なぜ、ファイロファックスを使う若手社員が生意気に思えたのか
Blog「マインドマップ的読書感想文」 の記事の中で、主催者のsmoothさんは「手帳進化論」に関連してこんなことを書いている。
◆私は「手帳を使えない人間」だと思ってましたが、この部分を読んで、 かつては手帳を使っていた時代があったことを思い出しました。
そう、「サラリーマン時代」です。
そして使っていたのはもちろん、会社から支給された手帳。
今にして思えば、当時は「会社の手帳を使っているのが常識」、みたいな風潮があって、 それを使わずファイロファックスを愛用していた若手社員に対して「生意気っぽい」と、皆、感じていたフシが(汗)。
この例は、会社から支給された手帳=年玉手帳を使うことが標準という感覚があったことの例と言えるのではないでしょうか。 ファイロファックスを使う若手社員は、 その標準に従わない≒会社への帰属感とは無縁のところにある感じが生意気さと感じられたのではないと思えるのです。
詳しくは当該Blogのこの記事をご覧ください。 smoothさんのこの記事で「手帳進化論」に書いた仮説があながち的外れではなかったように思いました。
smoothさん、ありがとうございました。
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コメント
smooth@マインドマップ的読書感想文 さん、コメントありがとうございます。また事後承諾になってしまいましたが、引用させていただき、ありがとうございました。
ブログにもコメントさせていただきましたが、smoothさんの感じ方こそ私の仮説を裏付けるものでうれしかったです。
コメントありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
投稿: 舘神 | 2007/10/30 13:48
舘神さん、ご紹介ありがとうございます。
他にも参考になる部分は多々ありましたが、個人的にこの部分が、私はもっとも腑に落ちました。
会社は、制服がなかった(工場部門を除く)以上、支給されていた唯一(確か)のものである手帳を使わない、というのは、よく言えば「自己主張がある」、悪く言えば「目立ちたがり」のような印象をもたれていたと感じました。
投稿: smooth@マインドマップ的読書感想文 | 2007/10/28 12:33