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2004/12/21

紙の瞬発力、デジタルの瞬発力

 アイデアを書き留めるにはメモを使う。そしてメモをとるのには、紙とデジタルの2種類の方法がある。前者は手帳やメモ帳、後者はノートパソコンやPDAだ。
紙とデジタルにはそれぞれ別の種類の瞬発力が備わっている。それを考察しよう。

 紙の瞬発力とは即座に記入できることだ。
 手帳、メモ帳を筆記具とともに常に携帯しておけば、いつでもメモがとれる。文字だけでなく簡単な図もフリーハンドで記しておける。パソコンやPDAのように、電源を入れてソフトを起動してといった手間なく、思いついた次の瞬間に即座にメモがとれるのは、紙ならではのメリットだ。キーボードからのタイプによる高速入力などは望むべくもないが、誤変換などになやまされることがないのもいい。もっとも、慣れないうちは、漢字がわからず不本意なままひらがなで書くこともあるが。
 ただ、不思議なことに手書きを続け、私は手帳を使い続けるうちに、忘れていたはずの漢字も書けるようになっていったこともつけくわえておきたい。

 デジタルにも瞬発力がある。それは、メールなどによる伝達と送信だ。入力の準備こそ手間がかかるが、パソコンやPDAに入力した情報は、通信回線やデータ通信カードなどが装着されていれば、離れた場所にいる第三者に即座に送信できる。こればかりは紙が逆立ちしても絶対にできない。
 タイピングのスキルがあれば、入力もそれなりに早い。IMEの辞書をきちんと育てておけば(学習機能を使ったり、単語登録をしたり)、入力に伴う誤変換などは最小限になるだろう。ただ、PDAの場合、特に最近の機種は入力しやすいフルキーボードを持った機種が少ない。確かにSONYのクリエにもSHARPのザウルスにもキーボードはあるが、あれで快適に入力できるとは思えない。せめてかつてのモバイルギア/モバイルギア2(NEC)とはいわないまでも、シグマリオン(NTTDoCoMo)程度のサイズを持ったキーボードが欲しいところだ。

 このようにメモ一つとっても、紙とデジタルはメリットが異なるのだ。

 というわけで、今回はお二人の方から要望があった「I 紙の瞬発力、デジタルの瞬発力」について書いてみました。次回は、時期的に今やらないとマズイであろう、「E ウィークリーリフィルの考察」をやります。お楽しみに。

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コメント

自分の使い方、考え方とは異なる部分が多く、
参考になりました
僕はある意味その瞬発力の構成が逆かもしれません

まず、とっさのメモはデジタルです
ケータイの機能を使ったり、CLIEのボイスメモを使い分けています

また、急ぎの伝達の意味では紙を使うシーンが多いです
その場の相手に自分のイメージを伝えたい場合は
その辺の紙になぐり書きして、『これこれ』ってやりますし
急ぎの用件を離れた相手に伝える場合も、
手書きでFAXの方が緊急感が演出できる気もします

メモ、と一言で言ってしまうと様々なケースが混在してしまうのですが
どうも僕の場合は、『記録にはデジタル』『考えながら書き付ける時は紙』という使い分けのようです

次回以降も楽しみにしております

投稿: 章仁(pocketbook) | 2004/12/22 23:48

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