時間の意味は相対的に大きくなっている
時間の意味は相対的に大きくなっている。
これも繰り返しになるが、かつて終身雇用制によって「ゆりかごから墓場まで」が保証されていた時代においては、時間は、 それを成立させる生の単なる入れ物、乗り物という意味合いが大きかった。というより、それで十分だった。人々はその中で生まれ、子を育て、 死んでいった。
ところが、終身雇用制が崩壊し、格差が拡大し、非正規雇用者が増大し、正規雇用者に対しても、 ホワイトカラーエグゼンプションの導入が議論されるようになると、そうはいっていられなくなる。
現在では、時間は、それを有効に生かすかどうかが、文字通り死活問題になっている。これは、多くの人々に当てはまることだろう。 そしていろいろな意味で余裕がない人ほど、実感が強いように思われる。しかも、今は余裕があると思っていても、 これほど変化の激しい世の中では、それも一時のことかもしれない。状況は刻々と変わり、それまで、 安定しているように見えた地盤が液状化現象を起こす。勝っていた者は転落し、敗れた者が失地回復することもままあるからだ。
とりとめもなく語ってしまったが、変化の激しい時代には時間の意味は大きい。それを活用できる人は、変化の少ない時代よりも、 より大きな成功が望めるのかも知れない。
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