世界神経系に瞬時に接続する
Webを世界を覆う神経だと捉えれば、スマートフォンは、そこに瞬時に接続するマシンだ。
都市は擬体であると喝破したのは押井守だが、Webのネットワークこそはまさに現代の我々にとって擬体的な役割を果たしている。 それはヴァーチャル世間であり、その上にある複数のコミュニティや情報発信装置なしには、我々の精神・ 感情の生活はたちいかないほどの存在に育ってしまった。
そしてそこに瞬時に接続できる、もっとも小さなマシンこそがスマートフォンだ。とくに無線LANを内蔵し、 ある程度の大きさのディスプレイを持ったW-zero3のようなものなら、不自由のないスピードとタイプスピードでそこに接続できる。
擬体であり、一種の幻影肢であるネットワーク。我々は大なり小なりそこに依存し、常に接続することを心から欲するようになった。 ケータイの普及の背景にあるのも実はこういうことだ。そしてスマートフォンはそれを切望する人たちのための道具である。
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