« 2007年2月 | トップページ | 2007年4月 »

2007年3月

2007/03/31

手帳の工夫を効果測定する

 手帳はアナログであるが故、簡単な手続きで改良ができる。それはたとえばふせんの使い方であり、ペンの記入ルールなどだ。 書籍でもBlogでもこの種のテクニックに触れたものはたくさんある。それらを読んで取り入れることは簡単だ。

 そして大切なのは、工夫の理由の明確化であり、効果の測定だ。なぜその工夫をするのか。今までのやり方を変える理由は何か。 その結果どうなったのか。

 こういうことに自覚的でないと、工夫自体が目的になる。最初のうちはそれでもいいだろうが、いつまでもそれを繰り返していると、 自分が本当に求めていることがなんなのかがわからなくなってくる。それは、時間を有効に使うためのツールである手帳に、 必要以上に時間を使うことになりかねない。

 この4月から私もWeeklyのリフィルをレフト式にするつもりだ。その結果については、追ってこのBlogで報告したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/30

「日本一のホラ吹き男」も夢手帳ユーザーだった?

 植木等追悼で放映された「日本一のホラ吹き男」をテレビで見た。この映画の主人公、初等(はじめひとし)の行動パターンは、 いわゆる夢手帳のユーザーとよく似ている。

 まず自分がこうなりたいというイメージを決める。そしてそれを明らかにする。初等はまわりに公言し、 夢手帳の利用者は手帳に記入する。次にそのイメージを実現すべく具体的な小さな行動目標を立てて実行していく。

 手帳の有無という違いはあれど、自分が明確にした目標にすすんでいくのは、そっくりだ。「~ホラ吹き男」 は映画なのでまさに夢のような話ではあるが、各種の夢手帳系の手帳を開発した人の話も、それなりに夢にあふれている。

 それにしても映画の初等の出世スピードは速すぎる! 面接では落とされるも、裏技を使って入り、二ヶ月で係長、三ヶ月で課長、 さらに三ヶ月で部長になるとは。島耕作がスローモーションに思えるほどだ。これは、 この映画の製作された1964年という時代が高度成長まっただ中であり、そのムードを反映していたのだろう。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/29

wikiはユビキタス性と共有性を持つ

 アナログとデジタルの違いを「システム手帳新入門!」で説明した。そして、今では、単なるデジタルデータと、 それがWeb上にある場合とでは、実は可能性や使い方などが違ってくるのではないかと考えている。

 デジタルデータは、編集、複写、送信、蓄積、検索の5つの点がアナログのデータ(例:紙に書かれたメモ、 プリントアウトされた書類etc)よりも優れている。そして、Web上にあるものは、この5つに加え、ユビキタス性、 共有性という2つの特徴があるのではないか。要するに、Web上にあれば、端末を通じてどこからでも見ることができ、そこにアクセスできる (環境がある、アクセス権を与えられている)人の間では、自ずから共有されていることになる。

 一例は、wikiのファイルだ。wikiはアクセス権のある人間ならば誰でも見られて編集できる。 しかも常にオンラインにあるのでバージョン違いが発生することもない。Wordのファイル回覧機能でも似たようなことはできるが、 バージョン違いの発生の可能性がある。また最新版が手元にいつもあるとは限らない。

 念のために言えば、オンラインストレージは、保存場所がネット上になっただけで、 ダウンロードして使う点は普通のデジタルデータと同じだ。

 オンラインにある上で、編集性が確保され、複数人がアクセスできるwikiは、 ネットワークが普及していなかった時代にはなかった可能性を持っているのだ。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/28

パソコンも手帳である

 パソコンもまた手帳である。

 パソコンは、記録媒体や入力方法こそ手帳とは違うが、その使われ方は手帳によく似ている。 手帳で管理できることのほとんどはパソコンでも管理できる。アドレス帳や予定表、 おぼえがきなどをパソコンに入力している人は少なくないだろう。またデジタルであるため、手帳にはない各種のメリットがある。 デジタルデータが編集・蓄積・複写・送信・検索の5つの特徴を持つことは「システム手帳新入門!」でも述べたとおりだが、 パソコンはこれに加えて、インターネットを使って外部ともやりとりできる。

