二宮金次郎に見るモバイルの原点
日本の元祖モバイラーは、ひょっとしたら二宮金次郎かもしれない。
二宮金次郎は、薪を担いで歩きながら本を読んでいたことで有名だ。そして私は、電車の中でモバイルPCを使っているビジネスマンを見ると、この偉人の姿がオーバーラップする。移動中の時間を有効につかうことは、思えば昔からあったことであり、その始祖こそは二宮金次郎ではないか。そして、車中でPCを使う彼らがカバンを背負ったときの姿は、小学校の校庭に必ずあったあの銅像のシルエットと重なる。
電車の車中では、仕事をしなくてはならないとは決まっていない。現に小説を読んだり、iPodで音楽を聴いているビジネスマンもたくさんいる。にもかかわらず、モバイルPCを開いて仕事をする彼らは、勤勉そのものだ。そのオーラは、二宮金次郎的な勤勉さの継承者のものなのである。
※PDAやスマートフォンはどうなのだと思う方もいらっしゃるだろう。あれはサイズが小さいので、あまり大仰に見えず、二宮金次郎っぽくはない。それが私の個人的な感想だ。
| 固定リンク
「スマートフォン/PDA・ガジェット」カテゴリの記事
- 新刊『最新トレンドから導く手帳テクニック100』を書くにあたって考えたこと(2018.10.19)
- 『iPhoneスラスラマスター』発売中です(2017.10.15)
- 『iPhoneスラスラマスター』ComingSoon!(2017.10.03)
- ポメラDM200はやっぱり“クラウドエディター”だった(2016.10.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント