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2006年4月

2006/04/30

メールの限界

 おそらくメールを使っているほとんどの人が気づいているとおり、メールというコミュニケーションにはいくつもの限界がある。

 たとえばスピードだ。一般にはメールはスピードの早いツールだと思われている。だが、たとえば相談事などで、 送信側と受信側が双方納得する結論に至るためには、逆に時間がかかる。

 メールは送信すれば、相手のメールサーバーにすぐに着信する(まれに遅延もあるが)。しかしそれは、相手がすぐにメールを受信し、 読んでくれることを意味しない。メールの長所と思われているスピードは、実は相手が頻繁にメールチェックをし、 かつ素早く的確に返信されて初めて生まれるものだ。

 また本文自体もそうだ。これはメールに限らないが(※)、相手の言葉を的確に把握し、 それに対して相手に伝わるような形で返信して初めて意志が伝わる。つまり相手にある程度の理解能力がなければ、言葉は伝わらない。 また返信するにも相手の言葉を理解した上で、自分がそれに対してどう考えたかをきちんと表現する能力がなければならない。 さらにその前提にあるのは、信頼関係かもしれない。逆に言えば一定以上の信頼関係がなければ、メールをやりとりするような場合、 言葉は伝わりにくいと言えるかもしれない。

 以上のことをまとめると次のことが言えると思う。つまりメールとは、使う人によってその効果が変わる。 有能な人が使えば恐ろしく強力なツールだが、そうでない人には一定以上の効果はもたらされないのかもしれない。そう考えると、 メールとは使う人によって威力の異なる、まるで寓話に登場する武器のようなツールと言えるかもしれない。

※書き文字を使ったコミュニケーション全般

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2006/04/29

雑誌の折り込みリフィル

「入門 できる男の手帳活用術」(斉川賢一 かんき出版)という本がある。この本の30~31頁には、 システム手帳に関する統計が掲載されている。’87年の10月に日本能率協会がとったデータだ。

 それによると、システム手帳のリフィルの利用は、「互換性のある他社製品を利用」37.7%、「リフィルの自作」29.0% についで「雑誌等の折込リフィルを所有」が16.3%で第三位を占めている。

 これは10月に集計された統計なので、おそらくアンケートを採ったのはもっと前だろう。 つまりその年の夏か秋の初めぐらいだと考えると、興味深い。つまり、 そのころは年末年始に限らずに雑誌にリフィルの付録が付いていたと考えられるからだ。この辺は、 当時の雑誌を大宅文庫で見て確認するしか手がない。筆者のおぼろげな記憶によれば、当時は女性誌や一般の雑誌にもそういう付録リフィル (主にお店情報など)が付いていたような気がする。機会があれば確かめてみたい。

 

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2006/04/28

千差万別

 システム手帳は、千差万別である。たとえば、能率手帳やほぼ日手帳、それに超整理手帳は、使われている紙の種類が決まっている。 同じ種類の手帳を使っている人は、誰でも同じ紙質の紙に書いている。紙のサイズも同じだろう。

 だが、これがシステム手帳になると、一つとして同じものはない(ような気がする)。紙の質はリフィルのメーカーによっても違うし、 同じメーカーでも特別薄いタイプや厚いタイプのリフィルを用意していたりする。そして、多くのユーザーは、 複数メーカーのリフィルを使っているだろう。

 また、大きさもまちまちだ。代表的なものだけでも、バイブルサイズ、A5、ミニ6穴がある。 ミニ6穴はメーカーによって若干リフィルのサイズが違うらしい。ここにナローやSDといったサイズが加わる。「システム手帳」という場合、 こういう多様さが含まれているのだ。

 

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2006/04/27

思考は現実化するか?