 一部の小型モデルをのぞけば、パソコンにはカバンに入れて携帯したり、ぱっと開いてすぐに記入したりすることはできない(※)。 それでも機能の面だけを見れば手帳にかなり近いことができる。だからこそ、パソコンと手帳をうまく棲み分けて使い分けたいものだ。

 ※ デジタルのメリットを残したまま、サイズを小型化したのがいうまでもなくPDAだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/27

手帳はきれいに書くべきか

 手帳はきれいに書くべきなのだろうか。

 予定はきれいに書いておかないとあとから見返したときに自分が困る。だがそれ以外のおぼえがきやメモ的な部分は、 全てが全てきっちり書く必要はないかも知れない。要はそのとき自分にわかればいいはずだ。

 とくにとっさに思いついたことや、頭の中を整理するために書き出しておきたいことなどは、その場で自分がわかればいい。 あとから見返す必要がないものは殴り書きでも言いはずだ。きれいに書くことにこだわるあまり、結局書かずに終わることこそ、避けるべきだ。

 殴り書きでもいいから、思いついたことはどんどん書いていく。大切なのは書くことではなく、 書いたことによって見えてくる次なるビジョンなり、発見なりのはずだからだ。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/26

手帳を整理して頭の中を整理する

 バインダー構造とインデックス用紙などによって、複数の懸案事項や情報をまとめて管理できるのがシステム手帳のメリットだ。 このメリットは諸刃の剣でもある。整理していなければ、その内側は混沌状態になる。そしてバインダーを外から見ただけでは、 そのことは決してわからない。

 これも繰り返しになるが、だからこそシステム手帳はまめに整理する必要がある。整理することで頭の中も整理される。 まだやっていないこと、必要なもの、締め切り、立案すべき計画などが頭の中に出てくる。それらをまた手帳に記入し、 場合によってはリフィルを用意する。そうすることで、手帳に新しい秩序が生まれる。それは自分の頭の中をクリアにし、 一新することでもあるだろう。

 整理が面倒な人にはシステム手帳は向いていないかも知れない。 ただこの整理というプロセスを経ることで得られるメリットは決して小さくないはずだ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/03/25

「OMNI-MANEGEMENT」4月号に寄稿しました

 日本経営協会が発行するマネージャー向けの雑誌「OMNI-MANEGEMENT」4月号に寄稿しました。「パソコン、 本当に使いこなせていますか?」と題して、メールやファイルの扱いなどについて書いております。

 同誌は書店扱いのない、企業のマネージャークラス向けの雑誌なので入手するのはむずかしいと思いますが、 もし手に入れる機会があったらご覧ください。どうぞよろしくお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/24

決断のタイミングが早いと時間はより有効に生かせる

 決断のタイミングが早いと時間はより有効に生かせる。

 これも毎度自戒を込めて書いているのだが、これは事実だ。何かをやるかどうか。早く決めれば、時間は有効に使える。 やらないと決めれば、それ以外に何をやるかを考えることができる。やると決めれば、ではどうやってやるのか、所要時間はどれぐらいか、 必要なリソースは何かを考えられる。

 だが、いつまでも迷っていたらどうだろうか。事態はいっこうに変わらないし、その間に時間はどんどん経過してゆく。 そしてとることのできるオプションが減っていく。

 だから決断は早いほうがいい。繰り返しになるが、ここには私の自戒も込められています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/23

目的を意識してメモする

 メモと一口に言っても、その内容はいろいろだ。単なるおぼえがきもそうだし仕事のアイデアや、 新聞広告で目にとまった本のタイトルかもしれない。いずれにせよ、必要を感じたらすぐにメモをとるのは、メモ術の基本中の基本だ。 念のために記しておけばメモした日付も忘れずに書いておきたい。

 そして、忘れずに実行したいのがそのメモが何のためのものか、どういう性格のものかを明確にしておくことだ。 本のタイトルでも単に興味があるから読みたいのか、何かの仕事の参考にしたいのかなど、メモに読むための目的を書いておく。こうすることで、 本のタイトルという情報が、自分の仕事の中で生きてくる。

 こうすることでメモが単なるメモから自分がやりたいことの中での位置づけがなされたものになるはずだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/22

目的に応じてWebの扱い方を変える

 Webページは、目的に応じてその扱い方を変える必要がある。 ニュースやBlogなど日々更新されるものはRSSリーダーで読むのがいいかもしれない。 統計などのWebはWebブラウザで閲覧するのがいいだろう。そしてこういう、単に読んで情報を得る以外のWeb、 たとえば申し込みや購入がそこから出来るようなWebページは、これ以外の扱い方があると思う。

