を見いだしたいという目的があってのことだ。これでもかという量をこなしたあとには、ノウハウの仕入れだけでは満足できなくなっている自分がいるはずだ。いずれそういう境地に達することが自覚されているのならば、ノウハウの仕入れやそのための時間、プロセスは決してムダではないのではないだろうか。ただ、人間の生きる時間にはそれなりに限りもある。永遠には生きられないこともお忘れなく。
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コメント
のり玉三郎さま、コメントありがとうございます。
トラックバックありがとうございました。
毎日エントリーをあげていますが、このように反応していただく方がいらっしゃると励みになります。
トラックバックもありがとうございました。
投稿: 館神龍彦 | 2008/05/20 06:27
こんにちは。
「インディペンデントに生きる」ののり玉三郎です。また、トラックバックさせていただきました。
いつもいつも、参考にさせていただいてます。
ありがとうございます。
投稿: のり玉三郎 | 2008/05/19 10:07