 思考は現実化するのだろうか。

 成功哲学や自己啓発書の大前提となっているこの考え方は本当なのだろうか。結論から言えば、これは本当だと思える。 以下の2つの例で考えてみよう。

 まず、自分が今手に入れているものやなっている形は、何かしらどこかしら自分がかつて考えたものではないか。 そのディテールは違うかもしれないが、なりたいと思うようになっている人は結構いると思う。

 次に、「そんなこと言ったって、どうせ何をやってもうまくいかないよ」と思っている人の場合。この人もまた、 自分の思考を現実化させていると思える。つまり“何をやってもうまくいかない”という思いが現実化しているのではないかと思うのだ。

 いかがでしょうか。ご意見、ツッコミ、パラドックスがあればその指摘などお待ちしております。

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2006/04/26

締め切りまでの時間をどう使うか

 締め切りまでの時間をどう使うか。これにはふたつの考え方があると思う。ひとつは、A.時間ギリギリまでやること。もう一つは、B. 終了時間を早めに設定し、余裕を持って終わること。

 A.では、文字通り制限時間いっぱいまで作業ができる。これは一種の満足感と言えなくもない。ただ、 ギリギリなので次のスケジュールに影響が出る可能性がある。

 B.は使える時間の正味がA.に比べてやや少ない。作業はタイトになることもあるだろう。だが、 余裕があるので逆にあわてることはないかもしれない。

 ここまで考えると、A.とB.は一長一短のように見える。そしてトータルで考えるとやはりB.の方がいいのではないか。なぜなら、 一日にやる仕事は一つではなく、複数あり、また次から次へと生まれ、あるいは突発的に生まれてくるものだからだ。

 そういう場合、A.のようにどの仕事もつねにギリギリだと、ストレスがたまるはずだ。それは長いスパンで見ると、 能率の低下につながりかねない。だから、どの仕事も制限時間よりも多少早めに終わりの時間を設定しておく。 そのことでトータルでは余裕が生まれる。また前倒しできるものも出てくるだろう。そうなったら、使える時間は増え、 心理的な余裕にもつながるからだ。

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2006/04/25

時系列か優先順位か

 一日のプランをたてるときには、ふたつの方法がある。よく知られているのは、まず作業をリストアップし、 それに優先順位をつけていく方法だ。そして時間軸に沿ってやることを決めるやりかたは、やや原始的な方法として見られている節がある。

 だが後者を、もし優先順位や自分のプライムタイムを考慮しながら完璧にやることができれば、それはそれですばらしいかもしれない。 リストアップしてから優先順位をつけるのは、ある意味二度手間かもしれないからだ。

 この問題についてもひきつづき考えていきたい。結論は保留しておく。

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2006/04/24

薄いリフィルと厚いリフィル

 以前のエントリーで横罫の薄いリフィルを紹介した。そのときは、記入用リフィルは何でも薄い方がいいと考えていたが、 最近は違うと思うようになった。端的に言えば、バインダーに挟まれている期間が短いリフィルは薄くてもいい。 だが一定期間以上挟まれているリフィル、何回も綴じ直すようなリフィルは薄すぎないほうがいい。ある程度耐久性があった方がいいのだ。 普通のメモ用リフィルは特にそうだ。

 スケジュール系のリフィルでいえば、デイリーリフィルは薄い方がいいだろう。 マンスリーはその逆にある程度の厚みがあったほうがいい。

 念のために言えば、リフィルの補強用パッチシートもあるが、あれは普通の厚みがあるリフィル用だろう。

 

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2006/04/23

デイリーリフィルの時間軸

 デイリーリフィルの時間軸は何時から何時までがいいのだろう。これもまた人によるので一概には言えない(※)。もし言えるとすればそれは、「起床から就寝までの時間」ぐらいのことしか言えないだろう。 ただそれはデイリーリフィルを選ぶときの一つの基準になる。

 筆者が欲しいのは、朝5時から夜11時までのメモリが入ったものだ。これならば起きてから寝るまでの時間がフォローされている。 念のために言えば、朝5時~7時までと、夜9時~11時までの記入欄は縦の幅が狭くてもいい。この辺は起床直後と就寝前であり、 私の場合やることは少ないからだ。

※ システム手帳に限らず、手帳を語るとき、とくに人によって違う事柄を語る場合は、 「一概に言えない」としか言えないだろう。「語り得ぬことには沈黙しなければならない」(ヴィトゲンシュタイン)

