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2005年8月

2005/08/27

紙のデータベースの時代

 ブーム当時のシステム手帳の本を見ると、こんな記述がある。曰く「ファイロファクスは驚くべき数のリフィルをそろえていて、リフィルを基準にして何でも記録できるシステムが作られている」。たとえばそれは顧客管理簿であり、従業員のプロフィール記録であるわけだ。

 現代ではこの種のリフィルはほぼ必要ないと言える。こういうデータベース的なものは、完全にコンピューターの管轄になってしまったからだ。ハードディスクに蓄積され、ネットワークで共有されることで、これらのデータは、一個人が持っていた時代とはくらべものにならないほどの可能性を生み出している。

 さらに言えば、近年のネットワークインフラの発達によって、デジタルデータはユビキタス性を手に入れた。見る場所を問わずにデータが閲覧できる。これは紙ベースの情報蓄積ではなしえなかった特性である。

 ただ、蓄積したものの流出に対する懸念は昔からあり、それがようやく個人情報保護法という形で定着しつつあるわけだが。

 ともあれ、紙のカードのデータベースに情報を蓄積する時代は、すでに終わっている。そういう現代においてのシステム手帳の役割を、私はこのblogを通じてひきつづき考えていこうと思う。

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2005/08/22

一本のペンで夢は必ずかなう?

 手帳にとってペンは大切だ。 書き心地がよければ、手帳に記入するのが楽しくなる。だから積極的に記入したくなるし、 なんでも書きたくなる。逆に書き心地がわるければ、必要最低限のことしか記入しなくなる。  メモは、 イマジネーションを実現するためのもっとも最初の段階だと考えられる。ペンで書くことが多ければ、実現することも多いはずだ。であるならば、 メモするためのもう一方の手段であるペンは、手帳と同じかそれ以上に大切なアイテムだ。だから書き心地や使い勝手は重要なのだ。  そして最近購入したのがこのペンだ。 OHTOのこのモデルは、いわゆるマルチペンの一種で、2色のボールペン+シャープペンという構成になっている。私が気に入ったのは、 ボールペン部分の書き心地だ。ペン先が細いためか、文字が細かく書けるのだ。  バイブルサイズのリフィルに限らず、 手帳の紙面の絶対的面積は、そう大きくない。だから、そこに書く文字は細かい方がいい。このペンはその条件を満たしている。 また赤ボールペンとシャープもついている。これは気に入った。これで1575円(税込み)ならば安いものである。 もしマルチペンを探している人がいたら、文具店の店頭で試してみる価値はあるだろう。 P.S. ちなみに上記のリンクは、 単なるOHTOのページです。アフィリエイトではないのでご安心ください。世の中にはどうも勘違いしている人がいて、 本の中で商品を紹介しただけで、自分のWebで「商売に走りすぎている」などと批判したりしますが、『システム手帳新入門!』 に商品を紹介したからと行って、別にメーカーから金品がもらえたことはないです。まあ、岩波書店という発行元の性格を知らないから、 思いこみだけでそういうことを書けるのだと思いますが。

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2005/08/06

ドラッグとしての成功本

 このエントリーは、いったん削除します。同様の内容の記事は、 「システム手帳の極意」(技術評論社)の210ページのコラム「手帳で夢をかなえるためにかんがえておきたいこと」 としてまとめてあります。そちらをご参照ください。よろしくお願いします。

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2005/08/02

新リフィル通信 その4

 リフィルとしてのクリアポケットにはいろいろな製品がある。大型でファスナー付きのものや、薄型のものなどいろいろだ。その中で、 「仕切り付きクリアポケット」(Bindex No.665 315円)は、以下の2つの点で好ましい。  一つは、サイズだ。ふつうの記入用リフィルのサイズは、95㎜×171㎜。この製品はそれより一回りほど大きいだけ。 全体的に小型なのだ。リング径の小さなバインダーや、ジャストリフィルサイズのバインダーでも違和感なく利用できる。 もう一つは、 その構造だ。ポケット内部にしきりがあり、事実上2つのポケットとして利用できるのだ。たとえば、紙類とメモリーカードとか、 領収書とメモとか、ふつうならばクリアポケットを二つ使わなければうまく収まらないものを同時に収納するのに向いている。  サイズといい構造といい、このクリアポケットは、特にリング径が小さなバインダーの利用者にお勧めだ。

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