 読むだけのWebをどうやって扱えばいいかは、「デジタル・ハック」に記したとおりだ。情報を得る以外のWebとは、 講演会のお知らせの情報のページだ。こういうWebページは、単にお知らせをするだけではなく、そこから申し込みが出来るようになっている。 この手のWebページは、紙Copiのようなツールで保存するだけでは不十分だ。申し込みをしたいのなら、その期限を把握した上で、 いつまでに決めるのか、選択するのかをはっきりさせなければならないからだ。 オンラインショップのWebページでも同じようなことが言えるだろう。ただ、 限定生産品とか期間限定のもの以外はいつでも買えるかもしれないが。

 「あとで読む」 のようなツールはこういうときには有効なのかも知れない。リンクを含む情報がそこに残っており、メールソフトから操作ができるからだ。

 Webページはその活用方法やあとの処理の仕方、行動計画への影響などから、いくつかのパターンに分類できるはずであり、 その分類によって読むためのツールを使い分ける必要があるはずだ。この問題についてもひきつづき考えたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/21

4月から手帳を切り替える

 もし、今使っている手帳に満足していないのなら、4月はタイミングとしてはちょうどいい。まず年度が切り替わる。新しく入学したり、 進級したり、就職したり、部署が変わったりするからだ。自分を取り巻く環境が変わるこういう時期だからこそ、手帳を新しくすることで、 気分も変わってくる。

 3ヶ月しか使っていないものを捨てて、新しく購入することに違和感を持つ人もいるだろう。そういう場合は次のように考えて欲しい。 手帳は日々使うものだ。その使い勝手は時間の管理とかメモのとりやすさに大きな影響がある。使うのが楽しくなるようなものを持っていれば、 日々の生活も充実してくるはずだ。逆に我慢して使っているようならば、だんだん使わなくなってくるのではないだろうか。

 合わない手帳を無理して使うよりも、自分にあったものをガンガン使った方がいい。それが手帳をうまく使うことであり、 ひいてはうまく時間を使うことになる。その積み重ねこそがよい人生なのではないだろうか。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/03/20

システム手帳は万能ツールを目指した

 ファイロファクス上陸直後のシステム手帳は万能ツールを目指していた節がある。 生活や仕事に利用する情報やツールを何でもどん欲に取り込もうとしていた形跡があるのだ。

 スケジュールやアドレス帳といった、手帳の根幹を成す部分がまずある。ここに名刺ホルダーリフィルで名刺を、 カードホルダーリフィルで各種カード(テレホンカードからクレジットカードまで)を収納可能にした。さらに、シングルCD収納用リフィル( 「幻リフィル通信」参照)で音楽を、辞書リフィルで、英和・和英などの各種辞書までをその内部に持とうとしていたのだ。

 かつてシステム手帳がどん欲に取り込もうとしていたこれらの機能や情報は、小型の電子デバイスが遙かに高機能な形で代替している。 アドレス帳や名刺は携帯電話に、カード類は携帯電話のおサイフ機能に、音楽はiPodなどのデジタルオーディオプレーヤーに、 辞書リフィルは電子辞書になった。

 現在の各種小型電子デバイスが提供しようとしている機能を、それひとつでまかなおうとしていた。 20年前のシステム手帳はそんな大それた姿まで望んだツールだったのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007/03/19

「ネットでライフハック」リンク集

 インプレスR&Dから、「ネットでライフハック」という本が発売になっているようだ。 同書で紹介されたツールを紹介したリンク集のページがあった。こちらだ。 このリンク集にはツールとそのリンクがまとまっているわけだが、これだけでもかなり使える。

 個々のツールを自分の仕事の中でどう使っていくか。それがわからない/思いつかない場合は、この本を参照すればいいのだろう。 とくに英語が苦手な人が(私も得意ではない)、日本語化されていないサービスを使う場合は本が手元にあると便利だと思われる。

 ともあれ、このリンク集だけでもかなり利用価値は高いと思う。見てみてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/18