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2006/04/22

1週間前の手帳を見直してみる

 一週間前の手帳を見直してみよう。そして、現在のスケジュールへどんな影響が出ているのか見てみよう。どこで時間が稼げたか、 そのために効き目があったのは何か。逆に今遅れているのは何で、その原因はなんだったのか。繰り返された過ちは将来にも起こりうる。 そうならないために、どこを失敗したのかチェックするのは意味のあることだと思える。

 リフィルで言えば、1週間前のデイリーやウィークリーは、1週間ぐらいはバインダーからはずさない方がいいかもしれない。 そうすれば、空いた時間に過去の時間の使い方を反省できるからだ。

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2006/04/21

待機中・準備中のネタ

このblog用に以下のネタが待機中・準備中です。もし「これを読みたい」というご希望があれば教えてください。

デイリーリフィルの時間軸

薄いリフィル厚いリフィル

時間の波に乗る

千差万別

(元祖夢手帳)

(バインダーの重さ つづき)

よろしくお願いします。

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2006/04/20

バインダーは開いて整理

 何でもそうだが、収納機能のある道具は整理が必要だ。棚もワードローブもカバンも、システム手帳も。そして、システム手帳の整理は、 思い切ってバインダーからリフィルを全部はずしてやってみてはどうだろうか。

 システム手帳を整理するとき、普通はバインダーの金具は綴じたままであることが多いだろう。不要なリフィルを見つけたときは、 リングを開くだろう。だがいちいち金具を開閉するのはよく考えたら面倒でもあり煩雑でもあると思える。

 いっそのことページを全部バラバラにしたほうが早い。面倒もないし、各リフィルを並列してみられる。 不要なページはどんどん捨てればいいし、今よりも便利な並び方が見つかったらそれを実践するのも簡単だ。 これは他の種類の手帳が逆立ちしてもできないワザだ。

 システム手帳を整理するときは、バインダーを開いてリフィルをすべて取り出してからやろう。一つ注意するとすれば、 風でリフィルが飛ばないように、窓を閉めて行うことだろう。

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2006/04/19

夢手帳と年玉手帳の間

 「夢手帳☆熊谷式」と企業が配布する年玉手帳の間には、意外な共通点がある。どちらも社長、 または社長の意向をくんだ会社の意図によって作られている。 そう考えると、夢手帳☆熊谷式(あるいは「Date your dream手帳」も)はその出自においては、年玉手帳と近いのかもしれない。

 手帳としての形態も中身も違うし、年玉手帳にはつきものの度量衡や本支店の住所電話番号などは、さすがに夢手帳☆熊谷式にはないが。

 ところで、GMOグループやワタミの社員の方は、これらの手帳を使っているのだろうか。この点にはとても興味がある。もし、 両社のどちらかにお勤めの方がいらっしゃったら教えていただきたい。どうぞよろしくお願いします。

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2006/04/18

リフィル見本帳

 システム手帳をずっと使っていると、いろいろなリフィルが手元に残る。そしていつのまにか、 使わないリフィルや忘れられたリフィルが出てくることになる。そうならないためにリフィルのリストを用意するといいかもしれない。

 いやリストというのは面倒だから、各種リフィルの見本を1枚ずつ集めて綴じておくのがよさそうだ。 見本だからホッチキスで留めてもいいだろう。これをたまに見返すことで自分がどんなリフィルを持っているか/使っているかがわかる。 できれば、品番や価格/枚数などもそこに書いておくと便利だ。 スケジュール系のリフィルは毎日眺めているので見本の中に入れなくてもいいだろう。

 私もやってみます。

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2006/04/17

人生は手帳で変わるか

 人生は手帳で変わるのだろうか?

