システム手帳とアウトラインプロセッサ
10年ほど前、システム手帳を使いながらこれだけはアナログには出来ないなと感じていたことがある。その当時、 パソコンでアウトラインプロセッサを使っていたが、こういうことはアナログのツールには絶対できないと思っていたのだ。
すでにこの「アナログ/デジタル」の項目でも書いたと思うが、デジタルの入力手段は、テキストの入力だけは手書きよりも早い。 キーボードで文字をタイピンする早さは、手書きには真似ができないだろう。一方で、図解のような手書きをするのにはあまり向いていない。 タブレットPCでさえ、キーボードとペンを持ち替えなければならない。
ただ、こういうデメリットこそあれ、階層構造を持った文書やアイデアをまとめるには、 全てキーボードから操作できるアウトラインプロセッサが便利だ。入力も早く、階層化も素早い。
階層化やグルーピングを目的としたアナログの手法にはKJ法などがあるが、あれはカードを使うぶん、どうしても入力段階が遅い。 やはり高速に入力・階層化ができるのはアウトラインプロセッサだ。
PDAが登場したとき、その上で動作するアウトラインプロセッサを期待した。だが、結局自分の手になじむものは見つけられなかった。 アウトラインプロセッサと名の付くものは皆無ではなかったが、 画面デザインやインターフェースなどがどうも自分が望んでいるものとは違ったのだ。一時は、 WinsdowsCE上で動作するPC-98用エミュレーターまで試したほどだったのだが・・・。
現在では、アウトラインプロセッサはパソコンで使えばいいと割り切れるようになったが、 それでも小型の機器でアウトラインプロセッサを使うことをたまに夢見てしまう。
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