日垣隆氏の手帳

 日垣隆氏の「知的ストレッチ入門」(大和書房)を読んだ。21世紀版「知的生産の技術」 を目指したと前書きにあるこの本の202頁には、「手帳をめぐる試行錯誤」という一節があり、日本能率協会マネジメントセンターの 「キャレルA6バーチカル」と高橋書店の「リシェル3」について比較、考察している。

 日垣氏は、それ以前にも手帳に関して試行錯誤をし、その末に高橋書店の上述のものがよいという結論に達したらしい。 それ以外の部分も読み応えがある同書だが、私にはこの一節がとくにおもしろかった。 比較された2種の手帳を自分でも見比べてみようと思ったぐらいだ。興味のある方は一読されたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/17

4Cボールペン替芯を究める

 このBlogでは何回かマルチペンの話題を取り上げている。最近では、読者の方からコメントで、「シャーボX」 のことを教えていただいた。今回のエントリーは、マルチペンに関連した話題だ。

 マルチペンのリフィルの規格「4C」というものがある。 もともとはゼブラの品名に由来するらしいこの規格にあったリフィルの詳しい情報が「STATIONERY magazine No.002」 (えい出版社)のp132に掲載されていた。メーカーと型番、単価、色、太さ、などの細かな一覧表が載っている。 そして驚くべきことに各リフィルの写真(しかも原寸大!)まで掲載されている。

 4Cリフィル関連の情報を探しているのならば、是非とも手元に置いておきたい。 4Cリフィルの情報を網羅したこのページだけでもその価値はある。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/03/16

LAMYのボディはメルセデス的普遍性を備える

 先月の打ち合わせのときに、、編集者の方か画像 004ら写真のペンをいただいた。LAMYサファリ「趣味の文具箱」バージョンだ。 文房具に詳しい方ならば、よくご存じだろう。LAMYの手になる、入門用万年筆だ。ドイツでは小学生も使っているという。

 手にしっかりなじむボディデザインは、それ以外のポジションはないとでもいいたげな有無を言わせない感じ。 これは何に似ているのだろうと考えて思い出したのは、知人所有のメルセデス・ベンツを運転した経験だ。90年代初期の190Eだったが、 あのドライビングポジションからは、「このポジションが正しい」=ステアリングとシフトノブ、 シートの位置関係はこのパターンが普遍的という主張が感じられた。

 そして、親指と人差し指で持ったときにしっくりくるボディの面取りがなされたLAMYサファリのこのデザインは、 メルセデスのドライビングポジションを思い出させた。

 市販品とのもっとも大きな違いは、本体にある「趣味の文具箱」のロゴだろう。主に、 読者プレゼントとして提供されているものだとのこと(※その後「趣味の文具箱」本誌を見たところ通販もされているらしいことがわかった)。 使い始めて1ヶ月になるが、すでに最初のインクは空になり、交換インクを購入した。これに合うインクは青と黒、 それにブルーブラックがあるようだ。

 「手になじむ」という感覚は、ペンのようなアナログの道具にしろ、パソコンや携帯電話のようなデジタルな機器にしろ、 大切なことなのだと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007/03/15

「デジタル・ハック」の意外な読みどころ

ビジネス書などについて積極的に取り上げているブログ「俺100」さんが、「デジタル・ハック」 (中経出版)を紹介してくださっています。著者としてとてもうれしかったのは以下の一文です。「俺100」さん、ありがとうございます。

-以下引用

本書の意外な読みどころは「おまけのハック6」の「GTD関連書はビジネス書か」 ではないかと。
なぜか、ビジネス書の系譜から今後の注目すべきビジネス書のジャンルまで熱く語られています。

-引用終わり

 この「GTD関連書はビジネス書か」は私が一番書きたかったことのひとつです。 ビジネス書というジャンルに含まれる各種の本の性格を分析し、GTD関連書はどのような流れの中に位置するのかを語っているのは、 現時点では、「デジタル・ハック」に収録されているこのコラムしかないはずです。 またGTDというものが歴史的にどのような文脈に位置づけられるのか、いわばGTDの自己分析をしているGTD関連書も他にはないでしょう。

 というわけで、 「デジタル・ハック」は、このコラムを読むだけでも価値があります。どうぞよろしくお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/14

松山真之助様のメルマガで紹介されました:「デジタル・ハック」

 私の今月発売の新刊「デジタル・ハック」を、松山真之助様の主催するビジネス書の書評メルマガ Webook of the Dayで紹介していただきました(バックナンバーはこちら)。松山様、ありがとうございました。