 私は変わった。

  『システム手帳新入門!』(岩波書店)の後書きにも記したように、2003年11月に、 私はそれまでしばらく使っていなかったシステム手帳を引っ越し荷物の中からとりだし、改めて使ってみることにした。 その結果システム手帳の便利さ、おもしろさに気がつき、また新たな発見も多くあった。前掲書の執筆と出版ができたことはかなり大きい。 そのことで、私はいろいろな人と知り合ったし、同書を伊東屋でも扱ってもらえるようになった。

 それまでテクニカルライター専門でやってきた私にすれば、これは人生が大きく変わったことになる。 これからもいろいろな変化があると思う。それを楽しんでいきたい。

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2006/04/16

スケジュールの共有が開く世界

 「10年遅れている?」のエントリーでは、スケジュール管理ツールは人によって求めるものが違うことに触れた。それでも、 デジタルなツールならではの魅力や利便性は、否定しきれるものではない。

 たとえばGoogle Calendarだ。ネットにスケジュールをおきつつ、関連するツールも連動して使える。 しかもアクセスする複数の人が、同じようにツールを使えるのは、手帳や、 PCのPIMとは異なる世界だ。 またきちんと使ったわけではないので正確な評価はできないが、こういうものが標準化された世界は、 ほとんどの人が自分のスケジュールをローカルに管理している現在とは違う次元が開かれるような気がする。

 Googleについて語ろうとすると、ついついGoogle対MSとかWeb2.0とか、柄にもないことを言いたくなるが、 そういうことはまだきちんと考えたことがないので保留しておきます。

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2006/04/15

USB端子付きSDメモリーカード登場

サンディスクからタイトルのような製品が登場しているようだ。

http://dc.watch.impress.co.jp//cda/accessories/2005/02/21/1018.html

もともとSDカードは各種メモリーカードの中でも薄い。つまりシステム手帳に挟むのに向いている。そして上記の製品であれば、 SDカードスロットだけではなくUSB端子でも利用できる。容量も1GBの製品があるらしい。 『システム手帳新入門!』以降、世の中にはスティック状のUSBメモリーが収納できるバインダーも存在するらしい。だが、 このSDカードならば、普通のクリアポケットに十分収納できる。しかも何枚も、だ。

 このカードの信頼性がどの程度のものなのか、また本体を二つ折りにしたときの耐久性などはまだわからない。だが、 軽くて薄いのはシステム手帳には向いている。入手できたら試してみたい。

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2006/04/14

状況は変わる

 状況はいつも変わっている。自分を取り巻く複数の条件は、それぞれ時間の中で変わっていく。まったく変わらないものもなくはないが、 ほとんどのものは変わっていく。

 たとえば、クライアントのニーズだ。もっと分かりやすく言えば、お客さんの気持ちだ。3日前までは、とても必要だと思っていたのに、 今日はいらない。こういうことは普通にあるだろう。その理由は、気持ちが変わったとか、たまたま別の人から3日前にオファーがあり、 そのニーズは満たされたとか、いろいろだろう。だが、いずれにせよ、タイミングが合わなければ、チャンスはつかめない。 逆に言えばチャンスをつかむためには、「思い立ったが吉日」であり「先んずれば人を制す」なのだ。

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10年遅れている?

 最近、目に付いたビジネス書の中に、「手帳でスケジュール管理は10年遅れている」という内容が書いてあった。 手帳はWebで情報を共有できず、複数人が同時に見ることができないために、遅れているのだという。 一部の企業ではそういうこともあるだろうし、グループウェアが標準となっている場合、 手帳は自分のための覚書以上のものではないかもしれない。さてでは、手帳はまったくいらないのかと言えば、そんなことはないと思う。 グループでスケジュールを共有するようなワークスタイルの人ばかりではないからだ。

 また、手帳にはちょっとした覚書や自分だけの注意点などが記入できる。これもネットで共有するスケジューラーにはできないことだ。

 要するにどんなスケジュール管理ツールがいいのかは、人による。Web上で共有できるものがいい人もいるし、 その利用を会社が規定している人もいるだろう。逆にそういうものはまったく不要の人もいるかもしれない。

 システム手帳にしてもそうだ。筆者は、マンスリー、ウィークリー、デイリーと3種類のスケジュール系リフィルを使っているが、 必ず3種類使わなくてはならないわけではない。要するにスケジュール管理のためのツールは、人によって千差万別なのだ。ただ、 筆者はついついシステム手帳がベストという結論から考えてしまう傾向はあるが。

