メールの限界
今回はメールの話です。
メールは一般にはスピードがあり、記録が残る優れた伝達手段だと思われている。だが、実は思われているほどには、便利ではないのではないか。
たとえば、直接の対面や電話では、やりとりは同時かつ双方向だ。そして1通のメールではやりとりは完全に同時ではなく、それ自体としては一方通行である。また返事が返ってくることが原理的に保証されていない(直接の対話や電話では、問いかけに対する返事はたいていすぐだ。)。
だからメールは、相手に同意を確認したり、説得したりすることに向いていない。 確認や説得には同時かつ双方向のやりとりが不可欠だと思えるからだ。これは自分が言ったことに対しての相手の反応がすぐにわかり、それに対処できる、直接の対話や電話にしかできないことなのかもしれない。
このようなメールの欠点は、実はまだあまり知られていないと思える。ただ、上記のようなことを感じた経験はだれにでもあるのではないか。皆様の経験などあったら教えていただきたい。よろしくお願いします。
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コメント
AmoebaEさん、コメントありがとうございます。
>メールを含め、ネットでは「連絡事項」か交渉ごと場合は直接話す前の項目の確認とか、ですね。
まさしくおっしゃるとおりですね。メールでは指示を出すことはできても、それに対して相手が了解したかどうかは、わからないですからね。仮に「~したらメール返信してください」としても、基本的に信頼関係のない相手だと難しいですね。
メールの目的もご指摘いただいたような用途に限定すべきなのかも知れません。
投稿: 舘神 | 2006/05/30 10:44
僕もやっちゃったことが何度もあります。
http://blog.livedoor.jp/yasuo_ishihara_sl/archives/16243860.html
メールを含め、ネットでは「連絡事項」か交渉ごと場合は直接話す前の項目の確認とか、ですね。
投稿: AmoebaE | 2006/05/29 11:23
島村様、興味深いコメントありがとうございます。
これはメールに限らないのかもしれないのですが、どんなやりとりでも、自分が無意識に依拠してしまっている前提がないかどうか、チェックの必要は常にあるのかもしれません。
サイト設立1周年おめでとうございます。いただくコメントやサイトで拝見する文章は、おもしろく、またとても気持ちがよいものです。こちらこそ今後ともよろしくお願いします。
投稿: 舘神 | 2006/05/21 03:50
私と友達が一緒にネットをはじめて、物珍しさから、頻繁にメール交換をしていた時期がありました。
その当時は、毎日のようにメール交換していたのですが、1日でも休むと「昨日はなぜメールくれなかったの?」というメールが届くので、かなり追い詰められた心境になりました。
「メールの返事はすぐに書く」のが基本ルールですが、それがいつのまにか「自分がメールを送ればすぐに返事がくる」という錯覚を引き起こしてしまうようなのです。
結局、当時のPCが不調だったこともあり、友達に「メールやめる宣言」をして、プロバイダー契約も解約しました。
その後は、メールチェック時間を固定して相手に伝え「メールの奴隷」にならないようにしています。
ところで、私が主催する読書家と武道家のコラム・サイト「ventus~風のごとく~」も、この5月24日で、設立1周年を迎えます。
舘神龍彦さんには、いつもお世話になっておりますので、一言お礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: 島村由花 | 2006/05/20 12:47