王者の貫禄、王道の手帳術:「能率手帳の流儀」
日本能率協会マネジメントセンターの「能率手帳の流儀」を読んでいる。
同社は、他のどんな会社よりも手帳を売ってきた、自他共に認める日本一の手帳の会社である。市販品としてもベストセラーであり、
特定の会社向けにカスタマイズして販売する年玉手帳のベースとしても長い歴史を持っている。自他共に認める日本一のセールスを誇る手帳。
それが能率手帳なのである。これはわざわざ私などがBlogに書かなくても、おそらく誰でも知っていることだろう。
その能率手帳を作っている、日本能率協会マネジメントセンターの会長自らが書いたこの本は、
内容的にはひたすらベーシックかつオーソドックスだ。「能率手帳の流儀」とは、毎日書いては、自らの行動を振り返り、
それを未来に生かすことなのである。そしてこれは、別に能率手帳じゃなくてもできると書かれている。
自社から刊行する自社の商品についての書籍で、このように率直に書かれているところに、王者の貫禄を見る。
昨日今日できた手帳やその専用解説書とはまったく異なるスタンスだと言える。
ひとつ付け加えるのなら、この流儀を実践するには、記入欄の大きな手帳が望ましいようだ。
綴じ手帳なら意識してそういうものを選ぶべきだし、システム手帳も一見開き一週間ぐらいのレイアウトのリフィルがいいと思う。
逆に予定の記入だけで一杯になる手帳では実践しにくい。別にノートなどを用意した方がいいだろう。
「能率手帳の流儀」には、むずかしいテクニックや即効性のあるワザが書いてあるわけではない。
ただそのことが逆に書かれていることの信憑性を裏付けているように感じられた。
また、「能率手帳」自体の来歴についてもきっちり触れられている。罫線や文字の色のそれぞれに歴史があるようだ。
手帳をどう使えばいいのか迷っているような人にも是非読んでいただきたい。「能率手帳の流儀」はそういう本である。
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