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2006/04/13

手帳でムダに忙しくならない

 最近、ブームの古文書をひもといてわかったことがある。ブームの古文書とは、 『システム手帳新入門!』でも触れたような、当時のアスキーから発刊されていた「システム手帳の~術」といった一連の本だ。 これらの本には、たとえばオリジナルリフィルの作り方がこれでもかと登場する。たとえば、 複数のワープロ専用機を使い分けてオリジナルリフィルを作っている人まで出てくる。

 これは一種のムダな忙しさではないのか。

  『パソコンでムダに忙しくならない50の方法』は、 本来生活や仕事を便利にすべきパソコンにムダな時間をかけていないかという疑問から生まれた本だ。そしてシステム手帳にも、 気をつけないとそのようなことが起こりうる。それが趣味だと割り切っている人はともかく、 仕事を快適かつ能率的にやるためのツールであるはずのシステム手帳にあまり時間をかけるのは本末転倒だ。

 一つだけ付け加えるのなら、整理にある程度時間がかかるのは仕方がない。机やパソコンの中身と同じように、 手帳の中身を整理することは、快適な仕事の環境を作ることでもあるからだ。

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2006/04/12

「すぐできる」のウソ

 「やる気になればすぐできる」とか「その気になればあっという間」というのは、ウソだと思う。それが、たとえば「切手を貼る」とか 「ノートを買う」ぐらいの簡単な作業ならば別だ。だが、「報告書を作る」とか「ちらかった仕事部屋を片づける」などのことだと、「すぐ」 とか「あっという間」というのは、あり得ないだろう。

 「すぐ」「あっという間」は、一面の真実を伝えてはいる。その作業に携わっているときに集中力が発揮されれば、 主観的にはその時間はあっという間かもしれない。だが実際に2時間ほどかかっていたら、それはあっという間ではないだろう。結局、「すぐ」 「あっという間」というのは、自分の思いこみでしかないのだ。

 やる気になろうがなるまいが、やる必要があることは何でも早めにやってしまう方がいい。これも自戒を込めて考えたことである。

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2006/04/11

棚を整理する その2

 棚を整理するために、最初にすべきことは、整理のためのスペース=時間をとることだ。 まず最初に整理のための時間=プランニングの時間を持つ。何時何分から何時何分までと決めて、その時間に整理をじっくり考える。そこでは、 タスクの大きさ(所要時間)と順序(優先順位)を決めるのだ。

 このプロセスがないと、以下の問題点が出てくる。まずとりあえず目に付いたものから棚に入れていくことになる。また、 そうしながらも、棚に入れる順序もどこかで考えている=整理と、順番を考えることを同時にしているため、落ち着かず集中できない。                          こういう状態では、棚は片付かない。

 棚を片づけるためには、どこに何を入れるのか、まずそれをはっきりさせることだ。

 

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2006/04/10

棚を整理する

 棚を整理すると空間が生まれる。棚の中に乱雑につっこまれたものを一度整理し、不要なものは捨てることで、空間が生まれる。

これは、時間にも同じことが言える。手帳のスケジュール欄は予定を入れる棚のようなものだ。ここに、頭の中で考えるだけではなく、 きちんと予定を時間ごとに記入してゆく。これが棚の整理だ。考えているだけの混沌とした状態では、単に「あれもやりたいこれもやりたい」 だったり、特定の時間帯にやるべきことを2つ想定していたり、それを自分で忘れていたりするものだ。

 そうではなく、入れるものの大きさ(所要時間)を計って、棚に順番に入れてゆく(計画し、実行する)。そのことで、 手帳のスケジュール欄という棚には、余裕が出てくるはずだ。

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2006/04/09

トラックバック一時受付中止しています

 トラックバックの受付を一時中止しています。非常に残念なことなのですが、最近あまりにもスパムが多いので。 またニフティ側のシステム変更によってコメントをつけるのも手順が煩雑になっているようです。コメントしていただく方には負担をかけますが、 どうぞよろしくお願いします。

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2006/04/08

時間軸にカードを

 システム手帳のリフィルは、カードとしての特徴も持っていることは 『システム手帳新入門!』でも触れたとおりだ。そして、手帳のページをめくる構造は、時間軸を模倣している。 これも先のエントリーで書いた。 そしてこのふたつのことから以下のことがわかる。

