「レバレッジ~」「年収10倍~」が売れているわけ
本田直之氏の一連の「レバレッジ~」や勝間和代氏の「年収10倍アップ~」といった本が売れているようだ。
これらの本が売れている理由は、今のホワイトカラーが置かれている労働環境がかつてなく過酷になっていることではないか。
終身雇用制という竜宮城が終焉し、成果主義が導入されやホワイトカラーエグゼンプションの導入が議論される中で、
ホワイトカラーは雇用されている状態が、終身雇用時代のように永続的でもなく、
年功序列の時代のように右肩上がりの出世が望めるわけでもないことを、周囲の状況から身にしみて感じているのではなかろうか。
そういう状況の中の、言わばサバイバル方法を身につけるためのものとして、上記のような書籍が読まれているのではないだろうか。
そしてそのことで、自分の能力に磨きをかけ、時間の効率を上げる。この態度の本質は、単なる上昇志向ではないと思う。そうではなく、
下に行かないための、サバイバルなのではないだろうか。
景気が回復したと言いながら、石油価格のあおりで物価が上昇している現在の日本においては、年収のアップとは実は、
上に行くことではなく能動的に取り組むべき現状維持ではないのか。私はそんなふうに感じている。
1/2 9:57追記
この種の本を読むことは、従って当たり前であり不可欠なことだと私は考えている。全てではないが私自身も読んでいる。
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