アナログをデジタルで補完する
「知的生産の技術」以来、「一冊の手帳で夢は必ずかなう」に至るまで、情報カードシステムの基本は、1カード1件だった。
この原則があるから、カードはカードとして機能する。それは、情報にカード1枚という物理的な単位を与えることである。
それゆえ、カードは別のカードと組み合わせることができる。またカード間の関連なども見えてくる(この辺のことは『発想法』に詳しい)。
反面、1カード1枚の原則には限界もある。他と関係ないカードや記入量がすくないカードは、いつまでも放置されたりする。これらのカードは、どこか中途半端な存在としてカードボックスに残る。システム手帳のリフィルだともっと邪険に扱われる。リング径が決まっているから、記入量が少ないリフィルは、手帳の厚みをいたずらに増す原因と思われてしまうのだ(それがたった1枚であっても!)。
だがしかし、システム手帳やカードにこだわらなければ、この問題はたやすく解決する。パソコンのファイルとして保存すればいいのだ。パソコンのファイルは、情報カードやリフィルのような物理的な面積の制限はない。5文字でも500字でもおなじひとつのファイルとして保存できる。
いつも参照できないもどかしさはあるが、これはその種のファイルをまとめて一つのフォルダに保存しておくぐらいしか手がなさそうだ。
この問題はシステム手帳やカードでは解決しないという人は、システム手帳やカードに過大な期待をしているといえる。
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