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2008/03/03

手帳の現在:形態も多様化し分散し使う人によってパターンが異なる

  以前のエントリーでも少し触れたが、 手帳の本を書き、デジタルとアナログのことを考えるうちに、手帳に対する見方が変わってきた。以前の私はシステム手帳を、 パソコンが普及した時代と言う文脈の中で捉え直し(再発見し)、それゆえに解説書を2冊書いた。

 だが、もっと大きな枠組みの中で手帳を考えると違うものが見えてきた。そもそも紙の手帳だけが手帳ではなく、パソコンや携帯電話、 またWebのコンテンツのようなものすら、形を変えた手帳の一種と呼べるのではないかと考えるようになったのだ。 使っているのがシステム手帳かどうかは些細な問題でしかなく、どんな機器、 ツールを併用しそれぞれにどのような役割を持たせているのかを考える必要があると思うようになった。 人によって異なる一連のツール群と使い分けのパターンを捉えるためのキーワードが、「手帳進化論」でも触れた“手帳スイーツ”である。

 もともと、使う人が手帳に望むものは千差万別だったはずだ。そして携帯電話やWebなどの登場と普及は、 個々の人のニーズをよりきめ細かなレベルで満たすことが結果的に出来るようになりつつあると思える。

 

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