EeePCはWebを重視した新種のデバイス(後編)
昨日の続きです。
EeePC(日本向け版)には、WindowsXPがインストールされている。だからその意味ではパソコンに違いない。だが、
全く別の角度から見るとこのハードウェアは、かつてマニアに熱く支持されたある小型デバイスによく似ている。
HP-200LX。登場当時に枯れたOS(MS-DOS)を搭載、本体のメモリーから起動する。
ほとんどないに等しい本体記録領域を補うかのように外部メモリーを挿入できるスロットを装備している。
表示解像度も決して高くはないが実用上は問題ない。こう書けば、EeePCとの相似点がわかるだろうか。
EeePCも、枯れたOS(WindowsXP)を搭載して本体メモリー(フラッシュメモリー)から起動。
ほとんどないに等しい本体記録領域を付属のSDメモリーカード(4GB)で補っている。
800ドット×480ドットの解像度も変則的ではあるが、使えないわけではない。
容量もOSも違うし、何しろ時代が違うが、それでもこのふたつのハードウェアは、
単にマニア心をくすぐること以上によく似ているように思える。
EeePCが今日的なのは、上記のような成り立ちが時代の必然的な要請と思えることだ。一例を挙げれば、
今もっとも容量の大きなWebメールシステムのひとつはGmailである。
およそ6GBもの容量をGmailはWeb上に保存するようになっている。また、GoogleDocs&SpreadSheetといい、
StartForceといい、Web上で利用できるアプリケーションは、データも全てWeb上に保存できる。
そこではパソコンのキーボードやディスプレイは文字通り端末である。
EeePCは、パソコンとしては非力だ。しかしデジタルな世界における、ローカルなソフトウェアの操作から、
Web上のアプリケーションの操作という変化には、無線LANを標準装備することで見事に対応している。ディスクドライブが付属しないのも、
Web上のアプリケーションを利用したり、
ネットからダウンロードしたソフトウェアをインストールすることで対応できるからという見方もできる(※)。
"2">※もっともマイクロソフトのオフィスにはダウンロード版は存在せず、Openoffice系の互換ソフトの利用を余儀なくされるが。
以上のことを考えると、EeePCは、非常に今日的なPCだと思えるのだ。
marginwidth="0"
marginheight="0"
src=
"http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=tategamiblog-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4777909174&fc1=160C01&IS2=1<1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=AFCBED&f=ifr&npa=1"
frameborder="0"
scrolling="no">
| 固定リンク
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- Yahoo!JapanCREATERSプログラムで文具・手帳・ガジェットやそのイベントを紹介していきます。(2018.12.08)
- エディターで入力した文章を自動的にEvernoteにも保存する方法(2015.06.08)
- パソコンでの文書作成が苦にならなくなるキーボードを使うのは、最低限の自己投資かも(2015.05.26)
- インクも用紙もきちんと収納。なかなか使えるプリンター用台(2014.08.25)
- こんなのあるんですねぇ。Bluetooth接続のテンキーパッド(2011.05.01)
この記事へのコメントは終了しました。









コメント
keikichikun@熊本さん、いつもコメントありがとうございます。
Linx版を輸入するのは、USキーボードへのこだわり故とはいえすごいですねぇ。
また、Web上で動作するアプリケーションならばOSの違いすら問題ではないわけですよね。
その昔は、MS-DOSとMacだと機種依存文字の問題があったりして(今もWindowsとMacには機種依存文字の問題が依然としてありますが)大変でしたが、
Webがここまで根付いてしまうと、OSやハードウェアが何であるかは本当に些細な問題に過ぎなくなってしまうかもしれませんね。
コメントありがとうございました。EeePCが到着したらまたコメントで教えていただけるとうれしいです。
投稿: 舘神 | 2008/03/02 13:54
keikichikun@熊本です。遅いコメント申し訳ございません。
HP200LX使用歴10年余の現役LXerです。
ここ前後の記述からEeePCに興味を持ち、いろいろ検討しました。
日本では、USキーボードがないからwinの日本語版はやめ、記憶容量8Gメモリ1GBのLinuxが入ったUS版を個人輸入することに---。
実は、古くからのUSキーボード愛好家で、MacのPowerBookやiBook、WinのThinkPadではUSキーボードに転装して使っています。
Dosモバは日本語キーボードだから購入を諦めました。
日本語化したLinuxなら、ブログの記述や著作物のご主張のとおり、Webソフトを利用するなら問題ないと考えております。
本日、注文したから、到着まで楽しみに待っているところです。
では、また。
投稿: keikichikun | 2008/03/01 16:50