今回は「読者のメールから」の番外編です。
前略
takさま。このたびは
『システム手帳の極意』をお買い上げいただき、またamazonのレビューに投稿していただきありがとうございました。
しかしながら、takさまのレビューには事実誤認の点、また誤解などが散見されたのでここで説明させていただきたく筆を執った次第です。
問題の点は以下の5点だと考えます。すなわち、1.
『システム手帳新入門!』からの焼き直しが多いかどうか 2.コラムはblogの焼き直しであるかどうか、
またそれが問題かどうか 3.舘神メソッドについて 4.「入門者以外には前回に続いて期待はずれ」になるかどうか 5.
「著者独自の使い方の具体的イメージが、よくわかりません。 」とあるが、著者独自の使用イメージを伝える必要があるか
まず1.ですが誤解であり事実誤認です。基本であることにストイックなまでにこだわった.
『システム手帳新入門!』とはことなり、今回は応用、とくにパソコンとの連携に大きく踏み込み、その応用例を多数掲載しています。
自作フォーマットの簡単な作り方や、自作リフィルソフトの紹介にとどまった.
『~新入門!』とはそこが大きく違います。
以下に例を挙げます。自作にぴったりなプリンターの紹介や、その具体的な理由(P142)などは、.
『~新入門!』にはまったく出てきていません(そもそも
『~新入門!』が刊行された2004年11月にはそのプリンターは発売されていないはずです)。また、
P154の地図リフィルのこと、P161の夢リフィル編集のこと、さらにP167の般若心経のことなども.
『~新入門!』にはまったく出てきていません。
そのほかパソコンでの仕事環境を持ち運ぶ方法も、.
『~新入門!』ではデータレベルにとどまっていましたが、極意では、
具体的なソフト名を出しデータストレージに新しい提案をしています(P57)。さらに
『~極意』の第3章「メモ術の極意」も、やはり.
『~新入門!』にはまったく出ていません。そもそも第3章の内容は、
『~新入門!』執筆時点では、まだ考えていなかった内容であり、
焼き直しのしようがありません。
第5章の「3つの夢実現系手帳セット」もそうです。ここでは、フランクリン・プランナー、夢手帳★熊谷式、Date
your dream手帳の3つを比較しています。そして
『~新入門!』執筆時点では、この種の手帳セットはフランクリン・プランナーしかありませんでした。しかも
『~新入門!』は、考え方を比較しているのであり、各手帳セットをリフィルの内容や、
デイリーリフィルのフォーマットにいたるまで詳細な紹介をした
『~極意』は、全くの書き下ろし原稿です。
『~新入門!』には、そういう内容はまったくなかったわけで、
これも焼き直したくても焼き直せないというのが本当のところです。
1.の結論として申し上げるなら、
『~極意』は.
『~新入門!』の続編であり、断じて焼き直しではありません。この点、誤解されているようなので、念のため。
次に、2.です。コラムはblogの焼き直しとのご指摘ですが、これも誤解です。一部はblogにアップした物もありますが、
それには理由があります。以下に説明します。
『~極意』には8つのコラムがあります。このうちblogに掲載したものは、第3章の1つと、第4章の1つ、
それに第5章のコラムの前半部分でしょう。また、私の読者の全員がblogを見ているわけでもありません。
blogから書籍に収録したものは、blogをご覧になっていないであろう読者の方にも読んでいただきたいと考えました。
またそれ以外の5本のコラムは基本的にすべて書き下ろしです。とくにP127の「システム手帳の未来像」
は、現時点では私以外の著者には書けない内容だと自負しております。
3.については、私の知っている利用歴の長いユーザー(Bindex-Nをお使いの方です)は、ご存じなかったそうです。
「ある程度使い込んだユーザーだったら普通にやっている」という前提は、ご自身の周りのみのことかと思われます。
またご指摘のような意見が出てくることは、承知しておりました。
ですが、舘神メソッドのような方法は、書籍はもちろんネットにもまったく触れたものがありませんでした。
そして舘神メソッドという名前を付けて書籍に出すことは、そういう批判を受けるという私自身の不利益を置いても、
システム手帳ユーザーの皆さんに役立つことだと確信したため、命名し、紹介した次第です。さらに言えば、舘神メソッドは、
便覧部分を前に持ってくるだけではありません。blogではそのように書きましたが、
『~極意』本文中では、それ以外のリフィルの具体的な配置まで、blogには出していない図版を使って詳しく説明しております。
この全体が舘神メソッドです。
4.に関しては、私の知っている例で言えば、多くの方に喜んでいただいております。また
『~新入門!』の読者の方でも、満足してくださっている方がいらっしゃることは、同書のamazonのレビューをご覧になれば、
わかることです。しかもその中には、ユーザー歴の長い方が多数いらっしゃいます。詳しくは
『~新入門!』のレビューをご覧ください。ですので、「入門者以外には前回に続いて期待はずれ」
ではありえないと考えます。
そして5.です。私は、自分の使用イメージを伝える必要はないと考えます。なぜなら、
その種の本はすでに世の中にたくさんあるからです。もしそういうものをご所望であれば、その種の本をご覧になるのがいいと思います。ただ、
そういう種類の本には、システム手帳ならではの使いこなしや、パソコンとの連携などの話題はほとんど出てきません。それ故、私は
『システム手帳の極意』を書いて世に問おうと考えたのです。ですが、takさまにはその点をご理解いただけなかったようです。
もう一度
『システム手帳の極意』をご覧ください。そうすれば、私がこのエントリーで説明したことがわかっていただけると思います。
どうぞよろしくお願いします。
草々
補記:
『システム手帳の極意』をまだご覧になっていない読者の方も、同書をご覧になれば、上記のことがよくわかると思います。
『システム手帳の極意』をご一読ください。そして真実を確かめていただければと思います。
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