手帳術に王道なし
これも手帳を長く使っている方ならばご存じのことだと思う。手帳術には万人に向くような絶対的なものはない。 この手帳さえ使えばよい、この方法さえ実行すればうまくいく、そんな方法はないのではないか。
もしあるとすればそれは、試行錯誤の上で見つけた自分に合う方法だろう。そういう境地(?)に達している人は、 ある意味王道をつかんだのかもしれない。
だから、手帳を乗り換えるのは普通のことだし、手帳術をいろいろ試してみるのも、 そこにたどり着くまでのプロセスとして必要なことかもしれない(※)。
※ とはいっても、“手帳術のための手帳術”のような、方法が目的化してしまっては意味がないが。
他の人と比べて劣等感を持つこともないし、焦ることもないと思う。手帳にも手帳術にも王道はない。 それは人としてどう生きるかということに、完全な正解がないのと同じだと思う。
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コメント
u1mさん、コメントありがとうございます。
オリジナルのロゴや、フォントの使い方がすてきですね。
これからじっくり拝見します。
コメントありがとうございました。
投稿: 舘神 | 2007/12/30 21:54
いつも楽しく拝見させていただいています。
私もあれこれ試行錯誤して楽しんでおります、欲しいものがなければ自力でと、あれこれ作成しているリフィルをこちらでアップしていますでの、よろしかったら遊びに来てください。
http://pdfdecalender.seesaa.net/
http://exceldecalender.seesaa.net/
投稿: u1m | 2007/12/29 14:40
とびまるさん、コメントありがとうございます。
>「システム手帳を持つ」と肩肘張らずに、メモ帳の延長として使用すると自然にルール化されるものではないかと思いました。
まさにおっしゃるとおりだと思います。
確かにシステム手帳はかつては高級品でしたが、今は質が良くてなおかつ安い物もたくさんあります。コメントに書かれている使い方もおもしろいですね。
私自身も、薄型のバインダーをメモがわりに使っています。
ノート型のメモ帳とは違う便利さは、デジタルとの相性がいいことでしょうか。その詳細については、新刊の「アイデアを生むデジアナ道具術」(えい出版社)に書きました。
よろしければこちらもご覧ください。
コメントありがとうございました。
投稿: 舘神 | 2007/12/27 12:05
著作およびブログにつき、楽しく拝見しております。
手帳術というほどではないのですが、100円ノートのメモ術の代替でシステム手帳の使用を始めて3年以上経ちました。100円ノートでは転記の手間・買い替えが頻繁にあるという理由で無印ミニ6に変えたのです。現在は、月間カレンダーを使用したり、まとめのリフィルを作ったりとうまく活用できていると思います。
システム手帳そのものは過去にも使用したことがあったのですが今ほどうまくいきませんでした。
システム手帳を「高級品」「綺麗・整然と使用しなくてはいけない」というのが念頭にあったからかもしれません。無印ミニ6のヌメは乱暴に扱っても飴色に変色するだけだし、100円ノートのメモ術もルール化がきちんとされているものでもありません。
記事と関係ないかもしれないし、うまく文章にできないのですが、「システム手帳を持つ」と肩肘張らずに、メモ帳の延長として使用すると自然にルール化されるものではないかと思いました。
投稿: とびまる | 2007/12/27 01:20