使い方プレインストール手帳
夢手帳☆クマガイ式につづいて、ワタミ社長渡邊美樹氏がプロデュースする手帳も発売になっていることは、手帳について関心の高い皆さんならばすでにご存じだろう。特に後者は、オリジナルのリフィルに、バインダーがセットになっている。
これはパソコンにたとえば、各種ソフトがプレインストールされたオールインワンのWindowsパソコンのようなものだ。
Windows3.1時代のパソコンは、今で言う自作パソコンにかなり近かった。その機種にあったハードディスクを組み込み、OSをインストールし、ソフトをインストールしてやっと使えるようになったのだ。だから、Windows95登場直後によくあった、OSもソフトもプレインストールされたパソコンは、その手軽さも会って歓迎された。
現在の市販のシステム手帳は、実はこのWindows3.1パソコンに近い。特にバインダーだけのタイプは、「OSとソフト=リフィルは自由に選んでください」という形で自由度が高い。互換性のあるものならばどれでも使えるというわけだ。反面、使い方などはユーザーの知識と工夫、あるいは勉強が必要になる(その一助として『システム手帳新入門!』もあるわけだが)。
ところが、渡邊美樹氏の手帳は、使用方法や目的がはっきりしているし、別途書籍の形で使い方マニュアルも提供されている。これは、Windows95が登場した当時のオールインパソコンに考え方がかなり似ている。
つまり、ハードウェアとソフトウェアを同時に提供することで、この種の手帳は、使い方まで含めた、敷居の低いシステム手帳となっているわけだ。
もちろん、『システム手帳新入門!』でも紹介したように、バインダーとリフィルのセットは、それまでもあった。ただ、渡邊美樹氏の手帳のように、強いメッセージ性を伴った商品はそれまでなかった。このメッセージ性が、マニュアルなしで使うにはやや難解なシステム手帳の敷居の高さを緩和することに結果として成功しているのではないか。私はそんな風に感じている。
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