 デジタル・ツールの活用に絞った34のライフハックを紹介した「デジタル・ハック」(中経出版)は好評発売中です。 是非お近くの書店でご覧ください。どうぞよろしくお願いします。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/13

パソコンとシステム手帳の連動性を高めるには

 パソコンと組み合わせて使うのに便利なのはどんな手帳だろうか。一般的によく言われているのは、超整理手帳だ。 A4のプリントアウトをそのまま挟めるのは、万人向けで分かりやすい。

 さてではシステム手帳がその用途に向かないのかと言えばさにあらず。 ちょっとした工夫でパソコンとの連携が驚くほど簡単にできるようになる。一例を挙げれば、 Wordなどでリフィルフォーマットの用紙を登録したテンプレートを用意し、ここに情報を流し込んで印刷するようにする。すると、 自分だけの便覧リフィルが簡単にできる。リフィルは他のページと同じように、手帳の好きな位置に配置できる。 また表と裏に順に印刷するのもたやすい(※)。

※これがA4を四つ折りにした超整理手帳の自作リフィルだと、 裏表の関係がつかみにくいのではないだろうか。一枚の紙としてはよくても、手帳としてめくるのには向いていないのではないかと思う。 この辺はユーザーの実感を知りたいところだ。

 このように、 システム手帳はユーザーのちょっとした工夫で、パソコンとの相性がよくなる。そして一度設定すれば次からはあたまを悩ませる必要がなくなる。 おそらくこのことは、システム手帳を長く使っているユーザーならばよくご存じだろう。もしわからない場合は、「システム手帳新入門!」 (岩波書店)「システム手帳の極意」(技術評論社)などを参考にして欲しい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/12

メモ欄の有無でスケジュールリフィルを選ぶ

 手帳のスケジュール記入欄は、次の2つに大別できる。a.見開き一杯に日付や時間軸があるもの。 b.見開きの中に日付や時間軸があり、それとは独立してメモ欄が大きくとられているもの の2つだ。 たとえば見開き1日のデイリーリフィルは、b.に入る。見開き2日のデイリーはa.だ。a.のタイプにもメモ欄はあるが、 b.に比べると比較的小さい。

 選ぶ基準は、週とか日とかの時間の単位を見渡すうえで、メモ欄がどの程度必要かだろう。筆者の場合は、 ちょっとした作業の段取りなどもメモとして書くことがあるので、デイリーリフィルにはメモ欄があるものを選んでいる。 ウィークリーリフィルは、その必要を感じていないので、見開き1週間でメモ欄のないタイプを使っている。

 おそらくこの辺はケースバイケースであり、メーカーが各種タイプを用意しているのもそれぞれにニーズがあるからだ。ただ、 「どのタイプはどのように使われているのか、どんな人が使っているか」はとても興味深い。機会があったら調べてみたい。 よろしければコメントで教えていただけると助かります。どうぞよろしくお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/11

去年のリフィルをどうやって保存するか

 過去のスケジュールリフィルの保存に関しては、リフィルメーカーから専用バインダーが発売されている。これを使い、 背に年号を書いたシールを貼っておく。これが一番オーソドックスな保存方法だろう。

 私がやっているのは、綴りヒモを使うやり方だ。文具店で売っている。つづりヒモを買ってきて、リフィルの6穴のうち、 上と下の穴2箇所にヒモを通して保存するのだ。私が使っているのは、ライオン事務機製「カラーつづりひも No.170」 (20本入り 長さ45cm)だ。 210円で購入した。ヒモを通しただけでもいいが、表紙と背表紙を厚紙で作ってやれればベストだ。

 この方法は知っている人は知っているかもしれないが、念のために紹介してみた。もしご存じない方がいらっしゃったら、 試してみて欲しい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/10

バブルへGO!!~タイムマシンはドラム式~

 公開中の映画 「バブルへGO~タイムマシンはドラム式~」を見た。結論から言えば、なkimagure_bubble01 かなか楽しめる佳作だと思う。広末涼子は、見直したと言ったら失礼だが、 スクリーンで見る価値のあるキュートな存在感を備えていたと思う(※)。阿部寛と薬師丸ひろ子の確かな演技、 伊武雅刀のいつもながらの怪演もお見事。

