wikiはユビキタス性と共有性を持つ
アナログとデジタルの違いを「システム手帳新入門!」で説明した。そして、今では、単なるデジタルデータと、 それがWeb上にある場合とでは、実は可能性や使い方などが違ってくるのではないかと考えている。
デジタルデータは、編集、複写、送信、蓄積、検索の5つの点がアナログのデータ(例:紙に書かれたメモ、 プリントアウトされた書類etc)よりも優れている。そして、Web上にあるものは、この5つに加え、ユビキタス性、 共有性という2つの特徴があるのではないか。要するに、Web上にあれば、端末を通じてどこからでも見ることができ、そこにアクセスできる (環境がある、アクセス権を与えられている)人の間では、自ずから共有されていることになる。
一例は、wikiのファイルだ。wikiはアクセス権のある人間ならば誰でも見られて編集できる。 しかも常にオンラインにあるのでバージョン違いが発生することもない。Wordのファイル回覧機能でも似たようなことはできるが、 バージョン違いの発生の可能性がある。また最新版が手元にいつもあるとは限らない。
念のために言えば、オンラインストレージは、保存場所がネット上になっただけで、 ダウンロードして使う点は普通のデジタルデータと同じだ。
オンラインにある上で、編集性が確保され、複数人がアクセスできるwikiは、 ネットワークが普及していなかった時代にはなかった可能性を持っているのだ。
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