 つまり、システム手帳においては、時間軸を模倣する構造の中に、カード的にリフィルを挟むことができるのだ。具体的に言えば、 見開き1日のデイリーリフィル2枚の間に、その日の仕事の細かな段取りなどを書いたリフィルを挟むことができる。これもまた、 他の手帳にはない特徴だ。ふせんだと貼った部分が見えなくなる。またはがれる可能性もあるし、保存には不向きだ。だが、リフィルならば、 めくればいい。保存も簡単だ。

 このように、時間軸を模倣したページをめくる構造の中に、カードを挟むようにリフィルを挟むことができるのも、 システム手帳ならではのことである。

 

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2006/04/07

幸運を捕まえるためには

 幸運を捕まえるためには、どうすればいいだろうか。考えうる対策の一つは、ふだんからスケジュールを整理し、 時間に余裕を持っておくことだ。また、時間の調整に応じてくれるような人間関係を培っておくことだ。

 そうするとある日突然幸運が舞い込んできたときも、あわてず対処できる。たとえば、大きな仕事のチャンスが来たとき、 キーマンと知り合えそうなときにも、スケジュールを調整し、仕事の権限を誰かに委譲して対応できる。

 これがいつもいっぱいいっぱいのスケジュールで、人間関係も出来ていなかったら、チャンスはとらえられない。 仮にそのチャンスをとらえたとしても、今度は今関わっている仕事や、職場での関係が犠牲になる。その結果、 せっかく捕まえたチャンスも十分に生かせない可能性が出てくる。

 チャンスを捕まえ、それを生かすためには、それがいつ来てもいいようにスケジュールを整理しておくといい。

 アラン・ケイのひそみにならって言えば、「幸運を捕まえる方法はそれを発明してしまうことだ」となるかもしれない。 こっちも真実かもしれない。

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元祖夢手帳?

 夢手帳の元祖みたいな手帳を入手した。とても大きく、本当にノートパソコンぐらいのサイズがある。 バインダーもリフィルのデザインもとても興味深い。良くも悪くも原型としての荒削りな魅力にあふれている。 近日中にこのblogで公開します。何回かにわたってレビューするかもしれません。どうぞお楽しみに。

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2006/04/06

目的と手段

 かつてシステム手帳は、目的だった。それを手に入れることが目的だった。'80年代のブーム当時は、 伊東屋のバックオーダーリストに名前を連ねてファイロファックスを購入することがあこがれであり夢であり、 購入できればそれは一つの目的の達成であったと思われる。

 今は違う。今はシステム手帳の購入は手段になっている。特に、 フランクリンプランナーや夢手帳☆熊谷式といった目標実現系の手帳の購入は、夢や目標の実現をするための手段を手に入れることだ。もちろん、 買っただけで満足してしまう人もいるだろう。お金を払うことは、それだけで一つの達成感のある行為だからだ。

 ともあれ、'80年代のブーム当時と'06年の現在とでは、こういう違いがあるように思える。

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2006/04/05

新リフィル通信 その9

 今回紹介するのは、デイリースケジュールリフィルだ。

レイメイ藤井の 「フリーデイリースケジュール DR17」(13週分 892円)である。 このリフィルは、「Date your dream手帳」のセットに含まれているものと同じものだ。以下に簡単に特徴を紹介する。 Image1

 まず、リフィルの色はクリーム色で目に優しい。また紙も薄いタイプを使っており、かさばらない。 特にリング径の小さなバインダーを使っている人にはうれしいだろう。さらにいえば、薄型のバインダーでもめくりやすいように、 リフィルの左端から穴の部分までの長さがやや短い。

 デイリーリフィルとしては、見開き1日のタイプになる。左ページがスケジュール欄、右ページがメモ欄だ。スケジュール欄の時間は、 8時から23時まで。それ以前とそれ以後も1時間分の記入欄がある。さらにスケジュール欄のすぐ横にもメモ欄が用意されている。ここは、 予定の細かな内容などを書くのに便利だ。