 ストーリー的には、タイムマシンものの過去の複数の映画をふまえつつ、経済版「日本沈没」のような趣もあり、 ふせんの張り方も巧みだったと思う。今と17年前がどこまで同じでどう違っていたのか、 考えてみれば誰も思いつかなかったこのパースペクティブの取り方で、この映画の完成度は半分固まったようなものだと思う。

 ただまあ、あのラストは、いかにもホイチョイプロダクション的ではあったなぁ。

 蛇足ながら付け加えれば、システム手帳の出演シーンももちろんあります。1カットだけ。 それを確認するためだけに大スクリーンの映画館に足を運んだのはたぶん筆者一人だろう。

※見直すもなにも、広末涼子の演技をきちんと見たことがなかった。だからそもそも私は初めてきちんと見たというのが正しい。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/09

4つのチェックボックスを作っておく

 私のデイリーリフィルには、4つのチェックボックスが設けてある。「リストアップ」「優先」「段取り」「所要時間」の4つだ。 その日のプランを考えるときに、タスクをリストアップするのは誰でもやっているだろう。その上で優先順位を付ける。

 さらに、各タスクの段取りと所要時間を考えるのだ。こうすることで、実際に取りかかるときに迷わずにすむ。 また所要時間を想定することで、その時間内に終了しようという一種の目標意識が生まれる。

 ちょっとした工夫だが、これらを考えてやった日とそうでない日とでは、一日の過ごし方が違っている。

 項目とチェックボックスは、ふだん使っているデイリーリフィルにプリンターを使って印刷している。念のために言えば、 あらかじめまとめて印刷しているのでさほど手間はない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/08

収納リフィル使ってますか?

 システム手帳が他の種類の手帳と大きく異なるのは、収納性の高さだ。その気になればピルやUSBメモリー(※)など、 薄いものや小さなものはいくらでも収納できる。レシートなどの紙類はむろんだ。今でこそ、 大型のカバーを持つほぼ日手帳のような存在は珍しくなくなったが、それでもリフィルをセットするだけで収納性が高くなるシステム手帳は、 スケジュール帳とメモ帳にとどまらない便利な道具だ。

 というわけで、みなさんは収納リフィル使ってますか?また何を入れていますか?

 ※ 手帳にUSBメモリーを組み合わせる提案を初めてしたのは、「システム手帳新入門!」だと思う。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/07

memo:手帳術の分類

 手帳術は、以下のいくつかに分類される。そして世間でいわゆる手帳術と言われているものは、このどれかに入る。 いくつかの要素を含むものもある。

a.記入方法 b.考え方 c.構造を利用したもの d.自作に関するもの e.手帳以外の道具を使うもの

a.:「予定は決まった時点でその日付に記入する」「移動時間も含めて記入する」「終わったタスクはチェックする (または赤く塗りつぶす)」「終わらなかったものは次の日の欄に転記する」のようなものだ。

b.:いわゆる夢手帳といわれるものはここに入る。人生全体を展望し、目標を考えて日々のタスクに落とし込んでいく方法は、 [b.考え方]だ。リフィルの自作はd.だろう。ポストイットを併用する方法は、[e.手帳以外の道具を使うもの]だ。

 いくつかの要素を含むものの具体例を考えてみよう。3色ボールペンを使う方法は、a.とe.の両方を含んでいる。夢手帳でも、 「夢手帳☆熊谷式」や「フランクリン・プランナー」などは、b.とc.にまたがっている。

 このように手帳術と一口に言っても、実はいろいろなタイプがある。どれが上でどれが下ということはない。ちなみに、拙著 「システム手帳新入門!」(岩波書店) 「システム手帳の極意」(技術評論社)は、基本的には[c.構造を利用したもの]である。よろしくお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/06

アナログの速さ、デジタルの速さ

 アナログとデジタルにはそれぞれ異なった種類の速さが備わっている。文章や図をかくことを例に考えてみよう。

 アナログの速さとは、ひとえにすぐに書き始められることだろう。紙(ノート、レポート用紙など)とペンさえあれば、 すぐに書き始められる。

 デジタルの場合、この部分が遅いことがある。まず、パソコンやPDA/スマートフォンなどを起動しなければならない。 これには多少時間がかかる。次に、目的別にソフトを起動する必要がある。文章を書くにもまず、 エディターやワープロソフトなどの起動が必要だ。絵や図解ならば、ペイントソフトやドローソフトの起動が必要だ。 そしてこれら絵や図を書くためのソフトは、紙にペンで書くようにするすると書けるわけではない。丸ひとつ書くのにも、ツールバーから「○」 を選び、位置を決めてから、マウスで指定する。この連続だ。

