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2006/12/20

無限ノートとしてのBlog

 「室謙二 ワープロ術」 という本がある。刊行された1986年には、パーソナルコンピューターはまだ一般的なものではなかった。 キーボードで文章を書くことについて、歴史的背景やハードウェアなどの面から多角的に語ったこの本は、 その当時としてはユニークなスタンスだった。今読んでも多くの示唆を得ることができる。

 それはさておき、Blogは、文章を書くベースとしては、容量が事実上無限なのではないか。 私が使っているこのココログベーシックでも2GBの容量を持っている。これは文字中心で何かをつづっていくのには十分以上の容量だ。また、 ここに保存したものは、パソコンを買い換えても、ログインさえすればすぐに読み出せる。少なくともココログのサービスが終わらない限り、だ。

 こういう無限性は紙のノートで実現するのはほぼ不可能だろう。また保存性についてもそうだ。物理的な実体が手元にない (サーバーのディスク領域という形ではあるが)ことによってそれが可能になっている。

 Blogはこれ以外にも、原理的には全世界に公開されていること、 またコメントやトラックバックにより外部との連携ができることなど、アナログな紙の次元では不可能なことを軽々と実現している。

 キーボードからのローマ字入力という点では、前述の本の時代と形の上ではさほど違わないように思える。だが、 Blogに記するのは、ワープロやパソコンでローカルに文書を作成することとはまったく次元の異なる行為なのだと思える。 このことについては、機会があればまたきちんと考えてみたい。

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