(スキャン画像は参考程度にご覧ください。あまり厳密にとっていないので)

 左ページは、上3/5が5ミリ方眼のメモ欄、下2/5が6ミリ罫のDIARY欄になっている。

 上述したようにこのリフィルは既存の手帳セットの分売パーツだが、ふ つうのデイリーとしても使える。特に、 時間記入欄の幅が大きいので記入がしやすい。

 価格もさほど高くない。年末に1年分のデイリーリフィルを買うことを思えば、 3ヶ月分のリフィルが900円弱で購入できるのは高くないと思う。

 日付は自分で記入するタイプだ。いつからでも使える点は、日付が記入されたリフィルにはないメリットだと言える。

 

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2006/04/04

システム手帳の特徴:軸の設定が自由

 手帳における軸=時間軸は、そのタイプによって決まっている。綴じ手帳は、めくる構造が時間軸を模倣している。 システム手帳もそうだ。このめくる構造を持った手帳でも、その中の各ページの記入欄に、時間軸を印刷することで、 めくる構造とは別の軸を設けることができる。たとえば能率手帳ならば、見開き1週間の各日に記された時間軸がそれだ。

 システム手帳もまたしかりである。デイリーのリフィルには一日の時間軸が朝から夜まで記されている。 バーティカルタイプのウィークリーリフィルには、一週間の月曜から日曜までの時間軸がそれぞれ記されている。

 そしてシステム手帳では、リフィルの選択によって、めくる構造とは別の時間軸の設定が自由にできる。 これもまた他のタイプの手帳にはない、システム手帳ならではの特徴である。

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2006/04/03

不確定要素の計算

 予定には不確定要素がつきものだ。それといかにつきあうかで、予定がどうこなせるかが決まってくる。不確定要素は、 予定の消化の阻害要因となるものだ。それはたとえば自分の健康の悪化(急に熱が出た)、やるべきことを忘れる (タスクリストのリストアップが不完全)、何らかの遅延(必要なものが到着しない)などだろうか。 これらの要素が複雑に重なり合って起こることとどう折り合いをつけていくか、またそれを織り込み済みにした計画をいかに立てるか、 あるいはそういう可能性をいかに回避するか。これが完全な計画のコツなどだと思える。私もまだ修行中です。

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2006/04/02

というわけでネタでした

 というわけで、↓のネタ、楽しんでいただけましたでしょうか。ほとんどリサーチしないで書き、 またimpressあたりもチェックしなかったのでネタのかぶりなどが心配でしたが、それは杞憂に終わったようです。 年に一回ぐらいはこの手のネタをやりますので、どうぞよろしくお願いします。

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2006/04/01

次世代デジアナ手帳発表!

 

以下は、エイプリルフール用のネタです。 またコンセプトが似た商品があっても気のせいなので関係者は気にしないでください。

 


 

掲載期間 4月1日

 カタナジャパン(東京都渋谷区)では、 舘神龍彦氏を社長に迎え、 次世代デジアナ手帳の開発に着手すると発表した。

 カタナは、フィンランドに本社を構えるIT企業。カタナペンは、外見はふつうのボールペンだが、 手書きイメージをデジタルデータに変換する機能がある。

 その原理は、GPS(Global Positioning System)による。 ペンに内蔵されたGPSシステムによって、 地球上におけるペンの絶対座標軸を算出し移動の軌跡を連続的なイメージのデータとして記録。 ペンで手書きしたものをデジタルデータに変換するシステムを持っている。軌跡データはペン本体に蓄積された後、 パソコンに転送することで表示、保存ができる。転送には、Bluetoothまたは専用のUSBケーブルを使う。

 「ペンさえあれば特別の紙でなくても利用できる。他社が未開拓のコンシューマ市場で、 手帳とのコラボシステムを1年以内に開発・販売します」(舘神氏)。

 手書きデジタルペンの市場は、これまでBtoBが中心であり、一般消費者向けに成功した商品はなかった。 また、手帳もこのところブームになっている。それだけに、カタナジャパンの発表の行く末が注目される。

 


 

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