 ただ、伝達や編集には、デジタルは速い。メールに添付して送れば原理的にはすぐに相手のメールサーバーに到着する。 Skypeなどのメッセンジャーソフトならば、本当にすぐに相手に届く。これがアナログだと、まず紙をスキャンして保存し、 それからメールに添付することになる。またスキャンしたものは編集性に乏しい。PDF形式ならば本文にコメントを付けることもできるが、 本文そのものの編集には至らない。

 アナログとデジタルにはこのように、それぞれ異なった種類の速さが備わっている。うまく使い分けたい。

 ※アナログとデジタルは、これ以外にもいろいろな違いがある。それはまた別の機会に考えたい。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007/03/05

整理の時間と場所が不可欠

 システム手帳は、机の上での整理が不可欠になる。綴じ手帳などとは違い、システム手帳はバインダー構造によって、 リフィルの着脱が自在だ。常に快適に使おうとする場合、バインダーの金具を開閉し、リフィルを着脱する必要がある。 それを安定して行うことができるのは、机の上だ。システム手帳をうまく使おうとするなら、 バインダーを開閉してリフィルを着脱する場所と時間が必要になる。

 この場所と時間が確保できないまま使おうとすると、システム手帳はうまく機能しないのかも知れない。

続きを読む "整理の時間と場所が不可欠"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007/03/04

併用しているノートやメモ、ありますか?

 A5サイズなどの大型のものをのぞけば、手帳にスケジュール以外の各種記録の機能を持たせるのはいささか荷が重いかも知れない。 図形を含むアイデアのメモ、スケッチなどはバイブルサイズのリフィルであっても、やや小さい感じがする。

 そもそも、小さな紙の面ではのびのびと書くことができず、発想が縮こまる感じもある。私の例で言えば、 最近はメモ用に方眼のレポート用紙を持ち歩いている。文字だけのちょっとしたメモは手帳のメモリフィルだが、図を含むメモ、 図解などはレポート用紙を利用している。これは、仕事場だけではなく、外出時でもそうだ。極力両方を併用するようにしている。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/03/03

アイデアメモと方針メモ

 メモにはいろいろある。アイデアに関するものや、「あれをこうしなきゃ」というタスクに関するメモ、「○○はこういう方向でいこう」 という方針に関するメモなど、メモと一口に言っても種類が違う。単にメモというだけで、同列に扱うことはできないだろう。

 アイデアのメモは追記して育てていくのがいいだろうし、タスクのメモはメモリフィルよりは、 スケジュールリフィルに直接記入した方がいいかもしれない。方針のメモは、協働している人たちにメールですぐに流すのがいいのかも知れない。 種類の違いは処理の違いでもあるわけだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/02

長距離ペン短距離ペン

 ペンには長距離型と短距離型がある。それはペン先と軸の太さなどの要素から決まる。たとえば万年筆は長距離型ではないだろうか。 私は先日から、フトしたことで入手したLAMYサファリを使っているが、長い文章をずっと書いていてもさほど疲れない。

 ボールペンは、どちらかというと短距離型だと思える。とくに油性のインクを使ったものは、 長時間メモを書くのに向いていないような感じがある。同じボールペンでもゲルインクのものは、 長く書いていても疲れないから長距離型だろうか。

 長距離型だけで全てをまかなうわけにはいかないし、短距離型が万能なわけでもない。要は使い分けだろう。私の場合は、 長いメモのときは自然と長距離型のペンを使うようになった。みなさんはいかがですか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/01

新刊発売になります

 本日、「デジタルハック」(中経出版)が発売になります。いわゆるライフハックを集めた本です。類書との違いは、 パソコンを代表とするデジタル機器でできるネタに絞ったことです。

 最近の私のパソコン関連の本としては、「パソコンでムダに忙しくならない50の方法」(岩波書店)「仕事のパソコン再入門」 (光文社新書)につづくものです。この2冊のこともふまえた上で、ライフハックという視点から新しい提案をしています。

 どうぞよろしくお願いします。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年2月 | トップページ | 2007年4月 »